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遺品整理はいくらかかる?費用相場の内訳と安く抑えるコツを解説!

一言コメント村田大輔 - 貸金業取扱主任者/クラウドローン株式会社代表

遺品整理は多くの遺族にとって重要で感情的にも重い作業です。この記事では、自分で遺品整理を行う場合と専門業者に依頼する場合の費用について詳しく解説しています。料金相場から始め、各オプションの費用までを比較し、遺品整理の負担を軽減するコツや注意点を紹介。遺品整理業者を選ぶ際のポイントも詳細に説明しており、効率的で経済的な選択ができるようになっています。この情報は遺品整理を検討中の方々にとって非常に価値のある内容です。

身内を亡くした遺族には、遺品整理という仕事が待っています。しかし実際は、何をどう始めたらよいのかわからないことも多いはず。そこで今回は費用の問題に焦点を当てて、自分たちで遺品整理をおこなう場合と専門業者に依頼する場合の気になる費用相場と料金の内訳を徹底解説。さらには、いざというときに必ず役立つ費用を安く抑えるコツと、遺品整理業者に依頼する場合の注意点も紹介します。

遺品整理とは?

遺品整理とは「遺品」となる故人の持ち物や、故人が暮らしていた家や部屋を整理することです。家族間の相続トラブルを避けるためにも、本来の遺品整理は相続人全員でおこないます。しかし、さまざまな事情から、専門業者に作業を委託するケースが増えていることも実情です。

自分でおこなう遺品整

遺品整理からゴミ回収業者の手配、クリーニングまでの全ての作業を自らおこなうことで、かかる費用を安く抑えられます。ただし、残された品が膨大な場合や心の整理ができない場合では、作業時間が長くなってしまう可能性があります。

業者に頼む遺品整理

遺品の取り扱いに慣れている専門業者に依頼すれば、時間の節約はもちろん、体だけでなく心の負担を軽くすることができます。しかし、かかる費用や具体的なサービス内容、遺品の取り扱いや供養の仕方は企業によって異なるため、業者選びが重要です。

遺品整理の料金相場

遺品整理の専門業者に作業を依頼するとしても、相場を知らなければ比べることができません。ここではまず、自分たちでおこなう場合と遺品整理業者に依頼する場合にかかる平均的な費用とそれぞれの内訳を紹介しましょう。

自分でする場合の費用相場は1~10万円

自分でする遺品整理には、次のような費用がかかります。

  • 粗大ごみ処理手数料
  • 家電リサイクル料
  • 供養料
  • トラックのレンタル料
  • 交通費や宿泊費

上記の項目などには、一般的に1~10万円程度の費用がかかると言われています。自治体によって粗大ごみの処理手数料が異なるため、かかる費用が変わります。家電リサイクル料も同様に、メーカーや家電の大きさによって異なります。さらに、自分で粗大ごみや家電を処理場などに持ち込む場合は、トラックのレンタル料が必要です。

<実家が遠方にある場合は交通費も必要>

実家が遠方にある場合は交通費だけでなく食費、場合によっては宿泊費もかかります。また、限られたスケジュールの中で作業をするケースでは、不用品回収業者にゴミ処理を依頼する費用が必要になることもあります。その他にも、遺品に宿っている魂を抜く「遺品供養」を希望する場合は、供養料が必要となります。

業者に依頼する場合の費用はケースバイケース

遺品整理業者が提示する料金は、間取りや広さが費用の目安になることがほとんどです。平均的な相場金額は以下の表のとおりですが、実際の費用にはさらに幅が生まれます。

間取り作業時間(目安)費用相場
1R・1K1~3時間30,000~80,000円
1DK~1LDK2~6時間55,000~200,000円
2DK~2LDK2~8時間90,000~450,000円
3DK~3LDK4~12時間150,000~400,000円
4LDK以上6~15時間250,000~500,000円

<実際にかかる費用は料金表から変化する>

遺品整理業者がホームページなどに掲載しているのは、最低価格の料金表です。実際は、処分する家財の内容や物量、清掃などにどの程度のサービスが必要になるかで費用の総額が変わります。また、季節やエレベーター、駐車スペースの有無によって作業効率が変わる場合や、荷物の量が多くても買取品が少ない場合は、料金が高くなる可能性があります。

<業者によっても料金が違う>

同じ作業内容の遺品整理であっても、業者によって料金が異なるケースがあります。自治体によって廃棄物を処理する際にかかる費用が違うことにより、業者に支払う料金が異なるケースは少なくありません。また、広告を多く出している業者や中間業者が入っている場合も、料金を高く設定していることがあるようです。

料金に含まれる費用の内訳

遺品整理業者に支払う料金の主な内訳は、以下の3つに分けられます。

  • 人件費(作業費)
  • 運搬費・車両費
  • 物量

①物量

遺品整理で基本となるのが、物量です。整理や処分しなければならない荷物が多ければ多いほど、作業費や運搬費、処分料が増加します。逆に、回収する物量が少なければ作業時間も短くなり、廃棄物処理などに必要な処分料も少なくなるため、料金が安くなる可能性が高まります。

②運搬費・車両費

整理された遺品の内、故人の家に残すものと遺族などが引き取るもの以外は、トラックなどで運び出して処分することになります。そのため、保管場所や最終処分場まで運搬する費用が、運搬費や車両費としてかかります。見積もりの様式によっては、運搬費と車両費がそれぞれ別項目に分かれて表示される場合もあります。

③人件費(作業費)

人件費には、原則として片付け、梱包、撤去などの基本的な作業費が含まれます。一般的な遺品整理の現場では、1部屋を1名の作業員が担当し、その他に搬出係と積み込み・車両監視係がそれぞれ1名ずつ配置されます。ただし、荷物の量や状況によっては、人員が増減することもあります。

オプション費用が必要になることも

状況に応じて、オプションとしてハウスクリーニングや物置の撤去などの作業を追加する必要があります。オプションの費用は、内容やそれぞれの業者によって異なりますが、下記の表にあるもの以外にも、エアコンの取り外し、石やレンガの撤去、壁紙の張り替え、害虫駆除など専門的な技術を要する作業はもちろん、車の廃車手続きや遺品供養やお焚き上げなどをしてくれる業者もあるので、便利に利用すれば時間や手間を省くこともできます。

<孤独死の場合は特殊清掃が必要>

孤独死などで部屋を汚してしまった場合は、死体があった汚染箇所の除去や死臭の消臭、部屋全体を除菌する「特殊清掃」が必要になる可能性があります。

オプション費用の相場
ハウスクリーニング1~3万円(1部屋)
物置の撤去1~5万円(1つ)
特殊清掃6万円~内容によって異なる(1部屋)

遺品整理にかかる費用を安く抑えるコツ

業者に遺品整理を頼む場合は、工夫次第で料金や費用を安く抑えることも可能です。この項目では、遺品整理の費用をできるだけ安く抑えるコツを紹介します。自分たちの状況を踏まえて、できることから実行してみると良いでしょう。

できるだけ自分で整理をしておく

先述のとおり、遺品整理の料金は家や部屋の数や広さだけでなく、物量によっても決まります。すなわち、事前にできるだけ遺品の分類を済ませて量を減らしておけば、業者に支払う料金を減らせる可能性が高まります。

また、思い出の品やアルバム、書類の確認や貴重品の分類を併せておこなえば、「形見分け」や「供養」が同時におこなえます。故人を思いやれることで気持ちの整理がつくとともに、遺品を処分することへの罪悪感を減らすことができるでしょう。

買取・売却サービスを賢く利用する

遺品整理の専門業者が不用品の一部を買い取り、作業料金から割り引いてくれることがあります。しかし、正確な査定を期待するのは難しく、ものによってはリサイクルショップや買い取り専門店に持ち込んだ方が高値がつくケースがあります。

特に、高級家具や着物、美術品や絵画、切手などのコレクション品、携帯電話などは高値で売れる可能性を期待できるので、それぞれのプロに正確な料金査定をお願いすることをおすすめします。

複数の業者に相見積もりをとる

遺品整理の料金は、業者によって異なります。業者間の料金やサービスを比較するためにも、3社を目安に相見積もりをとりましょう。場合によっては、10万円程度の差が出てくることもあります。また、不用品の処分費用を後から別料金として請求されるケースも見られるため、処分料が見積もりに含まれているかどうかは必ず確認しておきましょう。

相見積もりを依頼するときに下記のようなポイントも併せて比較しておくことで、業者とのトラブルを避けられます。

  • 電話やメールの対応、言葉遣いが丁寧か
  • 訪問見積もり時の服装や車内は清潔か
  • 見積り書を紙もしくはデータで提示してくれるか
  • 依頼者の不安や疑問を解決してくれるか

遺品整理を依頼する際の注意点

残念ながら近年は、悪質な遺品整理業者による契約トラブルが増えていると、政府が注意喚起しています。そのような業者とのトラブルを回避するためには、以下の点に注意しながら、安心できる事業者を選ぶことが大切です。

必ず見積書をもらうこと

遺品整理の料金は、同じ部屋数と広さで同じ業者にお願いしても、荷物の量や現場の作業状況によって料金が変わるケースがほとんどです。実際にかかる正確な料金を把握するためにも、訪問見積もりをしてもらいましょう。

見積書は、総額だけでなく内訳についても細かくチェックすることが大切です。契約トラブルを避けるためには、キャンセル料やオプションについては口頭ではなく、必ず見積書や契約書に記載してもらいましょう。

料金が安すぎる業者には注意しよう

安すぎる料金を提示してくる業者は、悪徳業者の可能性が高いです。また、訪問見積もりをせず、電話やメールで済ませようとする業者にも要注意。後から高額な追加料金を請求してくる可能性があります。

作業員を極端に減らしてくる場合は、作業が雑になり、時間が延長してしまうケースがあります。さらに問題なのは、不法投棄をする業者です。不法投棄が判明したら投棄した業者ではなく、所有者である依頼者本人に責任が追及されてしまいます。

遺品整理士が在籍する業者を選ぶと安心

遺品整理士が所属しているかどうかは、業者選びの重要なポイントです。遺品整理士が所属する業者は、契約後のクレームの有無や適切な廃棄物処理がおこなわれているかなどのチェックを定期的に受けているので安心です。

また、遺品整理士は遺品整理のノウハウと多くの知識を身につけているため、故人や遺族に寄り添った、スムーズかつ丁寧な作業をおこなってくれます。

費用がオーバーしたらローンの利用も検討しよう

自分たちだけで遺品整理をする場合は、実際に作業を始めてから難しさに気づくことがあります。また、想像以上に遺品の量が多い場合は、予算をオーバーしてしまうケースも少なくありません。

遺品整理にはローンを利用することができます。遺品整理をスムーズにおこなうためにも、ローンを賢く利用することも検討してみましょう。

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遺品整理がつらい場合は業者を活用しよう

本来の遺品整理は、相続人全員でおこなうもの。しかし、実質的な時間や労力においてはもちろん、遺族の心にのしかかる負担が大きすぎて遺品整理をおこなうことを難しく感じてしまうケースは決して少なくありません。そんなときは、遺品整理業者へ依頼するのがおすすめです。まずは、悔いの残らないよう家族や親族としっかりと話し合い、気持ちの良い遺品整理をおこないましょう。


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