レクサスNXを購入するときは、ローンの月額に加えて、保険料、ハイオク代、駐車場代、車検やタイヤ交換の準備も考えておく必要があります。購入できる価格かどうかと、無理なく維持できるかどうかは別々に計算すると分かりやすくなります。
この記事では、NX350h「version L」・2WDを例に、年間と月間の予算を組み立てます。後述の仮定では年間515,500円、月約42,958円ですが、オーナーの平均支出や販売店の見積もりではありません。車両購入費・ローン返済・減価償却は別に計算します。情報確認日:2026年9月10日。
アイキャッチはAIで制作した高級SUVのイメージです。レクサスNXの実車写真・メーカー公式画像ではありません。
目次
| 項目 | 確認した仕様 |
|---|---|
| モデル | NX350h「version L」・2WD(FF) |
| 総排気量 | 2.487L |
| 指定燃料 | 無鉛プレミアムガソリン(ハイオク) |
| WLTCモード燃費 | 20.9km/L(タイヤ・装備条件により異なる) |
| 全長・全幅・全高 | 4,660mm・1,865mm・1,660mm |
出典:レクサスNX主要諸元表、NX価格・パッケージ。PHEVのNX450h+やターボのNX350、AWD、過去のNX250などでは条件が変わります。「NX」という車名だけで維持費を一律に決めないことが大切です。
以下は、年間走行距離10,000km、家計試算用の燃費20km/L、ハイオク200円/L、駐車場月10,000円とした予算例です。燃料価格は現在の全国平均ではなく、計算用の仮定です。任意保険・整備等も、ご自身の見積もりに置き換えてください。
| 費目 | 年間予算の例 | 月割りの目安 | 条件・位置づけ |
|---|---|---|---|
| 自動車税 | 43,500円 | 3,625円 | 2019年10月以後初回新規登録・自家用乗用車の通常税率 |
| 燃料代 | 100,000円 | 約8,333円 | 10,000km÷20km/L×200円/L |
| 任意保険 | 120,000円 | 10,000円 | 契約条件で変わる仮定 |
| 駐車場 | 120,000円 | 10,000円 | 月極料金の仮定 |
| 車検に備える積み立て | 60,000円 | 5,000円 | 重量税・自賠責・検査等の準備 |
| 点検・消耗品の積み立て | 60,000円 | 5,000円 | タイヤ等。車検予算との重複を除く |
| 洗車等 | 12,000円 | 1,000円 | 任意の家計予算 |
| 合計 | 515,500円 | 約42,958円 | 購入費・返済・減価償却・高速代等は別 |
月割りは年間額÷12で計算し、一部を円単位に丸めています。車検やタイヤの積み立ては、毎年その額を実際に支払うという意味ではありません。購入直後の支出と、将来のまとまった出費への準備を区別して家計を管理しましょう。
同条件で駐車場が無料なら年間395,500円・月約32,958円、月30,000円の駐車場なら年間755,500円・月約62,958円です。都市部で借りる場合は、車両価格より先に置き場所の費用と収容条件を確認しておくと安心です。
排気量2L超~2.5L以下の自家用乗用車で、2019年10月1日以後に初回新規登録した車の通常の自動車税年額は43,500円です。取得年度の月割りや軽減の扱いは別途確認します。出典:東京都主税局「自動車税」。
自動車重量税は車両重量だけでなく、減税の適用や検査時期などでも変わります。ハイブリッド車でもすべての検査時に同じ税額になるとは限りません。車台番号と検査予定日を用い、国土交通省「次回自動車重量税額照会サービス」や販売店で確認してください。
車検見積もりの合計だけを見ると、法定費用と任意の追加整備を区別しにくくなります。点検・検査料金、重量税・自賠責保険料、交換部品、その他の作業に分けてもらい、必要な整備と時期を相談しましょう。本記事の車検積み立て年60,000円は、料金の断定ではなく予算を作るための仮定です。
NX350hの指定燃料はハイオクです。燃料代は「年間走行距離÷燃費×燃料単価」で計算します。燃費20km/L、200円/Lという仮定を共通にすると、次のようになります。
| 年間走行距離 | 年間の燃料使用量(仮定) | 年間燃料代 |
|---|---|---|
| 5,000km | 250L | 50,000円 |
| 10,000km | 500L | 100,000円 |
| 15,000km | 750L | 150,000円 |
年間10,000kmでも、実際の燃費が16km/Lなら625Lとなり、同じ200円/Lで125,000円です。また、燃費20km/Lのまま燃料単価が220円/Lなら110,000円になります。燃費と単価を別々に動かすと、家計への影響が分かりやすくなります。
カタログの20.9km/Lは、一定条件で測定されたWLTCモード値です。短距離移動が多い、渋滞が多いなど、普段の使い方で実績は変わります。節約のために指定と異なる燃料へ自己判断で変えるのではなく、給油記録や走行距離から予算を見直しましょう。
レクサスは、新車を購入した顧客の自家用乗用車について、新車登録日から3年間、所定の点検・メンテナンスを無料で行うケアメンテナンスプログラムを案内しています。出典:レクサス「ケアメンテナンスプログラム」。
この案内を、すべての消耗品交換・事故修理・車検費用が無料という意味に広げないことが大切です。対象の作業、回数、期間、対象外の交換や整備を購入店に確認してください。税金、保険、燃料、駐車場は別途発生します。
無料の対象に含まれる作業を有料整備予算へ重ねて計上する必要はありませんが、プログラム終了後やタイヤ交換に備える積み立ては別に考えます。中古車で購入する場合は、新車向けプログラムがそのまま受けられると考えず、その車両に付く保証・整備サービスを契約書面で確認しましょう。
NX「version L」の公式装備案内には、235/50R20のランフラットタイヤ等が示されており、メーカーオプションの選択によって仕様が異なります。タイヤ本体だけを価格検索する前に、現車と指定仕様を確認することが大切です。出典:レクサスNX「価格・パッケージ」。
予算は4本分の本体代に、交換作業、バランス調整、バルブ・センサー関連作業、処分料を加えて見積もります。ランフラット対応の作業ができる店舗かどうかも確認してください。装着条件を満たすことを優先し、価格だけを理由にタイヤ仕様を変更しないようにしましょう。
例えば4本の交換総額を180,000円と仮定し、次回まで48カ月で準備するなら月3,750円です。この金額はNXの実勢価格ではなく、積み立て方法の例です。48カ月も交換期限を保証するものではありません。損傷や摩耗、使用条件に応じた点検結果を優先します。詳しくはタイヤ交換の費用と工賃の見方をご覧ください。
中古車を比較するときは、年式・グレード・走行距離に加え、タイヤの状態、点検記録、車検の残り、保証の対象と期間を確認します。販売価格が下がっていても、部品や整備の費用が同じ割合で安くなるとは限りません。
「納車前整備付き」という表示だけでなく、交換される部品と点検項目を具体的に聞きましょう。気になる機能の不具合があれば、納車前に対応されるのか、保証対応になるのかを確認します。支払総額に含む費用と、購入後に必要な費用を分けると、安い理由を見極めやすくなります。
本記事の維持費予算は月約42,958円です。仮にローン返済が月50,000円なら、合わせて月約92,958円を確保する計算になります。この返済額は説明用の仮定で、特定商品の見積もりではありません。ボーナス返済や最終回の残価がある契約では、その支払いを別に加えます。
任意保険は年齢条件、運転者の範囲、等級、車両保険、免責額などで変わるため、購入予定の型式を伝えて実際の見積もりを取りましょう。保険・駐車場・燃料・整備の準備を加えた後でも生活の予備費を保てるかを確認すると、購入後も続けやすい予算を決められます。
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