2024年06月14日
庭をコンクリート舗装することにより、悪天候の際などベビーカーや車椅子が通りやすくなるメリットがあります。とはいえ、コンクリート舗装にはまとまった費用が必要になるため、迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、庭のコンクリート舗装にかかる費用相場やメリットデメリットについて解説していきます。庭づくりにお悩みの方にお読みいただきたい記事です。
目次
まず最初に、庭のコンクリート舗装をする目的や費用相場、施工の流れなどについて詳しくご説明していきます。
庭のコンクリート舗装の目的は、以下が挙げられます。
コンクリートの耐用年数は一般的に15年と言われていますが、施工状態によっては30年ほど持つ場合もあります。
庭のコンクリート舗装にかかる施工費用や期間は、現状の庭の状態、コンクリートの施工方法、仕上げの種類、不要な石の撤去の量やコンクリートの下地作りの内容などによって変わります。また、舗装後の清掃費用や補修費などの費用も確保しておくと良いでしょう。
1平方メートルあたり約1万~1万5千円が相場と言われており、車1台分に必要な舗装面積は約15平方メートルとすると、単純計算で15万~23万円前後になります。この費用は、コンクリートの流し込みにかかるものであり、そのほか人件費や車両費、土地の整形費、不要物の撤去費などを含めると、総額19万~50万円程度が目安になるでしょう。
また、芝生やアスファルトからコンクリートへ変更する場合は10万~30万円程度かかり、舗装面積が狭い場合やミキサー車や重機が庭先まで入れないケースにおいては、費用がさらに高くなる場合もあります。
トータルで2日〜5日程度かかりますが、庭全体を大がかりにリフォームする場合は20日~1ヶ月程度かかる場合もあります。
施工期間中、自家用車の出入りが制限されることもあるため、別の駐車場の確保や駐車場代、施工業者の大型車両の駐車スペースなどが必要になる場合があります。
庭をコンクリート舗装する手順は以下の流れになります。
厚さ120mmは耐久性を高めるために鉄筋を入れる場合が多く、費用も高めになるでしょう。
費用をかけて庭をコンクリート舗装することにより、見た目が和洋どちらの家にもマッチするとともに、バリアフリー化になると言えます。
それでは次に、庭をコンクリート舗装するメリットについて詳しくご説明します。
庭をコンクリート舗装にすれば、掃除もしやすく、水はけも良くなるため、メンテナンスやお手入れが楽になります。土の庭は草むしりなどの手間がかかりますが、コンクリート舗装の庭は、雑草対策や泥汚れの心配がなく、除草剤をまく必要もありません。また、虫も少なくなり、ハチが巣を作るリスクも軽減するでしょう。
コンクリートは耐久性があり丈夫であるため、駐車場や駐輪場に適しています。雨の日でも車のタイヤが汚れたり、水たまりもできにくいため、車をきれいに維持できるでしょう。
車の駐車場の場合は、コンクリートを厚めにし、ワイヤーメッシュを入れて強度を補強することが一般的なため、費用が高めになるでしょう。
庭をコンクリート舗装すれば、見た目がすっきりとスタイリッシュに。レンガやタイルなどでアクセントを付ければ、デザイン性が高い外観に仕上がるでしょう。殺風景になりすぎないように、樹木や花を植えるスペースを別に確保するのもおすすめです。
庭をコンクリート舗装後は簡単にリフォームできません。将来を見越して施工を決めることが肝要です。それでは次に、庭をコンクリート舗装するデメリットについて説明します。
コンクリートは、日光を反射するため、太陽の日差しの照り返しが強く、土に比べて熱を吸収しやすいことが大半です。特に夏場は熱を持ち、日焼けやヤケドの恐れがあるため、小さな子どもやペットには注意が必要です。打ち水をすると暑さが緩和されるでしょう。
庭のコンクリ―ト施工の費用は安くはないため、理想の庭作りには綿密な計画が必要です。初期費用のほか撤去費用もかかるうえ、砂利敷きに比べて数倍の費用がかかるでしょう。
なお、コンクリートをはがして撤去する場合、工事費、人件費、処分費がかかり、標準的な撤去費用は7万~20万円程度が目安になります。
庭のコンクリート舗装は、ひび割れなどの経年劣化は避けられないことがほとんどであり、補修費用は、1万~5万円程度が目安に。また、表面の汚れはひび割れにつながるため、水とデッキブラシなどで定期的に洗う必要があるでしょう。
庭は外からも見えることがあるため、満足する仕上がりにしたいもの。そのためには、しっかりとした施工業者に依頼することが大切です。
ここからは、コンクリート舗装をするうえでの具体的な注意点や失敗を防ぐためのポイントについて詳しく見ていきます。
庭のコンクリート舗装の範囲やオプション内容を再確認して、必ず予算を考慮してください。庭のデザインも大切ですが、レンガやタイルでの装飾や重量施工が「本当に必要か」を考え、優先順位をつけて見直すと良いでしょう。
例えば、駐車場においてタイヤが乗る箇所だけをコンクリート舗装し、そのほかは砂利や芝生、植栽にすることで、費用を抑えることも可能になります。
施工業者により見積もりの費用は異なるため、必ず相見積もりを取って比較するようにしてください。現地を確認した後の追加費用を入れた見積もりを必ず依頼して、金額の内訳やプランを比較検討することをおすすめします。また、得意分野がそれぞれリフォーム会社で違うため、庭や駐車場の工事が得意な施工業者を選ぶとよいでしょう。
コンクリートが固まるまで数日かかるため、屋根のない庭では、梅雨や積雪時期を避けるのが無難でしょう。また、施工業者の繁忙期は春秋、閑散期は夏と言われており、閑散期に依頼すると、費用が安くなることがあります。
庭のコンクリート舗装をDIYすれば、費用は半分程度に抑えられることがありますが、理想的なしっかりとした仕上がりを求めるなら、信頼できる専門業者に任せることをおすすめします。
具体的には、水勾配を正確に取ることや、ミキサー作業、平らに仕上げるための技術が必要になり、失敗のリスクが高くなるとともに、見栄えが悪くなる可能性もあり得ます。そのうえ、余った材料や撤去した廃材の処分にも手間がかかり、素人には難易度が高い作業と言えるでしょう。
また、ホームセンターなどで安く材料を購入し、施工業者に依頼すれば費用を抑えられることもありますが、施工業者によっては断られたり、アフターサービスが受けられない場合もあるため、ご注意ください。
庭をコンクリート舗装するついでに庭全体をリフォームする場合、費用は100万円を超えることがあります。そのため、庭のコンクリート舗装に必要な費用に使えるリフォームローンを検討しておくと安心です。
リフォームローンには、銀行のリフォームローンとリフォーム会社が取り扱う信販会社のリフォームローンとがあり、前者は、審査が厳しめではありますが、金利が低めの傾向に。一方、後者は手続きはスムーズではありますが、金利が高く総支払額が高くなる場合があります。
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費用を優先して選ぶと、仕上がりに後悔することもあるため、庭のコンクリート舗装は、腕の良い施工業者を選ぶことが大切です。色ムラや早期のひび割れは、避けなければなりません。万が一、理想の庭作りのために舗装費用が不足する場合は、クラウドローンのご利用をおすすめします。まずは3分程度で完了する無料診断をお試しください。
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