1. ホーム
  2. マイカーローン

コンパクトカーが持つメリット|軽自動車との違い・おすすめの人についても解説

様々な車種が存在する自動車市場において、コンパクトカーと軽自動車は、そのボディサイズから何かと比較されることが多い車種といえます。
似たような部分が多いものの、それぞれ規格としては別物のため、税制面でも違いが生じています。

そのような事情もあって、軽自動車を選ぶべきか、それともコンパクトカーを選ぶべきか、判断に迷う人も一定数存在しています。
そこで、この記事では、主に「コンパクトカーが持つメリット」について、軽自動車との違いに触れつつ解説します。

「コンパクトカー」の定義

車種を比較する上で、コンパクトカーというカテゴリは幅広く利用されており、ドライバーからの認知度も高い傾向にあります。
しかし、軽自動車と違い法的に定義されている車種ではないため、ドライバーからは概ね以下のようなイメージで捉えられているものと考えられます。

  • 5ナンバーである
  • エンジン排気量が1,500cc以下である
  • 全長が4mから4.2mほどである

特に重要なポイントとしては「5ナンバー車」であることがあげられ、車が法的に5ナンバー規格に収まるためには、以下の条件を満たしている必要があります。

  • 全長4.7m以下
  • 全幅1.7m以下
  • 全高2.0m以下
  • 総排気量660cc超2,000cc以下

よって、数ある5ナンバー車の中でも、どちらかというと小さめの部類に入る車が、コンパクトカーに分類できそうです。

コンパクトカーを軽自動車と比較した際のメリット

コンパクトカーと軽自動車を比較した際、コンパクトカーには軽自動車では実現できないメリットがいくつか存在します。
以下にあげるメリットに興味を持った場合は、コンパクトカーの購入について真剣に検討することをおすすめします。

乗車定員が5名

コンパクトカーは、小さくても普通自動車の扱いとなるため、一部の例外車種を除いて乗車定員は「5名」となっています。
普段から5人乗りとして使用するドライバーは少ないものと考えられますが、例えば緊急時に多くの人を乗せなければならない場面に遭遇した際、乗車定員が軽自動車に比べて1名多いのは心強いでしょう。

また、5人乗りではなく4人乗りで使用した場合は、1名分のスペースがあく分だけ、後部座席に座る人がスペースを広々と使えます。
2人で遠出する場合は、後部座席を倒して広いラゲッジスペースを作り、トランクやお土産を積んで走ることも可能です。

コンパクトカーは、乗車定員5名の想定で作られている分、軽自動車以上の積載性が期待できるのです。

排気量が多くタイヤも大きめ

軽自動車であっても、高速道路や坂道を走ること自体は可能ですが、どうしても加速力に限界があります。
ターボ車を選ぶことで問題が解決する場合もありますが、その分燃費が心配に感じるドライバーも多いはずです。

これに対して、排気量1,500cc以下という条件に合致するコンパクトカーは、660ccと排気量に縛りのある軽自動車に比べて、より大きなパワーを出すことができます
高速道路の合流地点や、坂道のスタート地点からの加速は、軽自動車よりもコンパクトカーの方がスムーズに感じられるでしょう。

一般道の走行性能においても、軽自動車よりタイヤが大きいコンパクトカーは安定性に優れるため、軽自動車を運転してみて不安定さを感じた人にはおすすめの車種といえます。

安全性に優れる

近年では、車種を問わず自動車の安全性を高める試みが続けられており、軽自動車も例外なく安全性は向上しています。
しかし、軽自動車は規格を超える車体の大きさにすることはできないため、その点においてコンパクトカーに安全性で劣るという意見も聞かれます。

コンパクトカーは、軽自動車に比べて車体が大きい分、衝突した際の衝撃を逃がす構造が作りやすいとされています。
そのため、小さい車ならではの取り回しの良さと安全性を両立したい場合は、コンパクトカーを選ぶのも一つの方法です。

ただし、コンパクトカーで運転のしにくさを感じた場合は、より小回りが利き見通しの良い軽自動車を選んだ方が安心できるかもしれません。
事故を起こしてしまうケースを想定する以上に、そもそも「事故を起こさないこと」を重視して車を選ぶことが、ドライバーには求められている点に注意しましょう。

車種のバリエーションが幅広い

車種のバリエーションが軽自動車に比べて幅広いことも、コンパクトカーを選ぶメリットの一つです。
軽自動車という限られた規格の中でも、SUV・ハイトワゴン・スポーツカー・セダンタイプなど様々な車種が登場していますが、規格そのものから外れることはできません。

しかし、コンパクトカーには明確な定義がないため、人によって様々な解釈ができる分だけ、車種のバリエーションも幅広くなります
例えば、排気量1,500cc以下であったとしても、最大7名が乗車できるタイプの「コンパクトミニバン」という車種もあり、これも含めれば“コンパクトカーなのにミニバン”という、軽自動車ではありえないジャンルが成立します。

コンパクトカーという車種のカバーする範囲の広さは、ドライバーが車を購入するにあたり、様々なバリエーションを想定できる魅力につながっています。

コンパクトカー乗りが覚悟しなければならないこと

コンパクトカーを選んだ場合、他の車種を選んだ場合に比べて、例えばどのようなことがデメリットになる可能性があるのでしょうか。
以下、コンパクトカーを選んだ人が覚悟しなければならない点について、主なものをいくつかご紹介します。

他の大型車種に比べて用途が制限される

普通自動車は、軽自動車以上にバリエーションが豊富で、それぞれの特徴も際立っています。
例えば、コンパクトカー以上の走行性能と積載性を両立させたいのであれば、ステーションワゴンが最適解になる可能性があります。

アウトドアやキャンプなど、多様な趣味に活用できる自動車を選ぶなら、SUVが安心できるかもしれません。
大人数で移動する機会が多い場合は、ミニバンを選んだ方が、たくさんの人を乗せて走るのに便利です。

デザインにこだわりがあるなら、セダンやクーペタイプの車を選んだ方が、満足感は高いでしょう。
このように、車に“走る以外の機能”を求めているドライバーにとっては、コンパクトカーでは不十分だと感じる場面が増えることが予想されます

軽自動車に比べてランニングコストが高くなる

コンパクトカーは、他の普通自動車の車種と比較して、自動車税などの税金や車検にかかる費用は安くなる傾向にあります。
しかし、それはあくまでも普通自動車の中での話であり、軽自動車に比べると高くなってしまいます。

まず、軽自動車の自動車税は10,800円となっており、日本におけるあらゆる車種の中ではもっとも安い部類に入ります。
これに対して普通自動車は、その排気量によって自動車税の金額が変わり、もっとも安い「排気量1,000cc以下」のカテゴリでも25,000~29,500円となっています。

車検にかかる費用に関しても、相対的に軽自動車の方が安い価格設定になっているお店・工場が多いことから、ランニングコストを最優先で考えるなら軽自動車を選んだ方が納得しやすいでしょう

パワー・質感・装備の面で不満が残る可能性がある

数ある普通自動車の中でも、コンパクトカーは比較的リーズナブルな車種に数えられます。
そのため、パワー・質感・装備といった点において、乗り続けるうちに不満を感じやすい点も注意すべきポイントです。

高排気量の車種と比較して、コンパクトカーはどうしてもパワーに限界があります。
過去にセダン・SUVなど排気量が多い車種に乗った経験があるドライバーは、高速道路や峠道などで馬力が足りないと感じてしまう可能性が高いでしょう。

また、インテリアの質感や装備に目を向けると、ミドルサイズの普通自動車と比較してチープに感じられる車種も少なくありません。
よって、様々なグレードの車種を経験しているドライバーの中には、コンパクトカーの質感・装備について「軽自動車とあまり変わらない」と評価する人もいます。

コンパクトカーがおすすめの人とは

ここまでお伝えしてきた通り、コンパクトカーにはメリット・デメリットが存在するため、それらを正しく理解した上で車種を選ぶことが大切です。
これから車を購入するにあたり、次のような考えを持っているドライバーは、コンパクトカーを選んだ方が安心できるでしょう。

小さい車が欲しいけど軽自動車は不安な人

税金が安い・運転しやすい・燃費が良いなどの理由から、どちらかというと小さな車が欲しいと考えているものの、走行性能や乗車人数、安全性といった理由から軽自動車に抵抗を感じている場合は、コンパクトカーを選ぶとよいでしょう
ドライバーの乗り方にもよりますが、税金や車検などを加味したとしても、コンパクトカーの方が総合的に見ておトクになるケースもあります。

定期的に支払わなければならないランニングコストは、確かに軽自動車の方が安いものと考えられます。
しかし、燃費に関しては長距離を走っても比較的良好な車種が多く見られます。

コンパクトカーには、ハイブリッド車など燃費性能が高い車も多いため、軽自動車に引けを取らない燃費性能を発揮することも珍しくありません。
軽自動車と同様に小回りが利き、バック駐車の難易度も低い車種であることから、運転性能の面でも安心です。

近場でも遠出でも使いやすい車が欲しい人

日常的に車を使用する機会が多く、通勤・買い物以外に旅行などでも運転することがある人は、近場・遠出の両方で使い勝手が良い車を選びたいところです。
軽自動車は、比較的短距離・一般道を走るのには向いていますが、高速道路・山道となると排気量にどうしても限界があり、快適な走行が難しい場合があります。

排気量が軽自動車よりも大きいコンパクトカーを選べば、高速道路・山道を安定して走れるパワーを得ることができます。
車のサイズが大きく、後部座席を倒せば大きなラゲッジスペースを作れることから、長期の旅行にも対応しやすいでしょう。

外出時、急な事情で同乗する人数が増えた場合でも、5人乗車が可能です。
小さい車が欲しい反面、幅広い用途を想定しているなら、コンパクトカーを検討してみましょう。

コンパクトカーのお値段は?意外と高い?

コンパクトカーの購入を検討するにあたり、気になるのがその“お値段”ですが、基本的にはエントリーモデルを選べば比較的安価に購入できます。
しかし、選ぶグレードによっては他車種の価格帯を超えてしまうケースもあるため、新車で購入するのをためらう人も少なくありません。

この点に関しては、カーローンを組んで購入することにより、問題が解決する場合があります。
ただし、ディーラーなどで組むローンは金利が高い傾向にあるため、少しでも有利にローンを組むなら「金融機関」のローンに注目しましょう。

新車でコンパクトカーが欲しいなら「クラウドローン」

新車でコンパクトカーを購入したいと考えているものの、ローンを組まなければ購入するのが難しい場合は、Web上で利用できる低金利ローンのマッチング&比較サービス「クラウドローンが便利です。
クラウドローンを利用することで、全国各地にある金融機関のうち、自分が希望する金額・金利・立地の金融機関から提案を受けられます。

事前審査に関しては、クラウドローン提携の保証会社が事前に審査を行うため、自力で金融機関に出向いたり、資料を取り寄せたりする手間がかかりません。
金融機関でカーローンを組むことを検討している方は、この機会にぜひご利用ください。

まとめ

コンパクトカーは、軽自動車よりも乗車定員が多く、排気量の大きさから安定した走行が可能である点が主なメリットです。
安全性も高く、車種も豊富なので、幅広いニーズに対応できます。

ただし、用途や走行性能、質感などにこだわる場合は、他の車種を選んだ方が満足できる可能性があります。
小さい車が欲しいものの軽自動車は不安な方、近場でも遠出でも使いやすい車を探している方は、コンパクトカーの購入を検討してみましょう。


POINT

「どの銀行が融資をしてくれるか分からない」をクラウドローンが解決

クラウドローン(https://pre.crowdloan.jp/)は、個人が銀行から低金利でマイカーローン、教育ローンなどの融資を受けられる国内唯一のプラットフォームです。
融資の目的や時期、金額などをクラウドローンに登録すると、各銀行が融資可能な金額や金利のプランの直接提案してくれます。時間と労力をかけずに複数の銀行からより条件のよい融資を見つけることができます。

詳しくはこちら

関連記事

2024年10月18日
マイカーローン
2WDと4WDならどっちを選ぶ?それぞれのメリット・デメリット・おすすめの人を解説
車を購入する際、2WD(二輪駆動)と4WD(四輪駆動)のどちらを選ぶかで、悩んだことがある人も多いのではないでしょうか。2WDと4WDは、車を購入した後の変更が基本的にできないため、車のタイプ・グレードと合わせて慎重に検討しなければならないポイントの一つです。 一般的には、燃費をとるか走行性能をとる...
2024年10月16日
マイカーローン
「クロカン」ってどんな車?特徴やおすすめの人・注意点などを解説
自動車市場では、ワイルドで力強いデザインに加えて、走りと多機能性を両立するSUVの人気が高まっています。しかし、SUVに似たデザインをしていて、より高い悪路走破性を持つ「クロカン」については、意外と詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。 実は、SUVとクロカンはその構造からして異なるため、SU...
2024年10月10日
マイカーローン
セダンはもう「オワコン」化した?人気低迷の理由や根強いファン層が感じている魅力を解説
かつて、日本では「車といえばセダン」といったようなイメージを持つ人が多く、セダンタイプの車種は車の代名詞的存在でした。しかし、近年ではコンパクトカー・ミニバン・SUVといった様々な車種が登場し、自動車市場も多様化したことから、セダンの人気は失われつつあります。 現代においては、セダンはいわゆる「オワ...

クラウドローンとは

“借りたい”を登録して
お得な提案を待つだけ

融資をしたい銀行から、直接プラン提案を受けることで、
資金を必要としている一人でも多くの人に、融資の機会を提供します。

3分でお借り入れ額がわかる
無料診断してみる