公開日:2026年10月1日
2026年4月から、車を買うときにかかっていた「環境性能割」がなくなりました。一方で、毎年の自動車税と車検時の自動車重量税は引き続きかかります。2026年10月1日時点の制度を、国と自治体の公表資料をもとに整理します。
目次
自動車税・軽自動車税の環境性能割は、令和8年3月31日をもって廃止されました。2026年4月1日以降に取得した車は、新車・中古車とも課税されません。廃止前の税率は自家用乗用車で非課税または1〜3%でした。そのため、燃費性能が基準に届かない車ほど購入時の負担が下がっています。
あわせて、従来の「自動車税種別割」は「自動車税」に、「軽自動車税種別割」は「軽自動車税」に名称が変わりました(国土交通省「令和8年度税制改正結果概要」)。毎年かかる税の仕組みはそのまま続きます。
| 税目 | かかる時期 | 主な税額 |
|---|---|---|
| 環境性能割 | 取得時 | 2026年4月1日以降の取得は課税なし(廃止) |
| 自動車税 | 毎年(4月1日時点の所有者) | 1.0L以下25,000円、1.5L超2.0L以下36,000円、6.0L超110,000円(2019年10月以降に初回登録した車) |
| 軽自動車税 | 毎年 | 10,800円(2015年4月以降に初度検査した車)、13年経過後は12,900円 |
| 自動車重量税 | 新車登録時・車検時 | 例:車両重量1.0t超1.5t以下・2年分で24,600円。13年経過で34,200円、18年経過で37,800円 |
自動車税の金額は埼玉県の税率表、軽自動車税は長野市の案内で確認しました(税率は全国共通)。重量税は車両重量0.5tごとに決まります。表の例は、エコカー減税の対象外で継続車検を受ける場合の税額です。エコカー減税の要件を満たす車は、本則税率(同重量で15,000円)になります。
電気自動車(EV)などは、新車登録時の重量税が免税で、最初の継続車検でも免税になります。また「グリーン化特例」により、新車登録の翌年度分の自動車税・軽自動車税がおおむね75%軽減されます。この特例は2028年3月末まで延長されました。EVの自動車税の標準税率は25,000円で、翌年度分は6,500円です。東京都では別途、EV・FCV・PHVに初回登録時と翌年度から5年度分の課税免除があります。
一方で、ガソリン車は登録から13年を超えると自動車税がおおむね15%重くなります。今後の見直し予定もあります。税制改正大綱では、次の2点が示されています。具体的な税率は2027年度の税制改正で決まる予定なので、EVの長期保有を考える人は動向を確認しておくと安心です。
環境性能割はなくなりましたが、購入時には重量税・自賠責保険・登録費用などがかかり、毎年の自動車税も必要です。支払い方法ごとの特徴は次のとおりです。
| 支払い方法 | 金利・手数料 | 注意点 |
|---|---|---|
| 現金一括 | なし | 手元資金が減り、急な出費に備えにくくなる |
| 銀行マイカーローン | 比較的低め。審査結果や取引状況で決まる | 審査に書類と日数が必要。保証会社によって金利が上乗せされる場合がある |
| ディーラーローン(残価設定型を含む) | 販売店・時期で異なる | 所有権や残価型の最終回精算条件を確認する |
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