日産エルグランドは2026年7月に新型E53型へ移行しました。2010年登場のE52型から16年ぶりの世代交代となり、購入を検討する際は旧型の情報や発売前の予想と区別することが大切です。
この記事では、2026年9月9日時点で確認できる公式情報をもとに、新型の特徴、アルファードとの比較方法、700万円を借りる場合の返済額を整理します。車両本体価格だけでなく、諸費用と購入後の維持費を含めて予算を考えましょう。
目次

新型エルグランドは、第3世代e-POWER、電動4輪制御のe-4ORCE、インテリジェント ダイナミックサスペンションを組み合わせた走行性能を特徴としています。静粛性や乗り心地は数値だけでは分からない部分もあるため、家族が普段座る席も含めて試乗で確認するとよいでしょう。
日産自動車販売の公式案内では、全長4,995mm、全幅1,895mm、全高1,975mmとされています。全高は車体全体の高さであり、室内高を表す数字ではありません。自宅や利用先の駐車場の高さ・幅・重量制限、ドアを開ける余裕を確認してください。
| グレード | 日産自動車販売の掲載車両本体価格(税込) |
|---|---|
| X e-4ORCE | 6,897,000円 |
| G e-4ORCE | 7,579,000円 |
上記は2026年9月9日に確認した販売会社の掲載例です。保険料、税金(消費税を除く)、登録料、リサイクル料、特別塗装色代などは含まれていません。販売会社や選ぶ仕様によって見積もりが変わるため、700万円を一律の乗り出し価格と考えないようにしましょう。出典:日産自動車販売「新型日産エルグランド誕生」
受注状況や納期は、グレード、装備、販売店、申込時期などで変わります。過去の「4.5~6カ月」といった予想を現在の納期として扱わず、販売店で目安と変更時の連絡方法を確認しましょう。融資実行日と車両代の支払期限が合うかも確認が必要です。

アルファードにはガソリン、ハイブリッド、プラグインハイブリッドがあり、駆動方式や乗車定員も異なります。新型エルグランドと比べる際は、希望する乗車人数、駆動方式、装備、予算をそろえましょう。片方の最廉価グレードと、もう片方の上級グレードだけを比較して優劣を決めると、必要な機能の差を見落とします。
| 比較する項目 | 確認の方法 |
|---|---|
| 駆動方式 | e-4ORCEとE-Four等の仕様を確認し、使う道路や試乗で判断する |
| 燃費 | 同じWLTCモードで、グレード・タイヤ・駆動方式の条件をそろえる |
| 車体寸法 | 全長・全幅・全高に加え、駐車場の制限と乗降スペースを確認する |
| 室内と装備 | 座席数、2・3列目の座り心地、荷室、標準/オプションの区分を確認する |
| 購入費用 | 希望仕様の車両代、オプション、諸費用を含む見積もりを取る |
| 将来の売却 | 市場の買取予想と契約上の設定残価を分ける |
日産のE53型環境仕様書にはWLTCモード16.8km/Lが掲載されています。一方、アルファードの2026年6月版主要諸元表では、ハイブリッドZの標準仕様が2WDで18.0km/L、E-Fourで17.4km/Lです。装着タイヤ等で値が変わるため、購入予定の仕様を確認してください。実燃費は走行環境や運転方法などで異なります。
出典:日産「エルグランド環境仕様書」、トヨタ「アルファード主要諸元表・装備一覧(2026年6月)」
4WDの名称だけで雪道や高速走行の安全性が一律に上回るとは判断できません。装着タイヤ、路面、運転方法にも左右されます。運転支援やディスプレイの装備も、採用の有無だけでなくグレードとオプション条件を確かめましょう。

主な選択肢は現金払い、通常の分割ローン、残価設定型クレジットです。一部を頭金にする方法もあります。購入後に必要な預貯金を残したうえで、支払い総額と毎月の負担を比較してください。
残価設定型クレジットは、車両価格の一部を最終回に据え置く仕組みです。残価を引いた金額だけで購入できるわけではなく、分割払手数料がかかります。最終回は買い替え、返却、残価を精算して買い取る方法などがあり、返却時には走行距離や修復歴、損傷等の条件を確認します。
日産自動車販売の案内には、新型エルグランドの残価設定型クレジットの支払例と保証条件が掲載されています。「新型で残価率が未確定」と一律にはいえません。自分のグレード、期間、頭金、ボーナス払いに対応する見積もりを取り、返却・買い取りそれぞれの総額を確認しましょう。
通常のマイカーローンは借入元本を返済期間内で返すため、完済時の据置精算がありません。金利は商品や審査結果で異なります。保証料や手数料を含む総額を確認し、所有者名義、返済中の売却、繰上返済に関する条件も確認しましょう。銀行ローンなら返済中に自由に売却できるとは限りません。
借入700万円、60回の元利均等返済、ボーナス払いなし、全期間金利変更なし、別途諸費用なしの独自試算です。特定の商品金利を示すものではありません。
| 仮定の年利 | 毎月の返済額 | 返済総額 | 利息総額 |
|---|---|---|---|
| 2% | 約122,694円 | 約7,361,659円 | 約361,659円 |
| 7% | 約138,608円 | 約8,316,503円 | 約1,316,503円 |
この仮定では毎月約1万5,914円、利息総額で約95万4,844円の差です。実額は金融機関の計算や端数処理で異なります。月12万円以上の返済に加えて維持費を払えるか、教育費や住居費への影響も含めて考えましょう。難しい場合は借入額、グレード、購入時期を見直します。

クラウドローンは個人と銀行をつなぐサービスです。登録・利用は無料で、銀行から提案を受けた場合は金利や借入可能額などを比較できます。提案額は購入予算の上限を使い切るための数字ではなく、家計に合う範囲で借入額を決めるための材料です。
事前審査の結果や提案には有効期間がある場合があります。納車が先になるときは、再審査や書類更新が必要か、申込時と融資時のどちらの金利が適用されるかを確認しましょう。事前審査は正式な融資確定とは異なります。
現在の車を売却するなら、売却見積額と一括完済額、所有権解除の手続きを確認します。売却額が残債に足りない場合、差額を新車のローンへ上乗せできるとは限りません。今の車を保有したまま借り換える場合も、諸費用を含む効果を先に試算してください。
たとえば三菱UFJ銀行のマイカーローンでは、購入車を売却する際の返済や資金使途に条件があります。利用する商品の規定を確認しましょう。
事業用の車両は、個人向けマイカーローンの対象外となる商品があります。個人名義なら必ず使えるとは考えず、実際の用途を伝えて確認してください。法人・個人事業主向けの設備資金等も比較対象になります。
タスカリは、小規模事業者向けに銀行の提案を比較するサービスです。対象となる事業や使い道、必要書類、金利、借入可能額を確認し、車両購入に利用できるかを提案先に確かめましょう。事前審査があっても、融資は個別に判断されます。
新型エルグランドを検討するときは、希望グレードの装備、納期、諸費用込みの価格を確認します。アルファードと比較する場合も条件をそろえ、予想の性能や将来の高値売却を前提にしないことが大切です。ローンは月額だけでなく総額と最終回の支払いまで確認し、購入後の生活に合う方法を選びましょう。
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