2025年06月04日
物価上昇の影響を受け、最近では学費の値上げを検討する学校も増えています。とくに子どもが複数いる家庭では、教育費の負担がますます重くなりがちです。「少しでも条件の良い教育ローンを選びたいけれど、情報が多すぎて比較が難しい…」と感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、教育ローンと奨学金の違いにも触れながら、教育ローンを効率よく探す方法について詳しく解説します。
目次
2024年の夏頃から、大学の学費値上げに関するニュースが多く取り上げられています。特に、国立大学の運営状況が厳しくなっており、国からの運営交付金が約1割も減少。それに加え、物価高・円安・人件費の上昇などの影響で、東大をはじめとした国立大学でも10万円程度の授業料の値上げが検討されています。
一方、大学生の約8割が通う私立大学では、もともと国立大学のおよそ2倍の学費が必要とされています。加えて、国からの運営交付金が少ないうえ、少子化の影響で学生の確保が難しくなっており、大学の経営環境は厳しさを増しています。こうした背景から、今後さらに授業料が引き上げられる可能性もあるのです。
こうした背景を受けて、今後は教育ローンや奨学金の利用がますます増えると考えられており、奨学金制度の見直しや拡充も議論されています。
たとえば「日本学生支援機構」の給付型奨学金は、主に低所得世帯を対象とした制度ですが、中間層の家庭が支援の対象外になってしまうという課題があります。資金力のある大学では独自の奨学金制度を設けている場合もありますが、こうした取り組みだけでは全体のニーズを十分にカバーしきれていないのが現状です。
教育費の捻出方法として、現在は7割以上の家庭が奨学金を利用しているのが実情です。平均で1人あたり年間337万円を借りているというデータもあり、子どもが2人、3人といる家庭にとっては、将来的に大きな負担となります。
そこで、多くの家庭が活用しているのが、奨学金と教育ローンという2つの選択肢です。貸与型の奨学金は、学生本人が契約者となり、卒業後に返済を始めます。一方、教育ローンは保護者が契約者となり、借入直後から返済が始まる仕組みで、審査も保護者の信用情報に基づいて行われる点で違いがあります。
どちらを選ぶかは家庭の考え方や状況によりますが、奨学金と教育ローンを併用することもできます。たとえば「奨学金で半分、教育ローンで半分」といった組み合わせや、一部を給付型奨学金で補うといった柔軟な対応も可能です。
教育ローンには、国が提供する「日本政策金融公庫の教育ローン」と、銀行などが扱う「民間の教育ローン」の2種類があります。
かつては「国の教育ローンのほうが金利が安くて安心」と言われていましたが、近年では銀行の教育ローンのほうが低金利になるケースも増えています。たとえば現在、国の教育ローン(金利年2.4%)よりも、それを下回る金利を提示する銀行もあります。
ただし今後は、政策金利の動向によって銀行の金利も上昇する可能性があります。そのため、銀行の審査結果によって金利が高くなりそうな場合は、国の教育ローンも選択肢として検討する価値があります。
「学歴がすべてではない」とはよく言われますが、高校卒業後の4年間というのは人生の中でも貴重な成長期間です。親としては、その期間を充実させるために、できる限りの支援をしたいと考える方も多いはずです。
たとえ授業料が上がったとしても、教育ローンや奨学金を上手に活用することで、進学の選択肢を広げることができます。
お子さんがすでに大学在学中で、2年目・3年目の授業料の支払いが迫っているご家庭も少なくありません。そうしたタイミングでも、銀行の教育ローンは在学中から利用が可能です。
「入学時だけ」と思われがちな教育ローンですが、学年途中の資金不足にも柔軟に対応できるのも、教育ローンのメリットと言えます。
いざ教育ローンを利用しようとしたとき、「金融機関ごとに金利や条件、審査基準がバラバラで比較が難しい」と感じる方は少なくありません。
そんなときに便利なのが、複数の金融機関に一括で審査依頼ができるサービス「クラウドローン」です。
一度の申し込みで、メガバンクやネット銀行、さらには近年注目されている低金利の地方銀行のローンまで幅広く比較・検討することができます。
なお、クラウドローンの対象には「国の教育ローン」は含まれていませんが、民間ローンの中から掘り出し物を見つけるには、クラウドローンの利用がおすすめです。
クラウドローンでは、入力した条件に基づいて、銀行が提携する保証会社による事前審査が行われます。審査に通過すると、実際に適用される金利とともに、複数の銀行からローンのオファーが届く仕組みです。
一括で比較できるため、忙しい保護者にとっても手間がかからず、効率的に選ぶことができます。
平日の日中であれば、入力から審査結果が出るまでわずか3時間ほど。
手続きはすべてオンラインで完結するため、合格発表から入金までの限られた期間でも、スピーディーに対応できます。
高校の授業料無償化などが議論されていますが、大学進学には今後ますます費用がかかる可能性があります。経済的な負担が重くなる中で、学資保険などの積立だけでは心もとないと感じるご家庭も少なくありません。
手元の資金と合わせて、必要に応じて教育ローンを柔軟に活用することが、無理のない進学準備につながります。ローンの条件比較に悩んだときは、複数の金融機関にまとめて申し込める「クラウドローン」を活用してみてはいかがでしょうか。
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