2021年12月23日
マイカーローンは、多くの金融機関が取り扱っています。そのため、どのマイカーローンを選ぶべきか判断がつかず、複数のマイカーローンの仮審査に申し込んでみて、比較検討したいという場合もあるでしょう。一般的に、同時期に複数のローンへ申し込むことは多重申込といい、申込者の信用情報に悪影響を及ぼす可能性があります。一方で、ローンの仮審査は、同時期に複数申し込んでも多重申込の扱いにはなりません。 ここでは、マイカーローンへの複数申し込みについて、仮審査と本審査の違いと併せて解説します。
目次
マイカーローンに限らず、ローンに申し込むと、まず仮審査を受け、仮審査に通ってから本審査へと進みます。この仮審査の段階であれば、複数のマイカーローンに申し込んでも問題はありません。 銀行や信用金庫などの金融機関、信販会社やクレジットカード会社など、ローンを取り扱っている企業はウェブサイト上で仮審査を受けつけていることも多く、短時間で審査の可否がわかるシステムを整えています。そのシステムを利用して、複数のマイカーローンの仮審査を受けることができます。
ローンに申し込むと、まず仮審査を受けなくてはなりません。続いては、マイカーローンの審査の流れについてご説明します。
マイカーローンの仮審査は、金融機関のウェブサイトで申し込むことが可能です。仮審査の申し込みでは、借入希望金額や返済期間のほか、年齢や職業、勤務先、勤続年数、家族構成といった属性情報を入力します。 金融機関はこの属性情報をもとに、借入希望金額と年収のバランスが合っているか、属性情報に間違いはないかなどを確認し、申込者に融資できるかどうか判断します。金融機関がローンの申込者に支払い能力があると判断すれば、仮審査は通過です。
マイカーローンの仮審査に通ったら、次は本審査です。ローン申込者の本人確認書類、収入証明書、車の販売店の見積書など、ローンの使途が確認できる書類などを金融機関に提出します。金融機関はそれらの内容を詳しくチェックするとともに、信用情報機関に申込者の信用情報を照会します。 信用情報機関とは、銀行や信用金庫、信販会社、クレジットカード会社など、お金の貸し借りを事業として行っている企業と提携し、情報の共有や照会を行う機関のことです。信用情報機関には、シー・アイ・シー(CIC)、日本信用情報機構(JICC)、全国銀行個人信用情報センター(KSC)の3つがあり、それぞれ提携している金融機関が異なります。
信用情報機関には、個人のクレジットカードの申込みやローンの契約といった金融取引履歴に関する情報のほか、過去にクレジットカードやローンの支払いの遅延があった場合は、その情報も履歴として登録され、一定期間保管されています。 マイカーローンの本審査では、申込者の属性情報に加えて信用情報も詳細に確認され、融資できるかどうかが最終的に判断されるのです。
ローンの審査は、仮審査と本審査の2段階で行われますが、仮審査に通っても本審査に通らないこともあります。これは、本審査では信用情報の内容が重視されることが理由だと考えられるでしょう。 仮審査で支払い能力があると判断されたとしても、信用情報で過去にクレジットカードやローンの返済遅延が明らかになった場合、支払い能力が疑問視される可能性があるのです。 また、ローンの本審査を受けると、ローンの申込みをしたという情報が信用情報機関に登録されます。金融機関によっては、仮審査の段階で信用情報機関に信用情報を照会する場合もあります。
先程ご説明したように、仮審査であれば、複数のマイカーローンに申し込んでも問題ありません。しかし、本審査で複数のマイカーローンに申し込むと、審査に通らなくなる可能性が高くなります。その理由として、個人の金融取引履歴は、信用情報機関にすべて登録されるということが挙げられます。
金融取引履歴とは、ローンの申し込みのほか、キャッシングやクレジットカードの利用、金融機関からの融資、それらの返済記録といった、お金の貸し借りに関するすべての取引のことです。 マイカーローンの本審査に複数申し込むと、その記録も登録されます。短期間のうちに複数のローンに申し込むことで、その人の経済状況が疑われ、マイカーローンの本審査に通らない可能性が高くなるのです。
マイカーローンに限らず、ローンの審査に通るかどうかは申し込んでみないとわかりません。マイカーローンの本審査に通りやすくするためには、いろいろなマイカーローンの仮審査を受けてみることをおすすめします。マイカーローンごとの金利の違いや利用条件の違い、借入限度額などをチェックし、比較検討すれば、自分がどれくらい借り入れることができるのか目安をつけることができ、無理のない返済計画を立てやすくなるでしょう。
最後に、最近注目を集めている「クラウドローン」をご紹介しましょう。これは、融資マッチングプラットフォームという新しい金融サービスで、すでに国内の多くの金融機関がこの仕組みに参加しています。
クラウドローンは、お金を借りたい個人と、お金を貸したい金融機関とのあいだをつなぐ、マッチングサービスです。例えば、個人ユーザーが「車の購入費用として◯◯万円借り入れたい」と登録します。すると、そのリクエストに応えられる金融機関から、ユーザーに提案が届きます。それらの提案を比較検討して1つに絞り込めたら、あとは直接審査を申し込み、ローンを組むという流れです。
クラウドローンに登録すると、多くの金融機関から直接提案を受けることができるため、ユーザーがいくつもの金融機関に資料の請求をしたり、融資申込のために金融機関に出向いたりする手間がかかりません。 提案を受けた中から気に入ったものがあれば、直接仮審査を受けられますので、簡単に借入れの見通しを立てられます。特定の金融機関に偏らず、ユーザーの希望に合った提案を受けられ、さらにそこから選択できる自由さがあるのです。
マイカーローンの仮審査であれば複数申し込んでも、信用情報に傷がつくことはありません。本審査に通るかどうか不安に感じたら、まずは仮審査を受けてみましょう。複数のマイカーローンの仮審査に通ってからローンを絞り込むようにすれば、自分に合ったマイカーローンが見つけやすくなります。 クラウドローンを活用すれば、自分のニーズにフィットする提案を複数の金融機関から受けられます。複数の提案を手軽に見比べることができますので、ぜひ活用してください。
「どの銀行が融資をしてくれるか分からない」をクラウドローンが解決
クラウドローン(https://pre.crowdloan.jp/)は、個人が銀行から低金利でマイカーローン、教育ローンなどの融資を受けられる国内唯一のプラットフォームです。
融資の目的や時期、金額などをクラウドローンに登録すると、各銀行が融資可能な金額や金利のプランの直接提案してくれます。時間と労力をかけずに複数の銀行からより条件のよい融資を見つけることができます。
詳しくはこちら
クラウドローンとは
“借りたい”を登録して
お得な提案を待つだけ
融資をしたい銀行から、直接プラン提案を受けることで、
資金を必要としている一人でも多くの人に、融資の機会を提供します。