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庭のコンクリート舗装にかかる費用の相場はどれくらい?メリット・デメリットなども詳しく解説

庭をコンクリート舗装することにより、悪天候の際などベビーカーや車椅子が通りやすくなるメリットがあります。とはいえ、コンクリート舗装にはまとまった費用が必要になるため、迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、庭のコンクリート舗装にかかる費用相場やメリットデメリットについて解説していきます。庭づくりにお悩みの方にお読みいただきたい記事です。

庭のコンクリート舗装の費用相場はどのくらい?

まず最初に、庭のコンクリート舗装をする目的や費用相場、施工の流れなどについて詳しくご説明していきます。

庭のコンクリート舗装をする目的は?

庭のコンクリート舗装の目的は、以下が挙げられます。

  • 雨天時などのぬかるみを防ぐ
  • 乾燥した日などは粉塵の飛散を防ぐ
  • 安全性の向上
  • 景観を良くする
  • 駐車場としての利用
  • 雑草対策 など

コンクリートの耐用年数は一般的に15年と言われていますが、施工状態によっては30年ほど持つ場合もあります。

庭のコンクリート舗装にかかる施工費用や期間はどのくらい?

庭のコンクリート舗装にかかる施工費用や期間は、現状の庭の状態、コンクリートの施工方法、仕上げの種類、不要な石の撤去の量やコンクリートの下地作りの内容などによって変わります。また、舗装後の清掃費用や補修費などの費用も確保しておくと良いでしょう。

庭のコンクリート舗装にかかる費用

1平方メートルあたり約1万~1万5千円が相場と言われており、車1台分に必要な舗装面積は約15平方メートルとすると、単純計算で15万~23万円前後になります。この費用は、コンクリートの流し込みにかかるものであり、そのほか人件費や車両費、土地の整形費、不要物の撤去費などを含めると、総額19万~50万円程度が目安になるでしょう。

また、芝生やアスファルトからコンクリートへ変更する場合は10万~30万円程度かかり、舗装面積が狭い場合やミキサー車や重機が庭先まで入れないケースにおいては、費用がさらに高くなる場合もあります。

施工期間

トータルで2日〜5日程度かかりますが、庭全体を大がかりにリフォームする場合は20日~1ヶ月程度かかる場合もあります。

駐車スペースの確保

施工期間中、自家用車の出入りが制限されることもあるため、別の駐車場の確保や駐車場代、施工業者の大型車両の駐車スペースなどが必要になる場合があります。

庭をコンクリート舗装する時の流れ

庭をコンクリート舗装する手順は以下の流れになります。

  1. 図面、舗装範囲、予算、庭のデザイン、工事中の駐車場スペースなどを決めて、施工業者と打合せをする。
  2. コンクリートで仕上げる高さを決める。厚さは60mm、120mmが一般的。
  3. 現状の庭の高さから仕上げる高さ分を下げてきれいに均し、コンクリートの下地となる砕石を均一に敷き均し、転圧する。
  4. 3の上にコンクリートの強度を高めるワイヤーメッシュ又は鉄筋を組み、砕石の上に敷く。
  5. 止め板を設置してからコンクリートを流し、職人(左官屋)がコテで均す。
  6. 3~10日程度、コンクリートがきちんと固まる養生期間中は、コンクリートの上に乗らないようにする。

厚さ120mmは耐久性を高めるために鉄筋を入れる場合が多く、費用も高めになるでしょう。

庭をコンクリート舗装するメリット

費用をかけて庭をコンクリート舗装することにより、見た目が和洋どちらの家にもマッチするとともに、バリアフリー化になると言えます。

それでは次に、庭をコンクリート舗装するメリットについて詳しくご説明します。

メリット①雑草も生えず手入れがラク

庭をコンクリート舗装にすれば、掃除もしやすく、水はけも良くなるため、メンテナンスやお手入れが楽になります。土の庭は草むしりなどの手間がかかりますが、コンクリート舗装の庭は、雑草対策や泥汚れの心配がなく、除草剤をまく必要もありません。また、虫も少なくなり、ハチが巣を作るリスクも軽減するでしょう。

メリット②駐車場や駐輪場として使える

コンクリートは耐久性があり丈夫であるため、駐車場や駐輪場に適しています。雨の日でも車のタイヤが汚れたり、水たまりもできにくいため、車をきれいに維持できるでしょう。

車の駐車場の場合は、コンクリートを厚めにし、ワイヤーメッシュを入れて強度を補強することが一般的なため、費用が高めになるでしょう。

メリット③見た目がすっきり

庭をコンクリート舗装すれば、見た目がすっきりとスタイリッシュに。レンガやタイルなどでアクセントを付ければ、デザイン性が高い外観に仕上がるでしょう。殺風景になりすぎないように、樹木や花を植えるスペースを別に確保するのもおすすめです。

庭をコンクリート舗装するデメリット

庭をコンクリート舗装後は簡単にリフォームできません。将来を見越して施工を決めることが肝要です。それでは次に、庭をコンクリート舗装するデメリットについて説明します。

デメリット①太陽の照り返しが強い

コンクリートは、日光を反射するため、太陽の日差しの照り返しが強く、土に比べて熱を吸収しやすいことが大半です。特に夏場は熱を持ち、日焼けやヤケドの恐れがあるため、小さな子どもやペットには注意が必要です。打ち水をすると暑さが緩和されるでしょう。

デメリット②費用が安くはない

庭のコンクリ―ト施工の費用は安くはないため、理想の庭作りには綿密な計画が必要です。初期費用のほか撤去費用もかかるうえ、砂利敷きに比べて数倍の費用がかかるでしょう。

なお、コンクリートをはがして撤去する場合、工事費、人件費、処分費がかかり、標準的な撤去費用は7万~20万円程度が目安になります。

デメリット③経年劣化する

庭のコンクリート舗装は、ひび割れなどの経年劣化は避けられないことがほとんどであり、補修費用は、1万~5万円程度が目安に。また、表面の汚れはひび割れにつながるため、水とデッキブラシなどで定期的に洗う必要があるでしょう。

庭をコンクリート舗装する際の注意点

庭は外からも見えることがあるため、満足する仕上がりにしたいもの。そのためには、しっかりとした施工業者に依頼することが大切です。

ここからは、コンクリート舗装をするうえでの具体的な注意点や失敗を防ぐためのポイントについて詳しく見ていきます。

施工範囲やオプションの再確認

庭のコンクリート舗装の範囲やオプション内容を再確認して、必ず予算を考慮してください。庭のデザインも大切ですが、レンガやタイルでの装飾や重量施工が「本当に必要か」を考え、優先順位をつけて見直すと良いでしょう。

例えば、駐車場においてタイヤが乗る箇所だけをコンクリート舗装し、そのほかは砂利や芝生、植栽にすることで、費用を抑えることも可能になります。

相見積もりをとる

施工業者により見積もりの費用は異なるため、必ず相見積もりを取って比較するようにしてください。現地を確認した後の追加費用を入れた見積もりを必ず依頼して、金額の内訳やプランを比較検討することをおすすめします。また、得意分野がそれぞれリフォーム会社で違うため、庭や駐車場の工事が得意な施工業者を選ぶとよいでしょう。

施工時期を考える

コンクリートが固まるまで数日かかるため、屋根のない庭では、梅雨や積雪時期を避けるのが無難でしょう。また、施工業者の繁忙期は春秋、閑散期は夏と言われており、閑散期に依頼すると、費用が安くなることがあります。

庭のコンクリート舗装はDIYできる?

庭のコンクリート舗装をDIYすれば、費用は半分程度に抑えられることがありますが、理想的なしっかりとした仕上がりを求めるなら、信頼できる専門業者に任せることをおすすめします。

具体的には、水勾配を正確に取ることや、ミキサー作業、平らに仕上げるための技術が必要になり、失敗のリスクが高くなるとともに、見栄えが悪くなる可能性もあり得ます。そのうえ、余った材料や撤去した廃材の処分にも手間がかかり、素人には難易度が高い作業と言えるでしょう。

また、ホームセンターなどで安く材料を購入し、施工業者に依頼すれば費用を抑えられることもありますが、施工業者によっては断られたり、アフターサービスが受けられない場合もあるため、ご注意ください。

庭のコンクリート舗装の費用が不足する時はローンも検討

庭をコンクリート舗装するついでに庭全体をリフォームする場合、費用は100万円を超えることがあります。そのため、庭のコンクリート舗装に必要な費用に使えるリフォームローンを検討しておくと安心です。

リフォームローンには、銀行のリフォームローンリフォーム会社が取り扱う信販会社のリフォームローンとがあり、前者は、審査が厳しめではありますが、金利が低めの傾向に。一方、後者は手続きはスムーズではありますが、金利が高く総支払額が高くなる場合があります。

庭のコンクリート舗装の費用に使えるローンはクラウドローンがおすすめ

低金利のリフォームローンを探すなら、クラウドローンがおすすめ。クラウドローンは、お金を借りたい人と融資をしたい金融機関をつなぐ、日本初の金融プラットフォーム。一度申し込めば、複数の金融機関から直接プランを受けることができ、一度にまとめて比較することができます
すべての手続きもオンライン完結できるため、直接金融機関へ出向く必要もありません。理想の庭作りを実現するために、効率の良いクラウドローンを活用してみませんか?

庭のコンクリート舗装は腕の良い業者を選ぼう

費用を優先して選ぶと、仕上がりに後悔することもあるため、庭のコンクリート舗装は、腕の良い施工業者を選ぶことが大切です。色ムラや早期のひび割れは、避けなければなりません。万が一、理想の庭作りのために舗装費用が不足する場合は、クラウドローンのご利用をおすすめします。まずは3分程度で完了する無料診断をお試しください。


POINT

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