2024年08月29日
クラウドローンの事前審査に通過して複数の銀行から提案を受けたら、1つのプランに絞って本申し込みに進みます。金利やサービスは銀行ごとに異なるため、何を基準に選べばいいか迷う方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、事前審査が通った方向けに賢いローンの選び方を紹介します。また、事前審査後の手続きの流れを解説するとともに、「事前審査と本審査の違い」「事前審査に通れば必ず本審査も通る?」「本審査に落ちたらどうすればいい?」といった本審査に関する質問にもお答えします。
目次
事前審査の通過から融資実行までは、次のような流れで手続きがおこなわれます。
それぞれの手続きの内容について詳しく見ていきましょう。
銀行から届いたプランの中から1つを選び、本申し込みに進みます。条件を比較して、最も自分に合ったプランを選んで申し込みましょう。
なお、事前審査の有効期限は原則1ヵ月(マイカーローンは3ヵ月)です。有効期限を過ぎると事前審査の結果は無効となるため注意が必要です。
本申し込みすると、銀行から翌営業日にメールまたは電話で本審査に関する連絡があります。本人確認書類などの提出を求められるので、指定の方法で送付しましょう。必要書類の種類や提出方法は銀行やローンの種類によって異なります。書類に不備があると融資が遅れるため、しっかり確認したうえで提出しましょう。
審査期間は銀行やローンの種類によって異なりますが、書類提出完了後1~2週間程度です。必要に応じ、職場に在籍確認の電話がかかってくる場合もあります。
本審査に通過するとメールや電話などで結果が届くので、契約内容を再度確認したうえでローン契約を結びます。
ローンを組む銀行に口座がない場合は、契約までに口座の開設が必要です。
契約が完了すると、指定の口座にお金が振り込まれます。基本的に翌月(返済日によっては翌々月)から口座引き落としによる返済が始まるので、余裕をもって返済できるよう準備しましょう。
複数のローン会社の事前審査に通過したとしても、本申し込みは1社に絞らなくてはなりません。そこで、借入先を決める際にチェックすべきポイントを解説します。
ローン会社選びで最も重要なのが金利です。特に借入額が大きい場合はわずかな金利差が返済総額に大きな影響を与えるため、できるだけ金利の低いローンを選びましょう。
金利タイプには、変動金利と固定金利があります。
変動金利は固定金利に比べて、返済開始時の金利が低い傾向にあります。ただし、一定期間ごとに金利が見直されるため、返済期間中に月々の返済額が変わる場合があります。また、金利上昇局面では返済総額が固定金利を上回る可能性もあります。
固定金利は返済開始時の金利が完済まで続くため、安定した返済計画が立てられます。ただし、返済開始時の金利は変動金利より高い傾向にあり、金利が変わらない場合や金利が下がった場合は変動金利に比べて返済総額が大きくなります。
返済期間が短ければ金利見直しの影響はさほど大きくありませんが、返済期間が長くなるにつれ影響は大きくなります。特に10年以上など長期でローンを組む場合は、今後の金利変動を想定して金利タイプを選ぶと良いでしょう。
繰り上げ返済や一括返済することで、元金や元金にかかる金利を抑えられます。繰り上げ返済を予定している方や、できるだけ返済総額を抑えたい方は、繰り上げ返済可能か確認しましょう。
また、一部のローンでは一定期間元金を返済せず利息のみを支払う「据置期間」を設定できます。例えば、「子どもの在学中は教育ローンの返済が難しい」といった場合などは、据置期間が設定できるプランを選ぶとよいでしょう。
金融機関やローンの種類によっては、借入時の事務取扱手数料や繰り上げ返済手数料、保証会社に支払う保証料などがかかる場合があります。返済額だけでなく必要な手数料や保証料もチェックし、トータルでお得なローンを選びましょう。
一部のローンでは、団体信用生命保険がはじめからついていたり、ローン金利に保険料を上乗せすることでつけられる場合があります。団体信用生命保険とは、ローン返済中に契約者が死亡したり所定の高度障害状態などになった場合、保険金でローンを完済できる保険です。
もしものときに備えたい方は、費用と補償を比較したうえで検討しましょう。
ローンを組んだ金融機関とは完済するまで付き合いが続きます。特に長期のローンを組む場合は、トラブルがあったときスピーディーに対応してくれる金融機関を選ぶことが重要です。口コミや評判などを参考に、信頼できる金融機関を選びましょう。
顧客サポートやオンラインサービスの充実度も金融機関によって異なります。例えば、アプリから手数料無料で繰り上げ返済できれば、こまめに繰り上げ返済しやすくなります。また、心配事などを直接相談したい方は、アクセスしやすい場所に支店があるかもチェックしましょう。
ローンを組むためには、事前審査だけでなく本審査も通過する必要があります。そこで、本審査がどのようなものなのか知っておきましょう。
事前審査は本審査の前に実施する簡易的な審査です。信用情報や申込者の申告した収入や年齢・勤務先・他社での借り入れ状況などをもとに、コンピューターが機械的に返済可能か判断します。
一方、本審査はローンを組むための正式な審査です。事前審査は自己申告のみで受けられるのに対し、本審査では本人確認書類や年収が確認できる書類などの提出を求められます。審査は提出書類と申告内容を照らし合わせ、より慎重におこないます。勤務実態を確認するため、職場に電話による在籍確認がある場合もあります。
増額したい場合は再度審査が必要です。増額変更後の金額で改めて事前審査を申し込みましょう。減額の場合は再審査は不要です。本申し込みの段階で直接銀行にお申し出ください。
本審査の日数はローンの種類や金融機関により異なり、短ければ数日~1週間程度、長い場合は2週間程度かかります。基本的に、申し込みが高額な場合や審査が厳しいローンは審査期間が長く、申し込みが少額な場合や審査が柔軟なローンは審査期間が短い傾向にあります。
また、申込者の職業や返済能力などによっても審査期間に差が出ます。例えばフリーランスや個人事業主の方は慎重に審査がおこなわれるため、大手企業に長年お勤めの方に比べると審査期間が長くなりがちです。
事前審査に通れば、本審査も通過する方がほとんどです。しかし、次のようなケースでは本審査で落ちる確率が高くなります。
本審査では申告内容と提出書類を照らし合わせて確認するため、年収や他社での借入額などを偽って申告しても見抜かれてしまいます。故意ではなく間違った場合でも、虚偽の申告と判断されることがあるため注意が必要です。
退職や転職などで収入や勤務先が変わった場合、事前審査の結果は無効になります。また、勤続年数が短いと審査には不利になるため、ローン借り入れ前の退職や転職は避けるようにしましょう。
ローンやクレジットカードの申し込みは信用情報に記録され、その後の審査に影響を与えます。複数の事前審査に通った場合も、本審査は1社に絞って申し込みましょう。
直接申し込むことも可能ですが、事前審査の結果は無効になり手続きも初めからになります。手間を省いてスピーディーに借り入れるためにも、クラウドローン経由の本申し込みがおすすめです。
本審査に落ちた理由は、銀行に問い合わせても教えてもらうことはできません。自分で申告内容などを振り返り、落ちた原因を解決しましょう。
なお、本審査に落ちた結果は信用情報に6ヵ月間残り、この間は審査に通りにくくなります。すぐにお金が必要な場合は、借入希望額を下げる、審査基準が低めのローンを選ぶなどの対策を取ったうえで再度申し込みましょう。
クラウドローンでは、提携保証会社が事前審査を実施。その結果をもとに融資可能な複数の銀行から直接プランの提案が届きます。複数の銀行に個別に申し込む必要がないだけでなく、プランを比較しやすいところもポイントです。
クラウドローン経由で本申し込みすることで、直接銀行に申し込むよりスピーディーに手続きできるのもメリットです。ローンを賢く選びたい方や、少しでも早くお金が必要な方はクラウドローンを利用してはいかがでしょうか。
複数の事前審査に通っても、本申し込みは1社に絞る必要があります。金利だけでなく手数料やサービス、金融機関の信頼性などを総合的に判断し、自分に最適なローンを選びましょう。
また、事前審査に通っても本審査に落ちる可能性はあります。特に、事前審査の申告内容が提出書類と異なると、虚偽の申告とみなされて審査に落ちる可能性が高まります。申告内容が間違っていた場合や仕事が変わった場合などは、改めて事前審査を受けなおしましょう。
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