2024年04月19日
「一度は猫を飼いたい」と思う方もいらっしゃるでしょうか。この記事では、猫を飼うために必要な費用を1ヶ月、年、一生涯別に解説していきます。そのほか、医療費や不妊治療費、お留守番にかかる費用などもご説明していきます。「初めて猫を飼う予定だけど、なにを準備したらいいの?」とお悩みの方にも読んでいただきたい記事です。
目次
猫にかかる初期費用の内訳は、以下の表の通りです。それぞれの状況によっても異なりますが、最低でも4~11万円ほどかかるでしょう。費用に余裕がある方は、1~3万円ほどのキャットタワーもおすすめ。首輪などは、飼い猫の様子を見てから購入するのも良いでしょう。
初期費用の内訳 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
猫の購入費用 | 無料~50万円ほど | 平均12.5万円ほど ※1 |
マイクロチップ | 3,000~5,000円ほど | 市区町村により補助金制度あり |
健康診断 | 5,000円~10,000円ほど | |
混合ワクチン | 3,000円~7,500円ほど | 3種混合、5種混合などあり |
猫用トイレ本体 | 1,500円~4,500円ほど | |
シーツ、トイレ砂など | 1,000円~2,000円ほど | |
フード代 | 1.8kg、500円~3,000円 | 療養食は費用が高め |
フード皿 | 100~2,000円ほど | |
飲み水の皿・水飲み器 | 100~5,000円ほど | |
爪切り、爪とぎ、ブラシ | 1,000円~2,000円ほど | |
おもちゃ | 100円~ | |
キャリーバック | 3,000円~6,000円ほど | |
ケージ | 10,000円~30,000円ほど | |
猫用ベッド・毛布 | 500円~3,000円ほど |
猫の購入費用においては、知人から子猫を無料で譲り受ける場合や、評判の良いブリーダーから高額な子猫を購入する場合などがあるため、大きな差が出ます。
また、保護猫を譲り受ける場合、正式譲渡の前にトライアル(一定の期間の飼育)を設けている団体もあるため、上記のグッズを事前に準備しておく必要があります。
猫を飼うための1ヶ月分の費用の内訳は、以下の表の通りです。
それぞれの状況によって、異なりますが、月10,000円~16,000円ほど(光熱費を除くと月9,000円~15,000円)かかるでしょう。
月額費用の内訳 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
フード代(おやつ含) | 5,000~10,000円ほど | 療法食は費用が高め |
トイレ消耗品 (シーツ、トイレ砂など) | 1,000~3,000円ほど | 交換頻度による 夏場は交換頻度多め |
つめとぎ、おもちゃ、ブラシなど | 500円~ | |
光熱費 | 1,200円~ | 冬場はホットカーペットを使用する場合もあり |
消臭剤 | 300円~ | 夏場は消臭が特に大切 |
ペット保険料 | 2,000円~4,000円ほど | 契約内容による |
フードは、カリカリタイプ、ウェットタイプ、おやつなどがあり、ウェットタイプのほうが費用は高めの傾向に。飼い主のなかには、健康趣向の猫用のサプリメントを与える方もいます。
そのほか、壁や柱に猫がじゃれてボロボロになった場合の補修費用や、脱走防止グッズなどの費用がかかる場合があります。
猫を飼うには、年間10~19万円ほどかかると言われています。一般社団法人ペットフード協会「令和5年(2023年)全国犬猫飼育実態調査」によると「年間10万円ほど」かかり、アニコム損害保険株式会社の「2023最新版 ペットにかける年間支出調査」によると、損保に加入している猫に限りますが「年間17万円ほど」かかるとのことです。
なお、費用は、猫種や年齢、与えているフードの種類、持病や通院回数、トイレの清掃回数、お留守番の回数によって変動します。
【猫全体】 | 猫全体のうち 外に出る | 猫全体のうち 外に出ない | |
---|---|---|---|
平均寿命 | 15.79歳 | 14.18歳 | 16.25歳 |
生涯必要経費 | 1,498,728円 | 1,249,906円 | 1,534,047円 |
一般社団法人ペットフード協会が発表した「令和5年 全国犬猫飼育実績調査」によると、猫全体の一生涯に必要な費用は「150万円ほど」、平均寿命は「15.79歳」になります。
また、アニコム損害保険株式会社の「アニコム家庭どうぶつ白書2023」によると、損保に加入している猫の平均寿命は「14.7歳」になるため、猫の平均寿命は「およそ15歳」になるでしょうか。なお、純血統や飼い主がいない外猫の場合、不意に短命な場合もあるのをご理解ください。
猫の医療費用の内訳は、以下の表の通りです。病院の方針や立地により、金額も変わります。クリニックのなかには、クレジットカードや電子決済が可能なところも増えています。
医療費用の内訳 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
医療・治療費 | 5,000円~20,000円/回 | 健康状態や年齢による |
ワクチン代 | 3,000円~8,000円/回 | 3種混合、5種混合などあり |
ノミダニ予防薬 | 1,000円ほど/回 年1~2万円ほど | 回数による |
フィラリア予防 | 1,000円ほど/回 年1~2万円ほど | 回数による |
動物病院は、基本的に自由診療(自費)のため、費用に余裕を持たせておくと良いでしょう。一度の受診費用が、1万円以上かかってしまう場合もあります。
初診・再診費用はそれぞれ1,000~3,000円ほど、検査費用は、検査項目にもよりますが、2,000円~10,000円ほど、入院費用は、3,000円~5,000円ほどかかります。
3種・5種ワクチンは、生後2~4ヶ月で2回ほど接種を行い、成猫以降は年1回の追加接種が推奨されています。ノミダニ予防薬は、4~11月に毎月行うことが推奨されています。フィラリア予防については、主治医の指示に従ってください。
一般社団法人ペットフード協会「令和5年(2023年)全国犬猫飼育実態調査」によると、動物病院への受診回数の平均値は、年1~5回ほどとのことです。
飼い猫の繁殖や病気予防のために、6~8ヶ月~2歳くらいまでに不妊手術をするのが一般的です。
メス猫の手術費用は、10,000円~40,000円ほどかかり、腹腔鏡の場合はプラス20,000円ほどかかります。オス猫の去勢手術の費用は、5,000円~25,000円ほどかかります。
不妊・去勢手術費用の補助金制度を設けている市区町村もありますが、飼い主がいない猫の場合が大半です。
猫の診察内容は、血液検査、レントゲン検査、超音波検査、投薬、点滴などが挙げられます。大きな手術や内視鏡手術、時間外受診ができるクリニックもありますが、大きな手術は10万~30万円ほどかかり、時間外受診は、プラス2,000円~5,000円ほど加算されることがあります。
猫の末期においては、毎日点滴に通ったり入院する可能性もあるため、「治療を優先するか」、「家で自然に看取るのか」を家族と決めると良いでしょう。
猫を飼うには、猫のお留守番の費用が必要になったり、トリミングが必要になる場合もあります。それでは次に、それぞれについてご説明していきます。
飼い主が長期の旅行や帰省をする場合、ペットホテルやキャットシッターにお願いすると良いでしょう。ペットホテルの費用相場は、3,000~6,000円ほどかかり、キャットシッターの費用相場は1,500~4,000円ほどかかります。キャットシッターの走行距離によって、ガソリン代や交通費が加算されたり、初回登録料に2,000円ほど支払う場合があります。
また、猫を預けるために、1年以内の混合ワクチンの接種や1ヶ月以内のノミ・ダニ予防を求められる場合や、クリニック内のホテルの場合は、患者さんのみに限定されることもあります。ゴールデンウィークや年末年始は混雑するため、早めの予約がおすすめです。
少しのお留守番の場合は、猫を見守る遠隔カメラや、自動えさやり機を購入するのも良いでしょう。
猫のトリミング費用は、年間3,000~10,000円ほどかかり、クリニックでの爪切りは、500円~2,000円ほどかかるでしょう。
普段から毛玉ができないように、猫のブラッシングをまめに行うようにしてください。特に、長毛種の猫はお気をつけください。くわえて、猫の爪とぎグッズは、常時設置するようにしてください。
猫の費用は、猫種や年齢、性別、血統書の有無によって変動しますが、少しでも飼い主の費用負担を軽くしたいもの。
それでは次に、猫を飼う費用の負担を軽減する方法をご紹介します。
保護猫団体や保護猫カフェの猫、知人から子猫を譲り受けることにより、初期費用を抑えることができるでしょう。不妊手術済みの猫であれば、費用をより抑えることができます。
なお、保護猫団体によっては、無料ではなく5~7万円ほどの必要経費の支払いを求められる場合があるため、事前にご確認ください。
ペット保険に加入すれば、ペットのケガや病気による通院や入院、手術などの費用を補償することができるでしょう。窓口精算対応の動物病院にて、自己負担分のおよそ3~5割の治療費の支払いで済むことがあります。昨今、シニア猫向けの商品も出てきていますので、Webサイトをチェックしてみてください。
ペットショップの猫の販売価格は高額なことが大半であり、一括購入が難しい場合があります。店舗によっては、ペットショップが提携している信販会社のローンやクレジットカード分割払いを勧められることがあります。申し込みも比較的スムーズに行えますが、「金利や手数料が高め」、「返済期間が短い」ことが多いため、ご留意ください。
猫を飼うための費用に、銀行のフリーローン(ペットローン)が使える場合があります。「審査は厳しめ」ですが、「金利は低めの傾向」に。なかでも、池田泉州銀行のペットローンやスルガ銀行のどうぶつ医療ローンがおすすめです。
池田泉州銀行のペットローン(多目的ローン)は、ペットの購入費用、トリミング、健康維持まで利用できます。変動金利で10万円から最高1,000万円まで借り入れできます。返済期間は6ヵ月から15年までであり、繰り上げ返済も可能です。担保や保証人は不要であり、ご契約も原則来店不要です。
スルガ銀行のどうぶつ医療ローン(目的別ローン<カード型>)は、ペットの医療費に利用できます(購入費用には使えません)。年利4.0~10%の固定金利であり、10万円から最高800万円まで借り入れ可能。返済回数は6回~120回以内であり、繰り上げ返済は無料です。ご契約はWeb完結が可能です。
猫を飼う費用に使えるローンを探すなら、クラウドローンがおすすめ。クラウドローンは、一度の申し込みで、いくつかの金融機関から提案を受けることができます。それぞれの提案を比較検討して選ぶことができるのも魅力的。
万が一、気に入った猫の費用が予想外に高額な場合でも、不足分の費用をカバーすることができるでしょう。無料診断もわずか3分で完了。必要事項を入力するだけですので、ちょっとしたすき間時間に申し込むことができます。来店する必要もないため、飼いたい猫をお探しの方でも、お気軽にご利用いただけます。
まずは、猫にかかる費用を事前に把握してから、飼いたい猫の猫種と予算を決めると良いでしょう。また、気に入った猫が見つかったら、抱っこしたりトライアルを申し込んで、相性をチェックするようにしてください。命ある猫を飼うためには、ある程度まとまった費用が必要になり、時には医療費がかかってしまうこともあります。そのような時、クラウドローンを活用すれば、大切な飼い猫を安心してお世話することができるでしょう。夢の猫ライフをクラウドローンがお手伝いします。ぜひ、ご検討ください。
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