残念ながらマイカーローンの審査に落ちてしまい、次にどう動けばよいのか悩む方も少なくありません。しかし、落ちたからといって次へのチャンスが閉ざされるわけではありません。

この記事では、信用情報の確認など申し込み前にできる準備から、審査後に改善や再挑戦につながる方法を紹介します。今すぐ車が必要な方や審査に不安を抱える方は、ぜひ参考にしてください。

自分の信用情報を調べる方法

信用情報機関「CIC」とは

CICという言葉をご存じでしょうか。CICとは、消費者ローンなどの信用情報を管理している機関のことです。CICには、これまでどの金融機関から借入をしたか、現在の残高、滞納の有無などが記録されています。

ローンの申し込みを検討している人の中には、事前にCICへ情報開示を依頼して確認する方もいます。開示には手数料が必要ですが、自分の信用状況を事前に把握できるメリットがあります。

新設された信用指数と算定理由

2024年からは「クレジット・ガイダンス」という仕組みが導入されて、CICで情報開示をすると信用状態が指数（200～800点）で表示されるようになりました。この指数は、信用情報をもとに算出された自分の与信状態を示すものです。
照会をかけると、指数だけでなく、その指数に至った算定理由もあわせて確認できます。

上記の例では、指数が「585点」と表示されており、その下に算定理由が3つ並んでいます。このうち、マイナス要因は一番下に記載されるのですが、上記の例では「新規契約の申込件数が、指数にマイナスの影響を与えています」と明記されています。つまり、直近で複数の銀行に申し込みをした履歴が残っているため、その分スコアが下がっていることがわかります。

この指数は800点が満点で、数値が高いほどローン審査が有利になります。公表されている回答例によれば、最も多いのは620〜709点の層で、620点以上がひとつの目安といえるでしょう。

指数を見るときの注意点

指数はあくまで目安であり、それだけで審査結果が決まるわけではありません。たとえ620点を超えていても必ず審査に通るわけではなく、実際には年収や勤続年数、借入希望額など複数の条件が総合的に判断されます。

なかでも借入希望額は大きなポイントです。例えば200万円のローンと600万円のローンでは、金融機関から見たリスクはおよそ3倍違うと考えられます。そのため、希望額は慎重に検討することが大切です。

先ほどの例のように、申し込み件数が多いと指数にマイナスの影響を与えますが、実はその履歴は半年で消えます。新規申し込みをしばらく控えるだけでも、指数が改善する可能性があります。

審査に落ちてしまった際の対処法3選

マイカーローンの審査に落ちてしまっても、取れる対応策はいくつかあります。状況に応じて次の方法を試すことで、再びローンに通る可能性が広がります。

1. 期間を置いて再申し込みする

どうしても今すぐ車が必要でない場合は、半年ほど間をあけて再度審査に申し込む方法があります。申し込み件数が多くてスコアに影響していた場合でも、履歴は半年で消えるため、マイナス要因が解消され審査に通りやすくなります。

また、その間に勤続年数が延びたり、過去の延滞記録が時間の経過で消えたりすれば、信用面の評価も改善されやすくなります。さらに、他に返済中のローンがある場合は、可能な限り繰り上げ返済をして、残高を減らしておくことも有効です。

2. ディーラーローンを検討する

金融機関でのローンが難しい場合は、ディーラーや販売店が紹介してくれる「ディーラーローン」や「自社ローン」を利用する方法もあります。一般的に金利は銀行系より高めに設定されているため返済の負担は大きくなりますが、その分審査基準は幅広く、金融機関では通りにくい方でも利用できるケースがあります。特に「どうしても今すぐ車が必要」という状況では、有効な選択肢のひとつといえるでしょう。

なお、金利の負担を少しでも抑えたい場合は、契約から1年ほど経ったタイミングでローンの借り換えを検討するのも手です。より低金利の銀行系マイカーローンに切り替えられれば、月々の返済額を軽くできる可能性があります。

3. 一部を現金で用意しローンと組み合わせる

全額をローンで借りると審査のハードルが高くなりやすいため、頭金として一部を現金で準備し、残りをローンで借りる方法が有効です。たとえば800万円の購入なら、300～400万円を自己資金として用意し、残額をローンでまかなう形です。

また、フリーローンなど別種類のローンと組み合わせる方法もあります。フリーローンは金利がやや高めですが、用途が自由なため車購入に充てられる場合もあります。

ローン審査の通過をクラウドローンで事前確認

ローンの審査に通るか不安な場合、事前に自分のCICを確認する方法もありますが、それだけでは十分な情報とはいえません。より確実に判断したい場合は、「クラウドローン」で事前審査を受けるのがおすすめです。

クラウドローンは、複数の銀行のマイカーローンを比較しながら、一度の申し込みでまとめて審査依頼ができるオンラインのローン比較プラットフォームです。実際に銀行の審査依頼を受けている保証会社が結果を出すため、実際に借りられる可能性をより正確に把握できます。

通常は銀行ごとに個別で申し込む必要がありますが、クラウドローンを使えば、一度の申し込みだけで複数の銀行をまとめて審査できます。そのため、信用情報に無駄な申し込み履歴を残さず、効率的に審査を進められるのも大きなメリットです。

クラウドローンは、スマホやPCから必要事項をオンラインで入力するだけで、手続きはわずか3分ほどで完了します。書類提出や在籍確認も不要で、審査結果は最短3時間でメールに届きます。営業電話も一切なく、本申込まで全てオンラインで完結できる手軽さが、大きな魅力です。

まとめ

マイカーローンの審査に落ちても、あきらめる必要はありません。まずは信用情報を確認し、返済能力を整えることから再挑戦の一歩を踏み出しましょう。今すぐ車が必要な場合は、ディーラーローンの活用や、頭金として一部を現金で用意してローンと組み合わせる方法も有効です。

クラウドローンなら、無料で複数の銀行の事前審査を効率的に受けられ、リスクもほとんどありません。再挑戦前や、初めてのローン審査に不安がある方も、ぜひ利用してみてください。

---

POINT

「どの銀行が融資をしてくれるか分からない」をクラウドローンが解決

クラウドローン（https://pre.crowdloan.jp/）は、個人が銀行から低金利でマイカーローン、教育ローンなどの融資を受けられる国内唯一のプラットフォームです。
融資の目的や時期、金額などをクラウドローンに登録すると、各銀行が融資可能な金額や金利のプランの直接提案してくれます。時間と労力をかけずに複数の銀行からより条件のよい融資を見つけることができます。

詳しくはこちら