教育ローンは、学費をいつ、いくら支払うかと、卒業後まで無理なく返済できるかを合わせて選ぶことが大切です。国の教育ローンと銀行の教育ローンでは、所得条件・金利・保証料・借り方が異なります。
2026年9月9日確認。金利は各公式ページの表示を掲載しています。実際の適用金利・限度額は契約時の条件と審査によって決まり、その後変更される場合があります。掲載順は金利順位ではありません。
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固定金利は契約時の利率が原則として返済終了まで変わらず、変動金利は契約後に見直されます。変動金利が必ず安いとは限りません。金利だけでなく、保証料・事務手数料・団信の上乗せを含め、同じ金額と期間で総返済額を比較しましょう。変動金利では上昇時の返済額も試算します。
一括型はまとまった納付金を支払う場合、カードローン型・極度型などは必要時期が分かれる費用を準備する場合に検討できます。後者も教育目的の範囲内で使う商品です。借入可能期間や追加借入の条件、卒業後の返済方法を確認しましょう。
学費は学校・学部・入学年度によって異なります。志望校の2026年度の募集要項や納付金一覧で、入学金、毎年の授業料、施設費、実習費を確認してください。下宿費なども加え、奨学金や自己資金を差し引いた不足額を計算します。高額融資は対象学部や年収の追加条件がある場合があります。
元金据置は返済免除ではありません。在学中も利息を支払い、元金が減らないため、借入直後から元金を返す場合より利息総額が増えることがあります。卒業後の返済額と保護者の退職時期、きょうだいの進学費用を重ねて確認しましょう。
団信には加入必須・任意・取扱いなしなどの商品差があります。加入条件や保障される事由を確認し、上乗せ金利がある場合は返済額に反映します。すべての病気や失業が保障されるわけではありません。
繰上返済の手数料は一部・全額、窓口・インターネットで異なることがあります。Webで申し込めても口座開設や契約には来店が必要な場合があります。納付期限までの余裕を確保し、本人確認・収入・在学や資金使途を確認する書類を早めに準備しましょう。
| 商品 | 金利 | 借入額の目安 |
|---|---|---|
| 日本政策金融公庫「国の教育ローン」 | 固定 年4.05%(2026年7月時点) | 子ども1人につき350万円、一定条件で450万円 |
| 武蔵野銀行「むさしの教育ローン」 | 一括借入タイプ:変動 年2.50~3.75%/いつでも借入タイプ:変動 年2.75~4.00% | 一括借入タイプは最大3,000万円。ただし1,000万円超は医歯薬学部の資金で年収条件あり |
| 横浜銀行「教育ローン」 | 変動 年0.90~3.80%(2026年8月3日時点) | 最大1,000万円。既存の対象ローン残高との合算条件あり |
| 名古屋銀行「教育ローン」 | 固定:Web完結 年3.2%、住宅ローン優遇 年2.9%、窓口契約 年3.5% | 10万~1,000万円 |
| 伊予銀行「教育ローン」 | 固定 年2.80~5.25%。取引条件により最大年0.5%引下げ(下限 年2.30%) | 10万~1,000万円。本人の学習費用は100万円以内 |
世帯年収(所得)の上限があります。家庭の状況による金利優遇の有無も確認してください。教育資金融資保証基金を利用する場合は保証料が別途必要です。受験前から申し込めるため、必要時期の2~3か月前を目安に準備しましょう。在学期間中に元金を据え置く場合も利息は支払います。
金利:固定 年4.05%(2026年7月時点)。借入額:子ども1人につき350万円、一定条件で450万円。詳しくは公式の商品説明をご確認ください。
一括借入タイプは団体信用生命保険への加入が条件です。取引内容や借入額による優遇があり、下限金利が全員に適用されるわけではありません。在学期間中の据置や、インターネットバンキングでの一部繰上返済手数料無料の条件も確認しましょう。必要なときに借りる別商品はいつでも借入タイプをご確認ください。
金利:一括借入タイプ:変動 年2.50~3.75%/いつでも借入タイプ:変動 年2.75~4.00%。借入額:一括借入タイプは最大3,000万円。ただし1,000万円超は医歯薬学部の資金で年収条件あり。詳しくは公式の商品説明をご確認ください。
一括借入型とカードローン型を比較できます。カードローン型は利用期限まで定例返済が利息のみで、期限後に元利金の分割返済へ移ります。最低金利や「最短1週間」は適用・実行を保証するものではありません。居住地・勤務先などの申込条件も確認しましょう。
金利:変動 年0.90~3.80%(2026年8月3日時点)。借入額:最大1,000万円。既存の対象ローン残高との合算条件あり。詳しくは公式の商品説明をご確認ください。
一括型と極度型があり、在学中は利息のみを支払う方法を選べます。据置期間は原則卒業月まで・最長4年6か月、6年制大学等は最長6年6か月です。Web完結でも口座を持っていない場合は来店して口座開設が必要です。利用地域などの条件を確認してください。
金利:固定:Web完結 年3.2%、住宅ローン優遇 年2.9%、窓口契約 年3.5%。借入額:10万~1,000万円。詳しくは公式の商品説明をご確認ください。
中学校以上の教育資金などが対象で、在学期間+1年の範囲で据置を利用できます。団体信用生命保険は任意で、加入時は年0.2%上乗せされます。複数の金利引下げ条件は重複適用できないため、自分の取引状況で確認してください。
金利:固定 年2.80~5.25%。取引条件により最大年0.5%引下げ(下限 年2.30%)。借入額:10万~1,000万円。本人の学習費用は100万円以内。詳しくは公式の商品説明をご確認ください。
教育ローンを決める前に、学校の授業料減免、給付型奨学金、学費の延納・分納も確認しましょう。教育ローンは保護者が返済する商品が中心ですが、貸与型奨学金は通常学生本人が返還します。国の教育ローンは日本学生支援機構などの奨学金と併用できます。必要額を抑えてから借入条件を比べると、卒業後の負担を見通しやすくなります。
複数の銀行を比較したい場合は、クラウドローンも選択肢です。銀行からの提案や事前の確認は融資を保証するものではありません。正式審査と契約条件を確認し、必要な教育資金の範囲で利用しましょう。
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教育ローンは、大学進学に伴う費用負担を軽減するための有力な選択肢です。国の教育ローンと民間の銀行教育ローンの選択肢がありますが、金融機関によって条件やメリットが異なります。金利の安定性を求めるなら固定金利、柔軟な返済を希望するなら変動金利を選択しましょう。また、一括借入型とカードローン型も返済スタイルに合わせて選択します。医学部志望者は特に借入額をチェックし、団信付きの保険があるかも確認してください。最後に、繰り上げ返済の手数料や教育ローンの特徴を比較し、家計に合ったプランを選択しましょう。国の教育ローンは低金利が魅力で、多様な世帯に対応していますが、借入までの期間を要する点に留意してください。