2024年05月24日
コロナ前から継続して人気の高いリゾート地「ハワイ」。海外旅行初心者の方でも旅行しやすく、一度は行ってみたいと思う方は少なくないでしょう。今回は、そんなハワイの旅行費用について、内訳と各費用の目安を解説していきます。
さらに、ハワイの旅行費用を抑えるためのポイントや、費用が足りない場合に便利なローンについても紹介。ハワイ旅行を計画したい方にきっと役立つ情報をお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ハワイへの旅行期間で最も人気なのは、4泊6日か5泊7日です。費用の相場は、ホテルのグレードや旅行時期によっても異なりますが、1人あたり4泊6日で20万円〜、5泊7日で23万円〜程度となっています。例えば4泊6日の場合、2人での旅行なら50万円、4人の家族旅行なら80万円程度の費用を見積もっておきましょう。
現地でかかる費用は為替相場によっても変動しますが、物価は日本の2〜3倍程度と高めです。買い物やお土産代などの予算は余裕をもって組んでおくと良いでしょう。
現地へ行く前には、日本で事前に渡航費や宿泊費、海外保険費用などを支払う必要があります。それぞれの費用目安を確認しておきましょう。
1人あたりの費用 | |
飛行機代 | 11~13万円 |
ESTA申請費 | 21ドル(1ドル155円で約3,255円) |
飛行機代は旅行時期や航空会社によっても異なりますが、平均7〜9万円(往復)です。これに燃油サーチャージ代や航空保険特別料金、空港使用料、米国入国税などが加わり、1人あたりの費用相場は約11〜13万円となります。
さらに、ハワイへ行くためには「ESTA(エスタ)」申請費がかかります。ESTAとは、電子渡航認証システムのことで、ビザを取得せずに米国で90日以内の観光をする場合に申請が義務付けられています。ESTAは申請してから2年間有効ですが、この間にパスポートの有効期限が切れた場合は、再度申請が必要です。
申請方法は、オンライン(ESTA申請公式サイト)または旅行会社代行申請の2つがあります。オンラインの場合、申請料は21ドルで支払いはクレジットカード決済のみとなります。自分で申請手続きをするのが不安な方は、割高にはなりますが旅行会社の代行申請を利用するのもひとつです。旅行会社代行の場合、費用は5000円前後となります。
宿泊費は、立地やホテルのランクによって大きく異なり、最もリーズナブルなホテルでも1泊1万円程度が目安です。ホテルランクを上げた場合、3つ星ホテルでは2名1室で3.5万円〜、5つ星ホテルでは10万円以上かかることもあります。なかでも、ビーチ沿いのホテルは料金相場が高く、シティービューのホテルは安価な傾向があります。
カジュアルな旅行にしたい、贅沢な旅行にしたいなど、旅の目的に合わせてホテルのランクを選ぶと良いでしょう。
旅行中は元気に過ごしたいですが、体調不良や事故が起こらないとは限りません。ハワイの医療費は日本に比べ高いため、怪我などで病院にかかった場合は高額な医療費が請求される可能性があります。海外旅行保険への加入は任意ですが、万が一に備えて保険に加入しておくのが安心でしょう。
保険の加入手続きは空港の保険窓口でもおこなえますが、事前にWeb申し込みをすると割引が適用される場合が多いです。また、クレジットカードによっては海外旅行保険が付帯されているものや、旅行代金を支払うことで海外旅行保険が付帯される「利用付帯」のものもあります。自分の持っているカードを確認してみましょう。
次に、ハワイの滞在中にかかる費用の内訳を紹介します。食費、交通費、オプショナルツアー費、通信費、買い物代、チップ代などの費用目安をみていきましょう。
ハワイは物価が高く、食事費用も日本に比べて高めです。特に、レストランで食事をするとお金がかかります。選ぶお店にもよりますが、朝食・昼食は3,000円程度、夕食は8,000円程度が目安で、アルコールを注文するとさらに費用がかかります。また、ハワイではチップの習慣があるため、チップ代(食事費用の15〜20%)の用意も必要です。したがって、食事代としては、1人あたり1日1.5万円を目安に予算を組んでおくと安心でしょう。
食事代を抑えたい場合は、テイクアウトやフードコートなどを利用するのもひとつです。テイクアウトなどの場合は基本的にチップが不要のため、そのぶん料理を安く食べられます。
ハワイでの交通手段には、路線バス(トロリー、ザ・バス)やレンタカー、タクシーなどがあります。
観光に便利なトロリーは、利用する旅行会社やクレジットカードのサービスなどにより無料で利用できる場合も多く、ザ・バスは7.5ドルで1日乗り放題・乗り換えも自由です。
レンタカーは1日あたり20,000円程度と高めです。しかし、空港で借り空港で返すことができて手軽なうえ、行動範囲が広がり移動がラクというメリットはあります。旅行での利用なら日本の免許証で運転できますが、左ハンドル+右側通行なので運転の際は注意しましょう。現在はレンタカーの台数が不足していて予約が取りづらいため、日本での予約が必須です。
タクシーは初乗り運賃が3.5ドル〜、かつ1キロごとに2ドルほどの料金がかかります。さらに運賃の15%のチップが必要になるため割高になることも。また、ハワイでは流しのタクシーはほとんどないので、ホテルで手配してもらうか、配車アプリのUberを利用することになります。
ハワイ旅行では、ダイビングやシュノーケリング、ホエールウォッチングツアーなどのマリンアクティビティが人気です。オプショナルツアーは内容や会社によっても異なりますが、1つのツアーで1人当たり1万円〜2万円程度が目安となります。現地で申し込むことも可能ですが、日本であらかじめ申し込んでおくとスムーズです。
ハワイではホテルや街中ではフリーWi-Fiが利用できますが、好きなときに場所を気にせずスマートフォンを使いたいのであれば、モバイルルーターのレンタルもおすすめです。1日あたり1,000〜1,500円程度で利用でき、日本の空港で借りて旅行後に返却するだけなので手間はかかりません。
さらに費用を抑えたいなら、現地でSIMカードを購入するのもひとつです。データ無制限の使い放題でも1,000円以下に抑えることができるうえ、ルーターのように返却したり、持ち運んだりする必要もありません。SIMフリーのスマートフォンであれば、現地でSIMカードを差し替えるだけで利用できます。
ハワイには、お菓子や雑貨、化粧品など人気の限定商品が多数あります。つい買い物しすぎてしまうこともあるため、お土産代や買い物代はあらかじめ予算を立てておくと良いでしょう。
事前にインターネットやガイドブックなどを見て、買いたい物の目星をつけておくと予算が立てやすくなるのでおすすめです。また、お土産の金額は何をどれだけ買うかによって変わりますので、お土産を渡す人数などあらかじめ考えておきましょう。
場所・時間 | サービス内容 | チップの目安 |
---|---|---|
移動時 | 荷物運び | 1荷物あたり1ドル |
タクシー | タクシー代の15%~20% | |
ホテル | ポーター | 1荷物あたり1ドル |
ベッドメイク | 1ベッドあたり2ドル (枕元やテーブルに置く) | |
接客のサービスなど | 1~2ドル | |
レストラン | ランチ、ディナー | 食事代の15%〜20% |
バー | 1ショットあたり1ドル | |
その他サービス | ツアー、マッサージなど | 利用代金の15%~20% |
ハワイでは、ホテルやレストラン、タクシーなどでサービスを受けた際に、お礼としてチップを渡す習慣があります。金額に決まりはなく、場所や状況によっても異なりますが、合計金額の15〜20%が相場です。
チップは感謝の気持ちを表すものなので、うれしいサービスや迷惑をかけてしまったときには上乗せするのもルールのひとつといえます。また、受け取りやすいよう紙幣で渡すため、キャッシュレス派でも必ず現金を準備しておきましょう。
ハワイ旅行の費用は高いですが、工夫すれば金額を抑えて楽しむことも可能です。ここでは、費用を抑えるためのポイントを5つ紹介します。
ゴールデンウィークや夏休み、年末年始などの大型連休は価格が上昇します。旅行費を抑えたいのであれば、ゴールデンウィーク後の5月〜7月初旬、9月〜12月初旬、1月中旬〜3月中旬などがおすすめです。こういった時期は費用を抑えられるだけでなく、混雑やお店の待ち時間を避けられるメリットがあります。
また、日本を出発する曜日も価格に影響します。金・土・日曜日の出発は価格が高く、水・木曜日出発は比較的安くなります。
ハワイ旅行は、観光やオプショナルツアー、買い物などでホテルにいる時間が短い場合もあります。観光やグルメを重視するのであれば、ホテルのランクを見直すのもひとつです。ホテルの費用はグレードによって大きく変わるため、1ランク下げるだけでも節約になります。
大手航空会社を利用した場合、往復の航空券に約11万円かかりますが、LCCを利用すると時期やセールによっては5万円台で航空券を取ることも可能です。
ただし、荷物預け入れ料金が別途発生したり、一般航空会社よりも搭乗時間が早い、機内サービスが劣るなどの注意点もあります。大手航空会社とLCCのメリット・デメリットはしっかりと把握し、予算や旅行プランに合った方を選ぶと良いでしょう。
旅行会社が発売しているツアーは、個人で手配するよりも安くなる可能性があります。ホテルのグレードや飛行機にこだわりがなく、価格を優先したいという場合は、お得なパックツアーも検討してみましょう。空港からホテルの往復送迎や、トロリー乗り放題チケットなどの特典が付くメリットもあります。
空港やホテルなどで売られているお土産は、旅行者向けに割高になっているのが一般的です。ばらまき用のお土産を安く探すのであれば、スーパーマーケットやドラッグストアがおすすめ。スーパーなどでもハワイならではのお菓子やおしゃれな日用品が充実しており、十分ショッピングを楽しめます。また、お惣菜なども豊富なので、滞在中の食費を抑えるのにもうってつけです。
ハワイ旅行に向けて貯金していても、選ぶホテルや旅行の内容によっては予算がふくらんでしまったり、円安の影響などで費用が足りないという場合もあるでしょう。そんなときにはローンを利用するのもひとつの方法です。
旅行費用には「フリーローン」が使えます。フリーローンとは、銀行が扱っている個人向けローンのことで、事業・投資目的以外であれば基本的に用途は自由です。そのため、旅行費用はもちろん、旅行前に必要なパスポートやスーツケースなどの費用にも使えます。
銀行のフリーローンは、ほかのフリーローンに比べ金利が低く設定されているため、低金利なものを選べば負担を軽くすることも可能です。ただし、そのぶん審査は厳しく、借入までに時間がかかるので余裕をもって申し込む必要があるでしょう。
ハワイ旅行に使えるローンを探すには、「クラウドローン」がおすすめ。クラウドローンとは、お金を借りたい個人とお金を貸したい銀行をつなぐ、融資マッチングプラットフォームです。
低金利なローンを自分で探す場合は、一つひとつ調べたり、比較するのにも手間がかかります。クラウドローンなら、自分の希望や条件を登録するだけで、複数の銀行から融資可能なローンを提案してもらえます。また、複数のローンを一覧で確認できるので比較も簡単!より低金利で自分に合った内容のローンを、手間なく選ぶことができます。
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マリンアクティビティや食事、観光など、ハワイ旅行は楽しいことが盛りだくさんですが、そのぶんまとまった費用もかかります。妥協できるもの・できないものをよく考えて、予算が膨らみすぎないように旅行計画を立てましょう。
お金が足りない場合はローンに頼るのもひとつの手。せっかくのハワイ旅行、やりたいことを諦めないためにも、資金は計画的に準備しておきましょう。
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ハワイ旅行の費用について、具体的な内訳と節約ポイントを解説しました。航空券やホテル費用、現地での食事や交通費、オプショナルツアーなど、様々な費用がありますが、計画的に支出を抑えることで予算内で楽しめます。また、フリーローンを活用すれば、費用が足りない場合でも安心して旅行を計画できます。ハワイ旅行を楽しみたい方は、この情報を参考にして予算を立ててみてください。