この記事の目的:顔の美容整形に関する費用と制度を整理する一般情報です。診断や治療方針の決定に代わるものではありません。治療の適応、効果、リスク、個別の費用は担当医にご相談ください。情報確認日:2026年9月9日。
顔の美容整形の料金は、部位だけでなく術式、片側・両側、薬剤量、麻酔、追加処置、術後の診察によって変わります。広告の最安値を総額と考えず、希望する施術と見積りの範囲をそろえて比較しましょう。切らない施術も医療行為であり、費用以外のリスクを確認する必要があります。

目次
以下はあさひ美容外科の料金表(2026年1月22日改定、9月9日確認)からの掲載例です。同じ名称でも医院により術式や含まれる費用が異なり、この表は施術の推奨や全国平均を示すものではありません。麻酔・検査・薬・再診等を含む最終見積りは個別に確認してください。
| 部位・施術 | 掲載料金(税込) | 比較単位 |
|---|---|---|
| 二重・埋没法2点留め | 55,000円 | 両目 |
| 二重・切開法 | 330,000円 | 両目、追加処置は別項目 |
| 目頭切開 | 275,000円 | 両目 |
| 鼻のシリコンプロテーゼ | 330,000円 | 掲載施術1件 |
| 小鼻縮小 | 330,000円 | 掲載施術1件 |
| 鼻尖形成 | 550,000円 | 掲載施術1件 |
| 脂肪吸引・頬左右 | 330,000~660,000円 | 両頬 |
| エラ削り | 880,000円 | 両エラ |
| 糸によるハイパーリフト | 55,000円 | 糸1本 |
| フェイスリフト | 1,100,000円 | 頬+顎 |
出典:あさひ美容外科・料金一覧。特に「糸1本」「薬剤1cc」「1部位」は顔全体の総額ではありません。本数や量が増えた場合の料金、同時施術の要否、追加を断った場合の選択肢を確認しましょう。

二重の埋没法は糸を用い、切開法は皮膚を切開する方法です。まぶたの状態や希望する形に応じて適応が異なります。埋没法でも腫れや内出血、左右差、糸の問題、後戻りなどがあり、糸を取れば必ず完全に元へ戻るとは限りません。切開法も傷痕や仕上がりの差、修正の難しさを確認する必要があります。
目頭・目尻の切開、眉下の皮膚切除、目の下の脂肪除去は、それぞれ対象の組織や目的が異なります。「二重と一緒に必要」「脂肪を取ればどのクマも改善」とは判断せず、医師から自分の状態と代替方法の説明を受けてください。

鼻の形成には注入、プロテーゼ、軟骨を使う手術、小鼻の切除などがあります。「医療用シリコンなので無害」「注射なので副作用の心配が少ない」と一括りにはできません。注入治療には血管閉塞による皮膚障害や視覚障害など、手術には感染、傷痕、形の変化や再手術などのリスクがあります。
製品名、国内承認の有無と承認された使い方、注入量、異常時の対応を確認しましょう。小鼻を小さくする目的の脂肪溶解注射についても、薬剤や適応を確かめずに効果を保証することはできません。参考:関連学会「美容医療診療指針・令和3年度改訂版」。

脂肪吸引・脂肪除去、骨の手術、糸リフト、切開リフトは対象が異なります。脂肪を減らすと必ず若々しくなるわけではなく、取り過ぎによるくぼみ、左右差、感覚の変化なども検討が必要です。骨の手術では麻酔、出血、神経への影響、入院・回復期間も確認します。
効果の持続期間は施術内容や個人差があり、糸なら必ず半年、切開なら必ず10年という保証はありません。再施術を自動的な前提にせず、経過を診察したうえで必要性を相談してください。
HIFU(ハイフ)について、厚生労働省は2024年6月、人体に照射して細胞に熱凝固を起こさせ得る施術は医師が行うべき行為で、医療提供施設で実施する旨を通知しています。熱傷や神経障害などのリスクがあり、エステ等で手軽に受ける美容サービスと捉えないでください。出典:厚生労働省・HIFU施術に関する通知。
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 医師の説明 | 効果の限界、合併症、代替案、受けない場合 |
| 総額 | 施術、麻酔、検査、薬、再診、交通・宿泊、休業の負担 |
| 追加費用 | 修正・再施術・抜去、保証対象と対象外 |
| 契約 | 予約金、キャンセル・解約、返金期限、モニター条件 |
「今日なら安い」という理由で当日契約を決めず、見積りと説明を持ち帰って検討します。一定の美容医療契約では、期間が1か月を超え総額5万円を超えるなどの要件を満たすと、クーリング・オフや中途解約の対象になります。すべての手術契約が対象ではありません。相談先は消費者ホットライン188です。
出典:厚生労働省・美容医療を受ける前の確認事項、消費者庁・特定継続的役務提供。

美容目的の整形費用は通常自費で、医療費控除の対象外です。機能障害等の治療と美容目的は区別して医師に確認してください。分割払いでは頭金、金利・手数料、回数、総支払額を確認し、審査が通った上限まで借りないことが大切です。
医院提携ローンが必ず審査に通りやすい、銀行なら必ず低金利という共通ルールはありません。クラウドローンなどで比較する場合も、目的の施術が対象かと最終条件を確かめます。治療と家計の両方に納得できることを判断基準にしましょう。参考:国税庁・医療費控除の対象となる医療費。
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美容整形の普及に伴い、費用やリスクに対する懸念が高まっています。特に顔の施術は人気がありますが、クリニックによって費用が異なるため、適正価格を見極める必要があります。一方で、手術費用の支払い方法も重要です。現金やクレジットカード、医療ローンなどが選択肢ですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。手数料がかからない現金払いや、手軽に利用できるクレジットカード払い、金利が低めの医療ローンなど、自身の状況やニーズに合わせて最適な方法を選ぶことが重要です。美容整形の費用や支払い方法に関する情報を総合的に把握し、安心して施術を受けるための準備を整えましょう。