2022年04月21日
「新しい車を購入したいけど、今すぐまとまったお金を準備するのが難しい…」。そんな時に検討してもらいたいのがマイカーローンです。ローンというと身構えてしまう人もいますが、マイカーローンは、現在多くの会社がサービスを提供しており、その種類も多種多様です。きっとご自身にあったマイカーローンが見つかりますよ。今回は、マイカーローンの【選び方のポイント】や【各社サービスの特徴】などを紹介していきます。
目次
種類が多いマイカーローンは、どれを選んだら良いのか悩ましいところです。まずはマイカーローンを比較する際に、もっともチェックしておくべき3点についてご説明いたします。
購入時にまとまったお金の準備がなくても、マイカーローンを利用すれば欲しい車を購入することができます。ただし、現金による一括払いと比較して、月々の返済額に金利分を加えて支払いする必要があるという点に注意しましょう。車の購入代金を一括で支払うよりも、金利分高額のお支払いが発生します。
そのため、マイカーローンを選択する時にチェックしたいのは、金利がどれくらいかかるかという点です。できる限り低い金利のローンを選択することで、お支払い総額を抑えることができます。
また、ローンは返済期間が長くなればなるほど金利も高くなり、返済額の総額も増えていきます。ローン選定の際は返済期間を考慮して検討する必要があります。さらに、ローンの金利は、返済期間だけでなく、車両の購入金額や利用者の返済能力などにより変わってきますので、各社から提示されている最低金利だけでなく、最高金利も確認しておきましょう。
マイカーローンは、利用の際にいくつかの条件が設けられています。例えば、ローンの借入れ可能額には、それぞれ上限額が決まっています。また、利用者の最低年収が決まっている場合もあります。現状、ローン利用の際の最低年収は、一般的には【150万円】が多くなっています。だからといって年収150万円未満だとマイカーローンが組めないかというと、そんなことはありません。年収に基準をもうけていない会社もありますので、調べてみてください。
それ以外にも、各社、雇用形態や勤続年数などによる制限もありますので確認が必要です。 各社、利用者向けのお得なキャンペーンを開催しており、例えば、エコカーの購入などの条件を満たすことで、金利が優遇されるケースもあります。キャンペーンと金利優遇条件などを確認して比較検討してみるとよいでしょう。
マイカーローンの選定の際に確認したいポイントとして、手続きのしやすさという点も重要です。最近では、仮審査から本審査、契約まで、すべてインターネットで完結できるサービスも増えてきました。インターネットですべて完結できれば、忙しくて窓口にいくのがなかなか難しい人も気軽に申し込みができます。
その一方で、申し込みのための来店が必要な会社もありますので、ローン申し込みの手続きの流れがどのようになっているかは、確認しておきましょう。
マイカーローンの種類には大きく分けると、金融機関が提供している銀行系ローンと車両を販売しているディーラーが提供しているディーラーローンに分類され、その特徴も違ってきます。それぞれのローンのメリットとデメリットについて説明します。
銀行系ローンは、一旦車の購入代金を銀行から借り入れて、それを毎月利息をつけて返済していくローンです。銀行系ローンの一番のメリットは、低金利であるという点ですが、それ以外にも、例えば同じ銀行で住宅ローンなどの別のローンを利用している場合に金利が優遇されたり、総量規制の対象外になるなどのメリットもあります。
一方、銀行系ローンは金利が低い分、審査の基準が厳しかったり、審査の結果が出るまでに時間がかかる点などが、ディーラーローンとの違いになります。
ディーラーローンは、車を販売しているディーラーが提供しているマイカーローンです。利用者は、購入した車を担保にして、毎月ディーラーが提携している信販会社などに金利を上乗せして返済をしていきます。ディーラーローンのメリットとしては、車の購入と一緒に手続きを進めることができるため手続きの手間が少ないことや、銀行系ローンと比較すると審査が通りやすく、審査結果もすぐに出るといった点が挙げられます。また、最終的に下取りを前提として毎月の支払額を抑えることが可能な、残価設定ローンを利用できることなども大きな特徴です。
一方、デメリットとしては、特に中古車を中心に金利が高い点や、ローンを完済するまでは購入した車は自分名義にはならないことなどがあります。
ここからは、ディーラーローンと比較して金利が低いという大きなメリットをもつ銀行系ローンについて、利用する際におさえておくべきポイントなどを詳しく説明していきます。
上述の通り、銀行系ローンは金利が低めに設定されているというメリットがありますが、その分、ローン審査が厳しいという大きな特徴があります。銀行系ローンの審査に通りやすくするために、ローン会社に十分な返済能力があると判断されることが必要になってきます。
そのため、まずは安定した年収があるかどうかが重要で、多くのローン会社では、年収200万円以上が基準とされています。また、年収とあわせて、勤続年数や職業などが安定している人は、ローンの利用がしやすいといえます。現在、すでに利用中のローンの返済金額も返済能力を判断するうえで重要な要素で、その他のローン返済額が少ない人のほうが審査に通りやすくなります。
また、過去にローンやクレジットなどで支払いの延滞や未払いなどがあった場合、銀行系ローン会社が確認する信用情報機関にその記録が残ってしまっているため、ローンの利用が難しくなってきます。
それでは、銀行系ローンの審査を通りやすくするためにはどうすればよいのでしょうか?
そのために一番重要なことは、返済額に対して可能な限り安定した返済能力がある状況にしていくということです。例えば、返済金額を減らすために、購入車両の選定をし直して車両価格を下げたり、オプションなどを見直すことで金額を減らすことができれば、返済能力に対して返済額が減りますので審査にも通りやすくなるといえます。また、お金に余裕がある場合は、ローンの頭金を増やすことでも返済額を減らすことができます。
さらに、現在の他のローンを利用中であれば、そのローンを完済してから審査に申し込むことで、完済前と比較して返済能力が高いと判断してもらえるので、審査に通りやすくなります。クレジットカードのキャッシング枠もローンの審査に影響しますので、こちらも利用限度額を減らしたり、利用自体を解約することで審査に通りやすくなります。
では、実際に数ある銀行系ローンを比較検討する際に注意すべき点はどのようなところでしょうか?銀行系各社のローンには、条件やローンに含むことができる費用などに違いがあります。ここからは、銀行系ローン利用時におさえておきたいポイントを紹介します。
銀行系マイカーローンの特徴のひとつとして、借入れ金額によって金利が変わってくる点があります。基本的には、借入れする金額が増えれば金利が低くなり、少なくなれば金利が高くなります。銀行系ローンのサービスの告知などでは、最低金利に目がいきがちですが、特に借入金額が低い場合には、最高金利も確認しておく必要があります。どちらが最終的にお得になるかを判断する必要がありますが、例えば金利を下げるために、オプションを増やすなどして購入金額をあげることを考えてもよいかもしれません。
銀行系マイカーローンで車を購入する場合、ローン会社によって車の代金以外に手数料が発生する場合があります。
例えば、車を購入する際に必要な陸運局への登録や車庫証明の取得などにかかってくる事務手数料や、保証会社に支払うことになる保証料などがあります。これらの費用の金額はローン会社によって変わってきますし、無料としている場合もあります。費用自体を借入金額に含んでいる場合もあります。各手数料についても必ず事前に確認しておきましょう。
ここからは、具体的に実際の銀行系ローンの金利や特徴などを紹介していきます。詳しくは各社のホームページもご確認ください。
まずは、比較的借入金額が少ない人におすすめのローンを紹介します。
金融機関名 | ローン名 | 最低金利~最高金利 | 借入上限額 | 最長借入期間 |
---|---|---|---|---|
名古屋銀行 | マイカーローン | 2.0~2.3% | 1000万円 | 10年 |
富山第一銀行 | オートローン | 1.5%~5.5% | 500万円 | 10年 |
伊予銀行 | マイカーローン | 2.5%~2.7% | 1000万円 | 10年 |
https://www.meigin.com/kojin/loan/mycar/index.html
名古屋銀行に口座を持っていれば、すべてWEBで完結できるので来店不要で、その場合の金利は固定年利で2.0%となっています。借入金額の上限は1000万円で、借入期間の上限は最長で10年となっています。バイクの購入や新車だけでなく中古車の購入にも利用できますし、他社のマイカーローンからの借換えに対応可能です。購入する車が決まってなくても仮審査が可能なので、まずは気軽に申し込んでみてもよいかと思います。
https://www.first-bank.co.jp/loan/autoloan/
金利は変動金利と固定金利が用意されていて、キャンペーン期間中(2021年12月1日から2022年4月30日)に利用した場合の金利は、変動金利の最大引き下げ後で、年1.5%となります。手数料、保証料などの費用はすべて金利に含まれているため、支払いの必要がありません。新車、中古車の購入はもちろん、車検費用や修理費用などにも利用可能です。また入社1年以内の新入社員でも条件によって利用できたり、繰り上げ返済も手数料無料で利用できるなどの特徴があります。
https://www.iyobank.co.jp/kariru/mycar-loan/
WEB申込みの利用者限定で、金利は、変動金利、固定金利ともに年2.5%で利用可能です。借入金額の上限は、最高1000万円まで、借入期間は最長10年となっています。新車、中古車、バイク、車検や定期点検、カーナビやカーオーディオなどの自動車関連用品などの購入にも利用可能です。利用するにあたって、担保や保証人も原則として必要ありません。他の金融機関のローンからの借換えも可能です。
続いて、比較的借入金額が多い利用者におすすめのマイカーローンを紹介します。
金融機関名 | ローン名 | 最低金利~最高金利 | 借入上限額 | 最長借入期間 |
---|---|---|---|---|
横浜銀行 | マイカーローン | 0.9%~2.4% | 1000万円 | 10年 |
十六銀行 | マイカーローン | 1.675%~3.975% | 1000万円 | 10年 |
池田泉州銀行 | マイカーローン | 1.725% | 1000万円 | 10年 |
https://www.boy.co.jp/kojin/mycar-loan/index.html
神奈川県、東京都と群馬県(一部地域を除く)に居住もしくは勤めている人が利用対象のローンです。新車だけでなく、中古車、オートバイの購入にも利用可能です。金利は、変動金利で最低年0.9%で車種によって金利が変わることはありません。利用の際に保証人や保証料も必要ありません。また繰上げ返済は何度も可能で、インターネットバンキングなら返済手数料もかかりません(一部を除く)。仮審査から契約までをすべてWEBで完結することができます。
https://www.juroku.co.jp/loan/mycar/
エコカーを購入もしくは借換えの場合、2022年9月30日受付分までは金利優遇キャンペーンの対象で、最低金利が通常年1.9.75%のところ1.675%で利用可能です。十六銀行で住宅ローンを利用している場合や、給料・年金の振込先口座に指定している場合には、金利が最大1%引下げられます。新車、中古車など車種に関わらず金利は一定で、保証料も金利に含まれているため負担はありません。車検や修理などにも利用可能です。契約までの手続きはすべてWEBで完結します。
https://www.sihd-bk.jp/personal/loan/car/
大阪府、兵庫県、京都府、和歌山県エリアに居住している人が対象です。金利については、来店不要のWEBで契約した場合は、変動金利で年1.725%で利用可能で、保証料は金利に含まれているので別途負担する必要はありません。また、新車だけでなく、中古車、バイクの購入、車検や修理費にも利用可能です。繰上げ返済は、手数料無料で何度でも利用することができます。利用の際に、担保や保証人は必要ありません。
以上、マイカーローンを比較検討する時に注意すべきポイントや、おすすめの銀行系ローンなどを紹介しました。
上述の通り、銀行系ローンはディーラーローンと比較すると、審査が厳しい分、金利が低いという大きなメリットがあるので、特に金利や安心感を重要視する場合には、銀行系ローンから検討していくことをおすすめします。
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