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医療ローンの分割手数料は高い?クレジット分割払いとの比較や金利計算方法を解説

一言コメント村田大輔 - 貸金業取扱主任者/クラウドローン株式会社代表

「医療ローン」は治療費の分割払いを可能にする手段の一つです。本記事では、医療ローンの特徴や利用方法、金利相場、手数料の計算方法、さらにはクレジットカードとの比較まで詳しく解説されています。特に医療費の高額化に伴い、医療ローンの重要性が増しています。医療ローンは、自由診療や保険適用外の治療にも利用できるため、費用面での心配を軽減することができます。手数料や金利を比較し、自身の状況に合ったローンを選ぶことが重要です。

医療費を分割払いする方法のひとつに「医療ローン」があります。手持ちの資金が無くても治療が受けられますが、分割手数料がかかるため注意が必要です。この記事では、医療ローンの金利相場や手数料の計算方法を紹介するほか、クレジットカードの分割払手数料との比較や手数料がどのくらいかかるかのシミュレーションもおこないます。また、メリット・デメリットを解説するとともに、学生やアルバイトでも借りられるかという疑問にもお答えします。

医療目的に用途を限定した「医療ローン」

「医療ローン」とはお金の使い道を医療目的に限定したローンです。歯科医院や美容クリニックなどが提携する信販会社の医療ローン(信販系医療ローン)のほか、銀行が目的別ローンのひとつとして取り扱っているローン(銀行系医療ローン)もあります。

医療ローンは脱毛や歯科矯正、AGA治療にも利用できる!

医療ローンは入院治療費などの保険診療だけでなく、次のような保険適用外の自由診療にも利用できます。

  • 美容整形
  • 歯列矯正
  • 医療脱毛
  • レーシック
  • AGA治療

保険診療は原則3割負担なのに対して自由診療は全額自費負担となるため、医療費は高額になりがちです。まとまったお金を用意するのが難しいときでも、医療ローンを利用すれば費用を理由に治療を諦めずに済みます。

医療ローンの金利はどれくらい?

用途が医療に限定される医療ローンは、目的を問わず使えるカードローンやフリーローンに比べると金利は低めです。また、銀行系医療ローンと信販系医療ローンでは次のような違いがあります。

銀行系医療ローン信販系医療ローン
実質年率2.5~10%程度4~14%程度
審査やや厳しい通りやすい
審査にかかる期間数日~2週間程度即日から数日程度

銀行系医療ローンは自分で銀行に申し込む必要がありますが、信販系よりも金利は低めです。ただし、審査は厳しめで期間も長くかかります。

信販系医療ローンはクリニックの受付で申し込めるため、手続きの手間が少なくて済みます。金利は銀行系よりも高めですが、手数料を負担してくれるクリニックもあります。

ただし、クリニックが信販会社と提携していない場合は利用することができません。また、どの信販会社と提携しているかはクリニックによって異なり、自分自身で利用する信販会社を選ぶことはできません。

医療ローンの分割手数料の計算方法

医療ローンを借りると、借りた金額(元本)に分割手数料や利息を上乗せした額を返済します。分割手数料と利息は呼び方は異なりますが、計算方法は同じです。

利息は次の考え方を基本にして計算します。

 借入残高 × 金利(実質年率) ÷ 12 × 借入月数 = 利息

金利は1年単位で表されるため、12で割って「月利」を出し、月ごと利息を計算します。また、実質年率とは、借入金額の利息に諸経費を加えて計算した「実質上の金利」です。

例えば、金利5%で10万円借りて1ヵ月後に返済する場合の利息は次のように計算します。

 100,000円 × 5% ÷ 12 × 1ヵ月 = 416円

しかし、実際は毎月の返済によって元本が減っていくため、計算はもっと複雑です。銀行などのホームページにあるローンシミュレーターを使えば簡単に計算できるので、借り入れ前に利用してみましょう

医療ローンのメリット・デメリット

高額な治療を受ける際に頼りになる医療ローンですが、メリットだけでなくデメリットもあります。借入前にしっかり把握しておきましょう。

医療ローンのメリットは「お金がないときでも治療を受けられる」

医療ローンの最も大きなメリットは、お金が貯まるのを待つことなく治療を受けられる点です。例えば、AGA治療は始める時期が早い方が治療効果は高くなります。また、歯科矯正や医療脱毛のように時間がかかる治療は、早く始めることでその分結果も早く得られます。

さらに、医療ローンは分割手数料が安めなので、ほかのローンよりも負担を抑えて治療を受けられます。

医療ローンのデメリットは分割手数料がかかる

医療ローンの分割手数料はほかのローンより安めではあるものの、一回払いに比べると返済総額は大きくなります。特に分割回数が多くなると手数料も増えるため、どのくらいかかるのかしっかり確認しましょう。

また、医療ローンを利用するためには審査が必要です。雇用形態や年収などによっては利用できない場合もあります。

医療ローンは学生やアルバイトでも借りられる?

医療ローンを契約するには、18歳以上で安定した収入が必要です。これに該当すれば、学生やフリーターでも利用できる可能性は高いです。なお、仕送りや奨学金などは収入とは認められないため、自分自身がアルバイトなどで毎月収入を得ている必要があります。

ただし、銀行系医療ローンは審査が厳しいため、基本的に学生は借りられません。学生が自分の名義でローンを組みたいときは、信販系医療ローンを利用しましょう。また、20歳未満や収入、勤続年数などによっては、親が保証人になることが契約の条件となる場合もあります

医療ローンとクレジット分割どっちの手数料が高い?

医療費の支払方法として、クレジットカードが使えるクリニックも多いです。一括払いならカードのポイントが付くため現金よりお得で、分割払いも審査や手続きなしで利用できて便利です。

それでは、医療ローンとクレジット分割の手数料を比較するとともに、それぞれどんな人に向いているのか見ていきましょう。

医療ローンクレジットカードの分割払い
実質年率2.5~14%12.0~15.0%
使いみち医療目的に限定自由
審査必要すでに持っていれば不要
最大分割回数48、60回など(ローン会社により異なる)24、36回など

医療ローンはできるだけ手数料を抑えたい人におすすめ

医療ローンは医療目的にしか使えず審査も必要ですが、クレジット分割より手数料が安めです。また、クレジットカードよりも最大分割回数が多めで、月々の返済額を抑えることができます。このため、できるだけ手数料を抑えたい人や毎月の返済額をできるだけ少なくしたい人に向いています。

クレジット分割は手軽に分割払いしたい人におすすめ

クレジット分割は、すでにカードを持っている人なら特別な手続き不要で利用できます。このため、手間をかけずに分割払いしたい人に向いています。なお、医療費が高くカードの限度額が足りない場合は、カード会社にあらかじめ連絡することで一時的に限度額を引き上げてもらえる場合もあります。

医療ローンの分割手数料をシミュレーション

それでは、医療ローンの分割手数料がいくらくらいかかるのか、医療脱毛と歯科矯正を例にシミュレーションしてみましょう。

医療脱毛(20万円)を医療ローンで支払ったときの分割手数料

全身医療脱毛の費用相場は20万円程度といわれています。また、医療脱毛の提携ローンは年利7.5~9%程度が一般的です。そこで、年利9%、12または24回払いにしたときの返済額を見てみましょう。

12回払い24回払い
毎月の返済額17,490円9,136円
返済総額209,880円219,264円
分割手数料総額9,880円19,264円

24回払いにすると月々の返済額を1万円以下に抑えられるため、収入が少ない人でも安定して返済しやすくなります。ただし、分割回数が多いほど手数料も多くなるため、返済可能な金額と照らし合わせて自分に合った分割回数を選びましょう。

歯科矯正(100万円)を医療ローンで支払ったときの分割手数料

歯科矯正の費用は矯正方法や歯の状態によって差はありますが、100万円程度が目安です。また、歯科医院の提携ローンは5%程度が多いです。そこで、年利5%、36または60回払いにしたときの返済額を見てみましょう。

36回払い60回払い
毎月の返済額29,970円18,871円
返済総額1,078,920円1,132,260円
分割手数料総額78,920円132,260円

100万円の高額な治療でも、医療ローンを利用すれば毎月の返済額を2~3万円程度に抑えることができます。ただし、元本が大きい分分割手数料も高額になるため、家計に余裕があるときは繰上返済すると良いでしょう。

医療ローンは繰上返済手数料もチェック

繰上返済とは、毎月の返済とは別に残りの元本の一部または全額を返済する方法です。前倒しで返済した元本にかかる利息が不要になるため、返済総額を減らすことができます。

医療ローンを契約する前に、まずは繰上返済が可能かどうか確認しましょう。また、繰上返済手数料は、ローン会社により異なります。繰上返済手数料無料の医療ローンであれば、家計に余裕があるときにこまめに返済しやすくなります。

クラウドローンなら低金利のローンを簡単に探せる!

できるだけ利息を抑えて分割払いしたい方は、金利が低めの銀行系医療ローンがおすすめです。
銀行ごとに金利などの条件が異なるため、たくさんの中から自分に合ったローンを選ぶ必要がありますが、自分で金利を一つひとつ調べるのは時間も手間もかかります。そこでおすすめなのが「クラウドローン」です。クラウドローンは、借りたい人と融資可能な銀行を結ぶ金融マッチングサービス。希望する借入条件と基本情報を登録しておけば、融資可能な複数の銀行から直接プランの提案を受けられます。

申し込みから借り入れまで全てオンライン上でできるので、銀行に行く時間がとれない方でも利用可能。また、借入可能なプランだけをまとめて比較できるので、一般的な比較サイトに比べて効率的に自分に合ったローンを選べます。

基本情報の登録に名前や住所は不要です。希望条件で借り入れ可能か調べるために、まずは気軽に登録してみませんか?

医療ローンを利用する前に手数料もチェックしよう!

医療ローンを利用することで、まとまったお金がないときでも治療を受けることができます。しかし、借りたお金に手数料を上乗せして返済する必要があるため、費用が増えるということはしっかり把握しておきましょう。

なお、医療ローンの分割手数料は、ローン会社により異なります。返済総額を少しでも抑えたい方はできるだけ手数料の安い医療ローンを選びましょう。


POINT

「どの銀行が融資をしてくれるか分からない」をクラウドローンが解決

クラウドローン(https://pre.crowdloan.jp/)は、個人が銀行から低金利でマイカーローン、教育ローンなどの融資を受けられる国内唯一のプラットフォームです。
融資の目的や時期、金額などをクラウドローンに登録すると、各銀行が融資可能な金額や金利のプランの直接提案してくれます。時間と労力をかけずに複数の銀行からより条件のよい融資を見つけることができます。

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