2022年01月23日
すでに、車を購入してディーラーローンを契約中の方も、マイカーローンに借り換えする手段があることをご存知でしょうか。
販売店に誘導されるまま契約したけれど、金利が意外と高いことにあとから気づく人も少なくありません。残りの返済額が残っていればいるほど、マイカーローンの借り換えの経済的メリットは大きなものになります。
そうはいっても銀行の手続きは面倒そうだなと思っている方に、借り換え時に発生する手続きの方法についてご説明します。
目次
販売店で契約したディーラーローンから、銀行マイカーローンへ借り換える場合のメリットは低い金利に借り換えることができることであり、返済総額の負担を楽にできることです。
ディーラーローンを契約するときには、通常販売店かまたは信販会社で所有権が留保されます。
返済期間中は所有権は留保されたままになっているため、返済途中で任意に売却することが原則できません。
銀行マイカーローンの場合にはそのような縛りがないため、返済中であっても車検時期や保証期間が過ぎるころに買取業者などに買い取ってもらうことができるのもメリットです。
銀行のマイカーローンに借り換える場合は、融資の契約になるため、新規で銀行ローンを契約するときと同じステップで手続きが必要になります。
免許証などの本人確認書類はもちろん、収入を証明する書類。そして債務金額を証明する書類を、元のディーラーローンの契約先に請求をする必要があります。
さらに、所有権の名義変更を行う手続きも自身で行う必要があります。(手続きについては後述します。)
では、実際どれくらいのインパクトがあるか比較してみましょう。
ローンの種類 | 銀行系マイカーローン | ディーラーローン |
---|---|---|
金利相場 | 1.8% | 8.8% |
返済総額 | 3,450,725円 | 4,075,172円 |
と、返済総額には62万円もの差が出ています。
毎月1万円も多くする返済する期間が5年も続くとなるほど、借り換えるだけで大幅に負担が少なくなることがお分かりいただけたかと思います。
ディーラーローンの場合、新車よりも中古車の方が高い金利を設定されるのに比べて、銀行マイカーローンの場合は、車種によって金利が変動するものでありません。
つまり、中古車で購入した人は特に高い金利になっていることがあるため、できるだけ早めに切替えた方が得になります。
借り換えにより金利が低くなるということは、それだけ貸し手である金融機関側のリスクも小さくなります。しかし、すでにディーラーローンで契約しているからと言って、書類さえ用意すれば必ず切り替えられるわけではありません。しっかりと準備を進めるうえでも、以下の点には注意が必要です。
最初に契約したディーラーローンを契約した時点から、年収が下がってれば、少し審査が厳しくなります。 さらに、ローンの返済能力を測るという意味では、就職や転職したばかりで勤続年数が浅いと借入ができないことがあります。2~3年くらいの勤続年数があることが望ましいです。
会社員や公務員などの給与所得者と比べて、フリーランスや自営業者、雇用形態がパート、アルバイトの場合には、収入が不安定と見なされることになるので、直近で独立を検討している方であれば、早めに手続きを済ませておくほうがよいでしょう。
銀行でマイカーローンを借り入れる時には、借入有無および返済状況を審査で確認します。ディーラーローンからの借り換えであるため、もちろんすでに別のローンの契約があるところからのスタートとなりますが、滞納がある場合には、審査は難しいと言っていいでしょう。
ローンの審査を行う時には信用情報機関への実績の確認が行われます。一度滞納の履歴が残ってしまうと、2年間はその履歴が消えないルールになっているため、高額のローンを組むことは厳しくなります。
借り換えやマイカーローンだけでなく、すべての融資に共通することですので、注意するようにしてください。
残価設定ローンとは、車両価格から数年後の推定下取り額(残価)を差し引いて、残りの金額をローン金額として設定するローンです。ローン金額が少なくなるので、一般的なマイカーローンよりも毎月の返済額が抑えられるというメリットがあります。
このような残価設定ローンを借り換えしようとするときは、借り換えによって返済額が増える可能性があることを覚えておきましょう。残価設定ローンを借り換える場合、残価設定された金額を含んだ金額を借り換えることになります。
そのため、借り換えることで逆に月々の返済額が増えてしまうこともあります。また、残価設定ローンの借り換えには対応していない金融機関もあるので注意が必要です。
先述のとおり、ディーラーローンは所有権が、販売店または信販会社に留保されたままになっており、借り換えを完了させるには、所有権名義の変更手続きを行う必要があります。
まずは、最寄りの陸運局で名義変更の手続きを行い、住所変更が伴う場合には、ナンバープレートの付け替えや、車庫証明保管場所の変更に、管轄警察署でも手続きが必要となります。
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