リターンライダーや、400ccクラスからのステップアップで大型バイク(排気量400cc超)を検討する人は少なくありません。ただし支払い総額は車両価格だけでは決まらず、登録諸費用や自賠責保険、任意保険、装備品などが加わります。この記事では、2026年9月24日時点でメーカー公式サイトなどに掲載されている金額をもとに、大型バイクの購入費用と支払い方法を整理します。免許の取得費用は概要のみ扱います。
目次
| メーカー・車種 | 公式サイトの区分・特徴 | メーカー希望小売価格(税込) |
|---|---|---|
| カワサキ Ninja 650 | SPORT | 1,078,000円 |
| カワサキ Z650RS | RETRO SPORT | 1,089,000円 |
| カワサキ W800 | RETRO CLASSIC | 1,309,000円 |
| カワサキ Z900RS(2027年モデル) | 948cc並列4気筒 | 1,507,000円 |
| カワサキ Z900RS SE(2027年モデル) | RETRO SPORT | 1,837,000円 |
| ホンダ Gold Wing Tour | 1,833cc水平対向6気筒 | 3,850,000円〜3,905,000円(色により異なる) |
出典はカワサキ Z900RS公式ページ(同ページのモデル一覧を含む)とホンダ Gold Wing Tour公式ページです。Z900RSは本体価格1,370,000円+消費税137,000円という内訳が示されており、登録などに伴う諸費用は含まれないと明記されています。ホンダも、価格にリサイクル費用は含む一方、保険料・税金(消費税を除く)・登録などの諸費用は含まないとしています。
今回確認した範囲では、大型バイクの新車は100万円台前半から300万円台後半まで幅がありました。ここで挙げたのは一部車種の定価の例です。市場全体の平均価格ではなく、販売店での実売価格や在庫状況によっても変わります。
250cc超の二輪(小型二輪自動車)の自賠責保険料は、2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約から引き上げられます。2026年9月24日時点で、10月31日までに始まる契約には現行料金が適用されます(離島以外の地域、沖縄県を除く)。
| 契約期間 | 現行料金(2026年10月31日までに始まる契約) | 新料金(2026年11月1日以降に始まる契約) |
|---|---|---|
| 37か月(新車購入時) | 10,630円 | 11,660円 |
| 25か月 | 8,910円 | 9,800円 |
| 24か月 | 8,760円 | 9,640円 |
出典は損害保険料率算出機構「自動車損害賠償責任保険基準料率」(2026年4月30日届出)とJAF Mate Onlineです。どちらの料金になるかは、手続きをした日ではなく保険期間の開始日で決まります。納車日が11月以降になる場合は、新料金を前提に見積もりを確認しましょう。
免許の費用は、すでに持っている免許によって大きく変わります。一例として、東京都福生市の拝島自動車教習所の大型二輪(MT)は、普通二輪MT免許を持っている人で113,630円(税込、技能12時限・検定1回、規定時限数で卒業した場合)です。技能教習が延長になると、1時限あたり2,640円(税込)が追加されます。料金は教習所や地域によって異なるため、車両の予算とは分けて見積もっておくと安心です。
| 項目 | 金額(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 車両本体(Z900RS 2027年モデル) | 1,507,000円 | メーカー希望小売価格 |
| 自賠責保険(37か月) | 11,660円 | 2026年11月以降に始まる契約の場合(10月31日までなら10,630円) |
| 大型二輪免許(普通二輪MT所持の場合) | 113,630円 | 拝島自動車教習所の例、免許がある人は不要 |
| 登録諸費用・税金・任意保険・装備品 | 見積もり | 販売店・保険会社で確認 |
| 小計 | 1,632,290円 | 見積もり項目を除く |
見積もり項目を除いても約163万円になります。免許をすでに持っている人でも、車両と自賠責だけで約152万円です。装備をそろえる場合や任意保険を年払いする場合は、さらに上乗せになります。
| 支払い方法 | 主な特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| 自己資金 | 金利負担がない | 保険・装備の費用も含めて手元資金が足りるか確認する |
| 銀行・信用金庫のマイカーローン | 金利を比較しやすい | 審査がある。バイクが対象になるかは商品ごとに確認が必要 |
| 販売店の提携ローン(信販会社) | 購入時に手続きしやすい | 金利・手数料を銀行の条件と比べる |
| 残価設定型プラン(取り扱いがある場合) | 月々の支払いを抑えやすい | 最終回の支払い方法、返却時の条件や走行距離の制限を確認する |
金利差のイメージとして、150万円を5年(60回)の元利均等で返済する場合を試算しました。年3.0%なら毎月約27,000円・総返済額約162万円、年8.0%なら毎月約30,400円・総返済額約182万円で、差は約21万円です。金利は説明用の仮定で、特定の商品の金利ではありません。銀行系とディーラー系の違いはANDLOANのバイクローン関連記事でも解説しています。
大型バイクは車両価格だけで100万円台から300万円台まで幅があり、諸費用も購入時期や所持免許によって変わります。車両選びと同時に総額を試算し、無理のない返済計画を立てましょう。借入を検討する場合は、販売店のローンだけでなく銀行ローンの条件も比べるのがおすすめです。クラウドローンでは、希望の借入条件を登録すると、金融機関からプランの提案を受けられます。提案の有無や内容、対象となる用途は、各金融機関の審査と商品条件によって異なります。
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