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ローンはかしこく使えば困った時の強い味方

ローンとは?

ローンは、突然の出費が発生したときやまとまった費用が必要なときに役立つ、お金の調達方法のひとつです。金融機関などから必要な金額を借り、後から少しずつ返済していきます。

ローンの種類

ローンと一口に言っても、目的が決まっているものから自由な用途で借りられるものまで様々な種類があり、自身の条件や目的に合ったものを選ぶことが大切です。
代表的なローンには次のようなものがあります。

住宅ローン

住宅の購入や改築のためのローンです。新築だけでなく、中古の住宅や、住宅のための土地の購入にも利用できます。安定した勤労収入があることが大きな要件となります。

教育ローン

入学金や授業料といった教育資金の支払い時に借り入れられるローンです。高校や大学(院)の学費をはじめ、留学の費用などにも利用ができます。

自動車ローン

車を購入する際に利用するローンです。金融機関やディーラーなどからお金を借り入れ、後から分割で車両代金を支払います。

カードローン

決められた限度額の範囲であれば、自由な用途で何度でも借り入れや返済を行うことのできるローンです。担保が不要なことが多いのも特徴です。

金利はどうやって決まるの?

金利が決まる条件の例

使いみち

限定された使いみちのローンは金利が低く、自由な使いみちのローンは金利が高くなります。

担保の有無

担保があるほうが金利が低く、担保がないほうが金利が高くなります。

利用者の信用度

以前の利用実績などを考慮し、信用度が高いと判断されるほど金利は低くなります。

金利の分布図

Aキャッシング

クレジットカードを使って、利用限度額までATMなどから現金を引き出せる機能。利用のハードルは低い一方、金利は高めです。

Bカードローン

決められた限度額まで、使いみちを限定せず何度でも借り入れができるローン。金利は3〜15%程度とまちまちです。

C住宅ローン

住宅の購入やリフォームのためのローン。一定期間ごとに金利の変化する「変動金利型」、完済まで金利が一定の「固定金利型」、一定期間だけ金利が固定される「固定期間選択型」の3種類があり、一般に変動金利型が最も低金利です。

D/E教育ローン/自動車ローン

教育資金や自動車購入費など、用途の限定されたローン。一般的に、使いみちを限定されないカードローンに比べ金利は低めです。

お金はどこから借りるの?

ローンの取り扱いをしている主な事業者としては、銀行等の金融機関・信販会社・消費者金融などがあります。それぞれの特徴やメリットを知っておきましょう。

銀行・信託銀行

銀行等の金融機関では、住宅ローン・自動車ローンといった目的の決まったローンや、自由な用途に使えるカードローンなど様々なローン商品を扱っています。

信販会社

信販会社とは、クレジットカードやローンなどの販売信用取引を行う会社のこと。多くの場合、クレジットカードの発行やカードローンのサービスも扱っています。

消費者金融

消費者金融とは、一般の個人に対して貸付を行なう業者のこと。主にカードローンに特化したサービスを提供しています。

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