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車購入時に頭金は必要?頭金を支払うメリットや金額の相場、いつどうやって払うのかも解説

車購入時にローンを利用する場合、頭金を支払うのが一般的です。しかし、「どのくらい払えばいいのか」「頭金なしで購入できないのか」など疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。この記事では、頭金の相場やメリット・デメリット、頭金を支払うタイミングや支払方法など、頭金に関する疑問に徹底的にお答えします。頭金なしで車が買えるか調べる方法や効率的にローンを探せるサービスも紹介しますので、頭金なしで車を購入したい方もぜひご覧ください。

車購入時の頭金は絶対に必要?

「頭金」とは、ローンを組む際に代金の一部として支払うお金です。車は高額なため頭金を用意して購入するのが一般的ですが、頭金なしで買えないわけではありません。

ただし、ローン会社によっては「車両本体価格の10%」など最低でも必要な頭金が決められている場合もあります。また、借り入れを希望する人の収入などによっては、頭金を求められることもあります。

車購入時に頭金を求められるのはどんなとき?

ローンを組むためには審査の通過が必要です。審査とは借り入れを希望する人の返済能力を見極めるための手続きで、返済が困難と判断されると融資を受けることはできません。

審査は収入や年齢、勤続年数など複数の要素から総合的に判断します。審査基準はローン会社によって異なり、A社は審査に通ってもB社は通らないことも。また、審査基準に若干満たない場合は、「〇〇円以上の頭金を入れることで融資可能」と回答されることがあります

次のような方は、頭金が必要になる可能性があります。

  • 収入が少ない
  • 収入が安定していない
  • 過去に支払いが遅れたことがある
  • 収入に対して借入額が大きい
  • 住宅ローンやクレジットカードの分割払いなど他社での借り入れがある

急にまとまった金額を用意するのは難しいため、審査に自信がない場合は初めから頭金を準備しておくと良いでしょう。

車購入時の頭金と手付金はどう違う?

車購入時に支払うお金には、頭金のほかに手付金があります。頭金はローンを組む際に代金の一部を最初に支払うのに対し、手付金は支払方法に関わらず、欲しい車を確保したい場合に支払います

手付金には、契約の意思があることを示すための保証金の意味合いがあり、そのまま購入すれば商品代金に充てられます。しかし、「ほかに欲しい車が見つかった」などの理由でキャンセルする場合、基本的に戻ってきません。

車購入時に頭金を払うメリット・デメリット

車購入時に頭金は必ずしも必要ではないため、払うべきか迷う方も多いのではないでしょうか。判断材料にするために、頭金のメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう。

車購入時に頭金を払うメリットは借入額を少なくできること

頭金を支払うことで、借入額は少なくなります。これにより、次のようなメリットが生まれます。

  • 支払総額が少なくなる
  • ローンの期間を短くできる
  • 毎月の支払いを減らせる
  • ローンの審査で有利になる可能性がある

ローンの利息は借入額に対してかかるため、借入額が少なければそのぶん金利負担も小さくなり、トータルで支払う金額を減らせます。借入額が少ないことに加えて支払総額が減ることで、より短期間で完済しやすくなります。

また、返済期間や返済額は一定の範囲内で自由に設定できるため、毎月の支払いを減らし家計の負担を抑えることも可能です。

さらに、自己資金で頭金を用意することで返済能力があると判断され、ローンの審査に有利になることもあります。

車購入時に頭金を払うデメリットはまとまった費用が必要なこと

頭金の金額に決まりはありませんが、一般的には車の価格に応じて十数万から数百万円程度支払います。家計に余裕がある方や前の車の下取り等でカバーできる場合は良いですが、頭金で預貯金を使い果たしてしまうとその後の生活に支障が出たり、急な出費に対処できなくなることもあります。

また、頭金を貯めてから車を買おうと思っていると、必要なタイミングで頭金が用意できず車を買い逃してしまうこともあります。例えば、「次の車検は通さず買い替えたい」など購入のタイミングが決まっている方や、「欲しい車種の中古車に出会えたら買いたい」という方などは、頭金にこだわらず購入を検討したほうが良いかもしれません。

車購入時の頭金の相場はいくら?

頭金の金額に決まりはありませんが、一般的に車両本体価格の20~30%が相場といわれています。少なすぎると「借入額を減らす」という頭金のメリットが生かせず、多すぎると家計への影響が大きいため、20~30%が目安とされているようです。

車両本体価格別の頭金の相場は次の通りです。

車両本体価格頭金の相場
100万円20万~30万円
200万円40万~60万円
300万円60万~90万円
400万円80万〜120万円
500万円100万〜150万円

車購入時の頭金はいつ支払う?

頭金をいつ支払うかは購入先により異なりますが、多くの場合次の3パターンのいずれかです。

  • 契約時に頭金の一部を支払い、残りは納車までに支払う
  • 契約後、具体的な納車日が決定した時点で支払う
  • 納車日に支払う

頭金は基本的に契約から納車までの間に支払うもので、契約前に支払いを求められたり納車後に後払いすることはありません。いずれにせよまとまった金額が必要となるため、いつ支払うのかあらかじめ確認しておきましょう。

車購入時の頭金の支払方法

頭金の支払方法は「現金」「銀行振込」「クレジットカード」のいずれかです。

銀行振込の場合は振込手数料をどちらが負担するか確認し、販売店持ちの場合は手数料を引いた額を振り込みます。販売店の口座に入金されるまでに時間がかかるため、余裕を持ったスケジュールで手続きをおこないます。

クレジットカードでの支払いは、カードのポイントが貯まるのがメリットです。ただし、「クレジットカード払いに対応しているか」「自分のクレジットカードのブランドが使えるか」は販売店によって異なるため、あらかじめ確認しておく必要があります。

また、クレジットカードの利用限度額や利用状況によっては全額支払えない場合もあります。利用限度額が足りない場合は、一時的に利用枠を増やしてもらえるようカード会社に問い合わせてみましょう。

車購入時は頭金のほかに諸費用も必要!

車購入時は、車両本体やオプションのほかに法定費用や手数料などの諸費用が必要です。諸費用の目安は新車で5~10%、中古車で10~20%程度で、車の価格が高いほど諸費用も高額になります。

諸費用がローンに組み込めるかはローン会社により異なります。一般的に、銀行が取り扱うマイカーローンは諸費用も含めて借りられるケースが多いです。一方、販売店の取り扱うディーラーローンは車両本体価格+オプション代金を借入額の上限としている場合が多いようです。

諸費用をローン以外で支払う場合は、納車までに準備する必要があります。また、販売店によっては法定費用は現金での支払いを求められる場合もあるため、利用できる支払方法もあらかじめ確認しておきましょう。

頭金なしで車購入可能か確認する方法

欲しい車の金額に対し返済能力が十分あれば、頭金なしでローンを組むことも可能です。希望の額を借りられるかどうか知りたいときは、マイカーローンの仮審査を利用してみましょう。

マイカーローンの仮審査は返済能力を簡易的にチェック

仮審査は本審査の前におこなう簡易的な審査です。仮審査に通過したら必ず本審査に通るというわけではありませんが、希望の金額が借りられるか客観的に判断することができます。

ほとんどの金融機関はインターネットから仮審査を申し込むことができ、次のような情報をもとに返済能力があるかをチェックします。

  • 基本情報(名前、年齢、住所など)
  • 職業
  • 年収
  • 借入金額、借入期間
  • 他社での借入状況

本審査と異なり簡易的なチェックが目的のため、書類の提出は不要です。申告内容をコンピューターで数値化して機械的に審査するため、早ければ当日、遅くても数日中と短期間で結果が出ます。

通過したからといって必ず本審査に進む必要はないため、複数の仮審査に申し込み、最も条件の良いローンを選ぶことも可能です。

仮審査は信用情報に結果が残らない

仮審査と本審査の大きな違いのひとつに、信用情報に審査結果が残るかどうかがあります。

信用情報とは、クレジットカードの返済やローンの借り入れ、審査結果など、個人の金銭取引をまとめたものです。本審査に落ちると結果が信用情報に一定期間登録され、その後の審査に悪影響を及ぼします。

一方、仮審査は申し込みの情報のみが登録されます。落ちたとしても結果までは残らないため、仮審査に通るまで頭金や返済期間などの条件を変えて申し込むことも可能です。

クラウドローンは複数の銀行の仮審査をまとめて受けられる

審査基準は金融機関により異なるため、希望の金額を借りられるか知るにはそれぞれ仮審査を受ける必要があります。インターネットで申し込めるとはいえ、同じような情報を何度も入力するのは手間も時間もかかります。

クラウドローンなら、希望の条件を登録するだけで融資可能な複数の銀行から直接プランの提案を受けられます。複数の銀行の仮審査もまとめて受けられるので、申し込みの手間を大幅に省けます。

借入可能なローンだけを比較できるため、低金利なローンを効率的に選ぶことも可能。購入する車が決まっていなくても申し込めます。まずは借入可能な目安を知るためにも、気軽に登録してみてはいかがでしょうか。

車購入時の頭金は先々の生活を見据えて決めよう

ローンで車を購入する場合、頭金を支払うことで返済の負担を抑えられます。頭金なしでの購入も可能ですが、資金に余裕がある方は車両本体価格の20~30%を目安に準備すると良いでしょう。
頭金の金額が多いほど返済は楽になりますが、無理をすると急な出費に対応できなくなることもあります。車購入時の諸費用やその後の生活のことも考えて、無理のない金額を設定しましょう。


POINT

「どの銀行が融資をしてくれるか分からない」をクラウドローンが解決

クラウドローン(https://pre.crowdloan.jp/)は、個人が銀行から低金利でマイカーローン、教育ローンなどの融資を受けられる国内唯一のプラットフォームです。
融資の目的や時期、金額などをクラウドローンに登録すると、各銀行が融資可能な金額や金利のプランの直接提案してくれます。時間と労力をかけずに複数の銀行からより条件のよい融資を見つけることができます。

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