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犬を飼うにはいくらかかるの?犬と暮らすために必要な費用の内訳をわかりやすく解説!

初めて犬を飼いたいと考えている人の中には、これからどのくらいの費用がかかるのかが想像できず、二の足を踏んでいる方も多いでしょう。そこで今回は、犬を飼うには生涯いくらかかるのかを説明し、かかる費用の内訳を初期費用と毎月かかる費用、医療費に分けてわかりやすく解説します。さらに、犬を飼う費用負担を抑える方法を合わせて紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。

犬の生涯費用の平均は250万円程度

初期費用毎年必要な費用生涯費用
小型犬6.5万~7.5万円程度10万円程度約140万円
中型犬7.5万~9万円程度15万円程度約220万円
大型犬9万~10万円程度20万円程度約260万円

一般社団法人ペットフード協会の「令和4年(2022年)全国犬猫飼育実態調査」によれば、犬の平均的な寿命である約15年間にかかる生涯費用は約250万円程度。ただし、実際にかかる費用は犬種や大きさ、飼育環境によって異なります。さらに、突発的な医療費やペットホテル、レジャーなどの臨時費用も加算されます。

<新しく犬を飼うなら別途初期費用も必要>

新しく犬を飼い始める際には、ペットグッズの購入費や予防接種、去勢・避妊手術費用を含む初期費用も必要です。また、ペットショップやブリーダーで犬を購入する場合は数十万円程度の生体費用もかかるため、上記の初期費用と合わせて約40万円程度の資金を準備しておくと安心です。なお、譲渡会などで犬を譲り受ける場合の生体費用は、基本的に無料です。

犬種や大きさによっては生涯300万円以上かかる

場合によっては、犬にかかる生涯費用が300万円以上になることも珍しくありません。毎月の食費は、犬が食べる量だけでなく、与えるドッグフードのグレードにも左右されます。また、寒暖差に敏感な犬種の場合には、通常よりも多くの冷暖房費がかかることがあるなど、犬種ごとに異なる特性によって生じる費用はさまざまです。

<世界一小さな犬のチワワでもお金はかかる>

世界一小さな犬として知られるチワワでも、平均して225万円以上の生涯費用が必要と言われています。食べる量は少ないかもしれませんが、特定のドッグフードにこだわる、防寒対策のための洋服、トリミング代など、チワワを健康で快適に育てるために必要な費用が発生します。

医療やサービスの利用頻度によっては高額になることも

トリミングやペットホテル、レジャーを楽しむ頻度や受けるサービスの質によっては、犬の生涯費用が500万円以上に達する可能性もあります。また、動物病院は自由診療制度であり、手術や入院が必要になると高額な医療費がかかることもあります。

犬を飼うために必要な初期費用の内訳は?

かわいい犬を家族の一員として迎え、末永く暮らしていくためには、さまざまな費用がかかります。犬を飼うためには、生体購入費用とは別に初期費用として、平均で6.5~10万円程度の準備が必要です。

初期費用①犬を飼う前に準備するもの/3~4万円

初めて犬を飼い始める際には、まず健康的かつ快適に暮らすために、下記に示すようなドッグフードやペット用品を準備し、犬を迎える環境を整えます。

下記の費用の総額は、小型犬で平均2万円程度、大型犬では平均4万円程度かかります。サークルやケージ、キャリーにかかる費用が最も大きく、約16,000円程度です。その他のグッズは、それぞれ1,500~3,000円程度の商品がほとんどです。

  • ドッグフード・おやつ
  • お散歩グッズ(リード・首輪・ハーネスなど)
  • サークル・ケージ・キャリーなど
  • トイレトレー・トイレシーツ
  • 食器類(フード用・水用)
  • おもちゃ
  • ケア用品(爪切り・コーム・デンタルケア用品など)

初期費用②犬を飼う際にかかる費用

これから大事な家族の一員となる犬の健康と安全を守るためには、次のような費用が必ずかかります。

費用相場
犬の購入費用犬種による
マイクロチップ装着費用約3,000~10,000円
畜犬登録費用約3,000円
健康診断費用約3,000円
去勢や避妊手術費用約18,000~28,000円

犬を購入する費用

犬の生体費用の相場は約3万円から150万円程度と幅広く、犬種だけでなく、ペットショップやブリーダーなど購入場所によっても異なります。血統書付きの犬の価格は、繁殖が難しいものほど高くなります。ただし、譲渡会などで保護犬を譲り受ける場合の生体費用は基本無料です。

マイクロチップ装着費用

2022年6月より、ペットショップやブリーダーで販売されるすべての犬にマイクロチップの装着が義務づけられており、装着費用は約3,000から10,000円程度です。個人で譲り受けた犬には装着義務がありませんが、動物病院で装着することもできます。

蓄犬登録費用

犬を飼う場合は、飼い主が居住している市区町村に登録する義務があります。蓄犬登録にかかる費用は、1頭につき約3,000円程度です。また、予防接種を受ける動物病院が市町村の委託を受けていれば、そこで登録手続きをおこなうことも可能です。

健康診断費用

犬の健康に気を配ることも飼い主の義務です。動物病院で予防接種を受けるときに合わせて、健康診断をおこない犬の身体に異変や不調がないかを確かめておくと安心です。飼い始めの健康診断にかかる費用は約3,000円程度です。

去勢や避妊手術費用

去勢や避妊手術を受けさせるかは、飼い主の判断によります。去勢手術の費用相場は約18,000円程度、避妊費用は約28,000円程度と言われています。ただし、犬の体格によっては、さらに費用が高くなる可能性があります。

初期費用③ワクチン接種費用

犬を飼う場合は、下記の予防接種は必ず受けさせましょう。料金設定は動物病院ごとに異なりますが、狂犬病ワクチン接種の費用相場は約3,000~4,000円程度、さまざまな病気を防ぐことができる混合ワクチンの種類は2種混合から11種混合までと幅広く、犬種や飼育環境に合わせて必要なものを選びます。

  • 狂犬病の予防接種/約3,000〜4,000円
  • 混合ワクチン接種/約3,000〜16,000円

初期費用④トレーニング(しつけ)費用/年間約8,000円

嚙みつきや無駄吠えなど、犬のしつけに心配事がある場合は、プロのドッグトレーナーによるトレーニングが必要です。一般的なトレーニングの年間費用は約8,000円程度ですが、問題行動が続く場合は継続の必要もあります。ただし、家庭で日常的なしつけをおこなうことができる場合は、トレーニング費用がかかりません。

犬を飼うのに毎月かかる費用の内訳は?

犬を飼うために毎月かかる費用の平均は、犬種や犬の体格にもよりますが約13,000〜20,000円程度です。場合によっては、ペットホテル代金やドッグラン、レジャー費など他の費用がかかることがあります。

毎月の費用相場
ドッグフード・おやつ約5,000円~
予防薬(ノミ・ダニ・フィラリア)約3,000円
トリミング・ボディケア約5,000円~
日用品約5,000円前後

毎月かかる費用①ドッグフード

ドッグフードやおやつにかける費用の平均は年間約66,000円程度です。必要な費用は犬種によって異なり、小型犬の平均は毎月約5000円程度ですが、大型犬になると毎月約11,000円程度かかります。

ただし、ドッグフードは素材や製法によって価格の幅が広く、1kgあたり1,000円以下のものから1kgあたり3,000円以上のものまであります。したがって、小型犬であっても年齢や目的、用途に合わせた商品にこだわれば、かかる費用も高くなります。

毎月かかる費用②予防薬

ノミ、ダニ、フィラリアの脅威から愛犬を守ることも、飼い主の重要な役目です。年に1度はフィラリア症に感染状況を確認し、月に1度は予防薬を投与します。予防薬の価格は犬の体重によって変わりますが、オールインワンタイプの予防薬は1回約3,000円程度です。

毎月かかる費用③トリミング・ボディケア

トリミングやボディケアにかかる費用は、頻度や施術内容によって大きく異なります。平均的なトリミングの頻度は2ヵ月に1回程度で、1回にかかる費用は耳掃除や爪切りを含めて約5,000円程度です。

ただし、シャンプーやバリカン、はさみ、爪切りなどを準備し、自宅で簡単なトリミングをおこなうことができれば、費用を低く抑えることも可能です。

毎月かかる費用④日用品

トイレシートやエチケット袋、除菌・消臭スプレー、シャンプーなどのボディケア用品、そして洋服などの日用品にかかる費用も必要です。特に、トイレシートにかかる費用が最も高く、最低でも月に約3,000円程度はかかります。

犬の医療費はどれくらいかかる?

平均総額
通院費2万6,000円
入院費7万2,000円
手術費8万1,000円

犬を飼うために必要なのは、初期費用や生涯費用だけではありません。最も高額な費用がかかるのが医療費です。犬種や生活環境にもよりますが、年間にかかる犬の医療費の平均は約68,000円程度であり、1回の通院でかかる費用の平均は約9,000円程度と言われています。また、大型犬ほど医療費がかさむ傾向にあります。

<動物病院は自由診療>

動物病院は自由診療であるため、治療費の料金設定は病院ごとに異なり、すべての費用は飼い主の自己負担となります。犬の病気として皮膚炎や外耳炎、胃腸炎が良く聞かれますが、病気やけがの内容によって定期的な通院や入院、手術が必要となると、平均総額を軽く超えた数十万円以上の医療費がかかるケースも少なくありません。

犬を飼う費用負担を抑える方法

1度家族の一員として迎えた犬を、お金がないから手放すという事態は絶対に避けなければなりません。飼い主としての責任を果たすために、犬を飼う費用負担をできるだけ抑える方法を必ず確認しておきましょう。

保護犬の里親になれば初期費用を抑えられる

犬を飼う際の初期費用を大きく抑えたい場合は、保護犬の里親になることを検討しましょう。譲渡会などで譲り受ける犬の生体購入費用は基本的に無料であるため、約3万円から数十万円以上の出費を抑えることができます。

ペット保険に申し込む

もしものときにかかる犬の高額な医療費に備えて「ペット保険」に加入しておくことも、費用負担を抑える賢い選択の1つであり、急な入院や高度な治療が必要になった場合にも安心です。ただし、毎月数千円程度の保険料の支払が発生します。

ローンの利用を検討する

ペットローンを活用すれば、一度にかかる費用負担を軽くすることができます。ペットローンはクレジットの分割払いよりも比較的低い金利で借入れでき、商品によってはトリミングやしつけ、医療費などにも使えるプランもあります。

ペットローンを探すならクラウドローン

犬を飼いたいけど、手元にまとまったお金が用意できないという場合に役立つのがペットローンです。ペットの購入費や医療費、エサ代、トリミング費用などに活用できます。

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犬を飼う前にかかる費用を把握しておこう!

犬を飼うには、将来にわたって大きな責任と予想以上の費用が必要になることがわかりました。しかし、犬は愛情を注げば注ぐほど、かかる費用以上に幸せな時間となにものにも代えがたい尊い癒しを与えてくれます。
これから犬を飼うかどうかを決める際は、生涯どのくらいの費用がかかるのかをしっかり把握し、安全で過ごしやすい環境を整えてあげられるかどうかを基準に検討しましょう。


POINT

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