2022年07月08日
マイカーローンには変動金利と固定金利の2種類のタイプがあり、どちらを選ぶべきか悩む方も多いのではないでしょうか。今回は、変動金利と固定金利についてそれぞれメリット・デメリットを挙げて徹底比較。リスク・金利・返済総額の視点からみたおすすめの金利タイプを解説します。
また、同じ額を変動金利と固定金利で借りた場合のシミュレーションもおこなっていますので、マイカーローンを借りたい方はぜひ参考にしてください。
目次
マイカーローンの金利には、固定金利と変動金利があります。
固定金利は借入時の金利が完済するまで適用されます。月々の返済額がずっと一定なので、安定した返済が可能です。
一方の変動金利は市場の金利動向によって定期的に金利が見直されるため、ローン返済中に月々の返済額が変わることがあります。なお、一般的な変動金利型マイカーローンの金利見直しは、半年ごとにおこなわれます。
どちらの金利タイプを採用しているかは金融機関によって異なり、どちらか片方の場合もあれば、2種類から選べる場合もあります。
変動金利型マイカーローンは金利が安いため、固定金利よりも多くの方に選ばれています。しかしデメリットもあるため、しっかり特徴を理解したうえで利用しましょう。
さらに、銀行系ローンの「給与口座の利用」やディーラーローンの「特定の車種の購入」などによって特別金利が適用されるマイカーローンは、変動金利型の商品が多いです。
金利上昇のリスクに備えるためには、家計に余裕をもたせたり貯蓄を作る必要があります。どのくらいの余裕や貯蓄があればリスクをカバーできるのか、契約時点では算出しにくい点も変動金利のデメリットといえるでしょう。
固定金利は月々の返済額が変動しないため、方に人気です。しかし、金利が変動しないということがデメリットになることもあるため、しっかり理解してから選ぶことが大切です。
金利上昇に備えた貯蓄が必要がないのも、貯金が苦手な方からするとメリットかもしれません。
また、固定金利型のマイカーローンは商品数が少ないため、固定金利にこだわると選択肢の幅が狭くなるのもデメリットといえるでしょう。
変動金利と固定金利はそれぞれメリット・デメリットがあるため、どちらのタイプのマイカーローンを選ぶべきかは悩ましいところです。そこで、「リスク」「金利」「返済総額」という観点から、どちらの金利タイプが優れているか見ていきましょう。
日本では1999年に「ゼロ金利政策」を実施して以来、長期にわたって低金利状態が続いてます。この先大幅に金利が下がることは期待できないため、金利が上昇するリスクについて考えていきましょう。
変動金利は景気変動によって金利が上昇するリスクがあるのに対し、固定金利は完済まで金利が変わりません。このため、金利が上昇するリスクという面では固定金利が優れています。
ただし、借入期間が短い場合は返済期間中の大幅な金利上昇のリスクは低いです。また、繰り上げ返済のための貯蓄を準備しておくことで、金利上昇のリスクをカバーすることも可能です。
変動金利は固定金利と比べて借入当初の金利が低い傾向があります。特に近年はマイナス金利政策によって低金利での融資がおこなわれているため、借入時の金利の低さでいえば変動金利の方が優れています。
しかし、現在の低金利状態が今後も続くとは限りません。景気変動で金利が上昇する可能性もあるため、将来にわたって変動金利の方が低金利とは言い切れません。
固定金利の返済総額は借入時点で確定するのに対し、変動金利では景気動向によって変わります。このため、返済総額は金利変動がなかった場合と上昇した場合で比較する必要があります。
現在の低金利状態が続いた場合は、借入当初の金利が低い変動金利の方が返済総額を抑えられます。一方、景気が良くなり金利が上がって変動金利が固定金利を上回った場合は、固定金利の方が返済総額が少なくなる可能性が高くなります。
このように、どちらがお得かは一概に言えないため、変動で組む場合は金利上昇した場合に家計の収支が圧迫しないか事前にシミュレーションしてから選びましょう。
それでは、変動金利と固定金利では毎月の返済額や返済総額にどのような違いが出るのか、それぞれ300万円を5年間借り入れた場合でシミュレーションしてみましょう。
一般的なマイカーローンの金利は半年ごとに見直され、金利が変更されると毎月の返済額も変わります。借入時にどのように金利が動くかを見極めるのは難しいため、金利が変わらなかった場合と上昇した場合、急激に上昇した場合の3パターンで比較してみましょう。
なお、シミュレーションは次の条件でおこないました。
■変動条件
〈変動金利シミュレーション〉
毎月返済額(1年目) | 毎月返済額(2~3年目) | 毎月返済額(4~5年目) | 返済総額 | |
---|---|---|---|---|
A:金利上昇なし | 53,906円 | 53,906円 | 53,906円 | 3,234,333円 |
B:金利上昇あり | 53,906円 | 54,989円 | 55,554円 | 3,299,904円 |
C:急激な金利上昇あり | 53,906円 | 56,085円 | 57,237円 | 3,366,600円 |
毎月の返済額は、Aの金利の上昇がない場合では変化しませんが、金利が上昇したB・Cではそれぞれ増加します。また、返済総額も金利の上昇幅に応じて大きくなります。
この変動金利シミュレーションを踏まえたうえで、固定金利についてもシミュレーションしてみましょう。
固定金利は金利上昇のリスクが少ない分、変動金利に比べると金利は高めです。このため、変動金利よりも金利を1%高くした次の条件でシミュレーションをおこないました。
■借入条件
〈固定金利シミュレーション〉
毎月返済額 | 返済総額 | |
---|---|---|
固定金利4% | 55,249円 | 3,314,942円 |
固定金利は変動金利より当初金利が高い分、返済開始時の返済額も高いことがわかります。それでは、固定金利と変動金利の返済総額を金利とともに比較してみましょう。
〈固定金利と変動金利の比較〉
1年目金利 | 2~3年目金利 | 4~5年目金利 | 返済総額 | 固定金利との差 | |
---|---|---|---|---|---|
固定金利 | 4% | 4% | 4% | 3,314,942円 | ー |
A | 3% | 3% | 3% | 3,234,333円 | -80,609円 |
B | 3% | 4% | 5% | 3,299,904円 | -15,038円 |
C | 3% | 5% | 7% | 3,366,600円 | +51,658円 |
金利が上昇しなかったAは、もちろん固定金利よりも返済総額は少ないです。また、金利が上昇したBでは、4~5年目で金利が逆転したにもかかわらず固定金利よりも返済総額が抑えられています。一方、金利が急激に上昇したCでは固定金利よりも返済総額が上回る結果となりました。
変動金利と固定金利はどちらにもメリット・デメリットがあります。どちらがお得かは景気に左右されるため、特徴を理解したうえで慎重に選びましょう。また、どちらの金利を選ぶとしても、金利の低さは重要です。複数のマイカーローンを比較して、金利の低いプランを探しましょう。
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マイカーローンを選ぶ際、金利タイプの選択は非常に重要です。本記事では、変動金利と固定金利のメリットとデメリットを徹底比較し、どちらがおすすめかをリスク、金利、返済総額の観点から詳しく解説しています。また、実際に同額を借りた場合のシミュレーションを通じて、具体的な数値例も示しており、これからマイカーローンを検討している方にとって非常に参考になる内容です。