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デンタルローンは学生でも使える?審査基準や歯科矯正費用についても解説

高額な歯科矯正費用を学生が自腹で支払うのは難しいことが多いでしょう。治療をしたくても諦めたり、先延ばしにしてしまうこともあるかもしれませんが、歯科矯正は始めるのが早ければ早いほどメリットが多くなります。

この記事では、歯科矯正を考える学生なら必見の矯正治療に関する予備知識や、手持ちがないときに便利な「デンタルローン」の審査基準と利用する場合のポイントを解説していきます。

学生のうちに歯科矯正するメリットとは

歯科矯正を学生のうちに始めれば、以下のようなメリットがあります。

  • 歯並びが整い、口元に自信が持てる
  • 社会人より通院の時間がとりやすい
  • 社会人になる前に矯正治療が終了する
  • 骨の代謝がよく歯が動きやすい
  • 虫歯、歯肉炎、歯周病、口臭予防 
    など

学生のうちに矯正を開始すれば、社会人になる前に歯並びを改善することができ、口元に自信を持って社会生活を送ることができるでしょう。

また時間の融通が利きやすい学生のうちに矯正をすることで、適切な間隔で順調に治療を進めることができ、社会人から始めるよりも矯正期間を短縮できる可能性があります。

歯科矯正は身体の代謝作用を利用して進めていくものであるため、若いうちに治療を始めればそのぶん歯が動きやすいといえます。

正しい歯並びになることで、磨き残しが減り、虫歯や歯周病などの口内トラブルを予防して、早くから健康な歯を手に入れることができるのも大きなメリットです。

学生のうちに歯科矯正するデメリット

歯科矯正を行う場合、学生にとってデメリットとなるのは以下のような点です。

  • 装置によって見た目が気になる
  • 装置によって痛みがある
  • 費用の心配がある 
    など

矯正をすると、装置の種類によっては口を開いたときにワイヤーなどが目立ってしまいます。口元が気になる場合は目立たない装置や透明のマウスピースにすることも可能ですが、目立たない仕様のものは料金が高くなる傾向があります。

また個人差はありますが、ワイヤーを初めて装着したときや、装置の調整をする度に一時的に痛みを感じる場合があります。生活に支障が出る可能性もあるため注意しましょう。

歯科矯正は高額なため、アルバイト代や貯蓄からまかなえるかといった費用面での心配もあります。親からの援助を受けることが難しい場合は、少しでも費用を抑えられる矯正方法や支払い方法を選択し、計画的に費用を準備しましょう。

全体の歯科矯正には100万円程度かかる

矯正方法費用の目安
表側ワイヤー 全体60万~100万円
裏側ワイヤー 全体100万~150万円
マウスピース 全体80万~120万円

矯正料金は、治療方法によって前後します。

全体矯正で最も費用を抑えられるのは表側ワイヤー矯正です。表側ワイヤー矯正は、歯の表側に装置を装着する最もスタンダードな方法になります。

裏側ワイヤー矯正は、歯の裏側に装置を装着するため、矯正をしていることがわかりにくい方法です。しかし、表側よりも高度な技術が必要となるため、料金は高くなる傾向にあります。

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを装着するため目立ちにくく、取り外しができるため食事や歯磨きがしやすいというメリットがあります。一方で、大きな歯の移動は不得意であるため、症例によっては対応できない場合があります。

全体矯正はおよそ60万円以上と高額であるため、予算的に厳しい場合は部分矯正を検討するのもひとつです。学生のうちに前歯など気になる部分の矯正を始め、お金が貯まってから全体矯正を開始する人も少なくありません。部分矯正を希望する場合は医師に相談してみましょう。

歯科矯正費用が高額な理由

歯科矯正の費用は約100万円前後と、なぜここまで高額なのでしょうか。その理由を詳しくみていきましょう。

保険適用外の自由診療だから

治療費は、病気を治す目的でない限り保険適用にはなりません。

美容や予防が目的の治療は自由診療となることから、見た目を整える要素が大きい歯科矯正は、一部の症例を除き基本的に保険適用外で全額自己負担となってしまいます。

一方、保険診療は治療方法などに制限があるのに対し、自由診療は検査方法や治療方法、使用する薬剤などに制限がないため、患者の希望に沿った納得のいく治療ができるという側面もあります。

材料費や技術料が高いから

矯正歯科で使われているワイヤーやブラケット、マウスピースなどは特殊な素材が使われます。この素材自体が高価でかつ緻密に作られていることから、材料費が高くなっています。

また、矯正治療に特化した専門の歯科医師が治療を行うため、技術料が高いのも大きな理由のひとつです。

治療期間が長く定期的な通院が必要だから

矯正方法治療期間の目安通院の目安
表側ワイヤー 全体1〜3年程度1ヵ月に1回
裏側ワイヤー 全体2〜3年程度1ヵ月に1回
マウスピース 全体1〜3年程度1~3ヵ月に1回

全体矯正の治療期間は、年単位となり長期にわたります。

矯正を開始するとメンテナンスのために定期的な通院が必要で、その都度「処置料」がかかります。

クリニックによって処置料は異なりますが、3,000円から10,000円程度が一般的です。この金額を1〜3年程の間毎月のように支払うとなると、それだけでも高額になります。

矯正費用は歯科医院ごとに異なる

自由診療である矯正費用は、保険診療とは異なりクリニックが自由に料金を設定することができます。

ただし、エリアによっておおよその料金相場があり、土地や人件費の高い都心部は地方に比べ料金も高い傾向があります。通院しやすい範囲で、料金相場が低めのエリアがあるかリサーチしてみるのもおすすめです。

費用だけでなく料金システムも要チェック!

矯正料金のシステムは、主に「トータルフィー制」、「処置別払い制」があります。それぞれにメリット・デメリットがありますので、状況に合った料金システムを選びましょう。

すべての料金を事前に支払う「トータルフィー制」

トータルフィー制(総額制)とは、提示された治療費の総額を事前にまとめて支払う方法です。

治療前にまとまったお金が必要になりますが、基本的に追加料金がかからず、通院のたびに処置料を支払う必要がありません。治療期間が長引いてしまっても追加料金がかからないため、最終的には処置別払い制より安く済むこともあります。

ただし、提示された料金内容はクリニックによって異なるため、どこまでがトータルフィーに含まれているのか、あらかじめ確認しておく必要があります。

処置費用などをその都度払う「処置別払い制」

トータルフィーのように、一度に高額な費用を支払わなくて済むのは処置別払い制のメリットです。

ただし、通院のたびに処置料を支払う必要があり、治療が長引くとそのぶん費用がかさんでしまうデメリットがあります。

デンタルローンを使えば手持ちの資金がなくても治療が受けられる

デンタルローンとは、歯科治療に特化したローンで高額な歯科矯正にも便利です。
歯科医院が信販会社と提携しているほか、銀行でも目的別ローンとして扱っている場合があります。

手持ちがない場合でも、審査に通りさえすればすぐに歯科矯正を始めることができます。またデンタルローンは使途がはっきりしていることから、フリーローンやカードローンよりも金利が低めであるのも魅力です。しかし、そのぶん審査は厳しめで誰しもが利用できるとは限りません。

最大分割回数はローン会社によって異なりますが、60回や100回などがあり、60回払いにした場合は、下記のシュミレーションのように毎月1万円台の返済に収めることも可能です。

借入額:100万円
金利:5%
分割回数:60回

毎月の支払額返済総額
18,871円1,132,260円

学生でもデンタルローンを使える?

ローンの融資基準は銀行や信販会社によって異なりますが、一般的に銀行のローンは審査が厳しいため、学生の場合は信販会社提携ローンの方が利用できる可能性が高くなります。

申し込みの条件としては、成人(18歳以上)であること、アルバイトの安定した収入があることが挙げられます。
信販会社によっては連帯保証人が必要となることもあります。なお、未成年の場合は本人名義では申し込むことができないため、親名義での申し込みになります。

デンタルローンの審査基準とは

次にデンタルローンの審査基準について詳しくみていきましょう。審査は主に①「申込者の属性」と②「信用情報と借入状況」をもとに行われます。

審査基準①申込者の属性

ローン審査における「属性」とは、申込者の経済的・社会的な状況のことをいいます。銀行や信販会社はこの属性を審査し、返済能力があるかを判断しています。

属性調査は次のような項目をもとに行われます。

  • 年収
  • 職業
  • 勤務年数
  • 雇用形態
  • 年齢
  • 家族構成

属性は、融資の可否だけでなく借入限度額や金利にも影響を及ぼします。

ポイントとなるのは「安定した収入があるか」という点です。パートやアルバイトよりも正社員や公務員、転職回数が少なく勤続年数が長いほど有利になる可能性があります。

学生の場合は家族の属性、返済能力についても重視されることに注意しましょう。

審査基準②信用情報と借入状況

現在までのクレジットカード利用状況やローンの支払い状況など、金銭に関する取引の履歴は、すべて金融機関に蓄積されています。これを「信用情報」といい、ローン審査において重要なポイントとなります。

クレジットカード利用料金の延滞や、携帯電話の料金未払いによる解約、ローンの滞納、過去に債務整理を行ったなどの情報があると、返済能力が低いと判断され審査の上で不利になります。

学生ローンやカードローンなどの借入、エステや脱毛などのローン契約がある場合は、可能であれば完済してから申し込むのがおすすめです。

過去に気になる履歴がある場合は、信用情報機関に開示請求し、履歴を把握しておきましょう。

学生のうちに自腹で歯科矯正するならデンタルローンも検討してみよう

早めに歯科矯正を開始したいけれど手持ちがないといった場合は、デンタルローンを利用するのもひとつの手です。

銀行のローンは学生が利用するのは難しいかもしれませんが、信販会社ローンよりも低金利で借入できる場合があります。社会人になってから矯正を始めるのであれば、銀行の低金利なローンを探してみましょう。

ただし、歯科矯正に使えるローンを扱っている銀行は少ないため、フリーローンやカードローンも合わせて探すのがベスト。数ある銀行から希望のローンを探したいときは「クラウドローンの活用をおすすめします。

クラウドローンは、お金を借りたい個人と、融資をしたい銀行のマッチングサービスを提供しています。

簡単な登録をするだけで複数の銀行から希望のローン提案を受けることができますので、複数のプランを比較し、自分にぴったりのローンを選べます。

歯科矯正は学生から始めても決して遅くはありません。状況に合った支払い方法や信頼できるクリニックを選び、美しく健康的な歯並びを手に入れましょう。


POINT

「どの銀行が融資をしてくれるか分からない」をクラウドローンが解決

クラウドローン(https://pre.crowdloan.jp/)は、個人が銀行から低金利でマイカーローン、教育ローンなどの融資を受けられる国内唯一のプラットフォームです。
融資の目的や時期、金額などをクラウドローンに登録すると、各銀行が融資可能な金額や金利のプランの直接提案してくれます。時間と労力をかけずに複数の銀行からより条件のよい融資を見つけることができます。

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