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外壁塗装の坪数ごとの費用相場と内訳 費用を安く抑える方法や助成金も紹介

住まいのリフォームのひとつである外壁塗装。外観の美しさを取り戻すのは気持ちの良いものです。外壁塗装は、美観を保つだけでなく、建物の劣化を遅らせ住宅を長持ちさせるために必要不可欠なリフォームです。一般的に10年を経過した建物は、外壁塗装を検討しはじめる時期だと言われています。今回は、住宅塗装の費用について、内訳と坪数ごとの相場から解説。さらに、事前に知っておきたい安く抑えるためのポイント、支払方法からリフォームローンの効率的な探し方についても紹介します。

【坪数別】外壁塗装の費用相場

戸建て住宅の外壁塗装にかかる費用は延坪数で変わります。延坪数とは、建物の各階の床面積を合計した坪数のこと。例えば1階2階ともに15坪の住宅の場合、延坪数は30坪となります。

延坪数塗装面積費用相場
20坪79㎡40~90万円程度
30坪119㎡60~100万円程度
40坪158㎡80~130万円程度
50坪198㎡100~160万円程度
60坪238㎡110~200万円程度
70坪277㎡140~230万円程度
80坪317㎡160~250万円程度

外壁の面積は一般的に、住宅の延床面積に1.2をかけた数値と言われています。1坪を3.3㎡として計算した場合、延坪面積30坪の住宅の塗装面積は、以下の式で求められます。

延床面積:30坪×3.3=約99㎡
塗装面積:66㎡×1.2=約119㎡

一般的な戸建て住宅の延坪面積は30坪ほどなので外壁塗装の費用としては最低でも60万円程度です。

外壁塗装費用の内訳

見積書を比較する際に、より具体的に検討するためにも費用の内訳を把握しておく必要があります。ここでは、一般的に外壁塗装にかかる費用の内訳を材料費、足場代、人件費、諸費用の4つにわけて詳しく解説していきます。

外壁塗装費用①材料費

材料費には、塗料はもちろんのこと、塗料の飛散を防ぐ養生シートや飛散防止ネット、壁の隙間を充填するシーリング材、ローラーや刷毛といった道具など、外壁塗装に必要なすべての材料にかかる費用が含まれます。金額を大きく左右するのは、選ぶ塗料の種類やグレードです。値段の安いアクリル塗料から密着性に優れたウレタン塗料、耐用年数が長いラジカル塗料など各種の塗料があるので、専門業者と相談のうえ、最適の塗料を選びましょう。この材料費で、費用全体の約20%程度を占めます。

外壁塗装費用②足場代

塗装作業中の職人の作業場を確保したり、シートを張って塗料が飛散するのを防いだりする目的で、住宅の周囲に足場を仮設します。この足場は、外壁を取り囲むのに少しゆとりをもたせるため、外壁面積の1.3倍程度必要とされています。

足場費用の計算式

足場の面積(外壁面積 × 1.3)×単価 = 足場の費用

足場の単価は1㎡あたり約600~800円、飛散防止シートの単価は1㎡あたり約100~200円なので、これらを足すと30坪の住宅では9~13万円程度必要なことがわかります。この足場代で、費用全体の約20%程度を占めます。

外壁塗装費用③人件費

塗装作業を行う職人のほか、外壁塗装工事に関わる全ての人の労働に対して支払われる費用です。外壁塗装工事では、塗装だけでなく飛散防止ネット張りや高圧洗浄など、様々な工程があり、その全てに人件費はかかります。また、経験豊富なベテラン人材が多いほど人件費は高くなる傾向があります。人件費が全体に占める割合は、一般的には約30%なので、30坪の場合18~30万円程度になります。

外壁塗装費用④諸費用

諸費用には、職人の交通費や、工事のための事務手数料など、現場管理に必要な費用が含まれます。それ以外にも、工事の際に出た廃材を処理する費用や業者の利益もここに含まれ、全体の費用の約30%が相場と言われています。

外壁塗装費用に使える助成金は補助金はある?

外壁塗装工事を行うと、お住まいの自治体によっては、「省エネ住宅改修補助金」や一般的な「住宅リフォーム資金助成」といった補助金や補助金が支給される場合があります。例えば「省エネ住宅改修補助金」とは、断熱性や遮熱性のある塗料を使うことで夏場の冷房代を抑え、地球温暖化の防止に繋げることを目的とした補助金です。

ただし、全ての地域にこうした制度があるわけではありません。制度があっても、予算や期限といった支給の条件は自治体によって異なるため、細かい規定を事前に確認しておくことが大切です。また、補助金を受け取るには工事が始まる前に申請する必要があるので、注意が必要です。

自然災害が原因の外壁塗装費用なら火災保険が使えることも

加入している住宅火災保険の種類によっては、外壁塗装工事に活用できる場合もあります。
一般的な「住宅火災保険」では、火事などの事故だけでなく、補償範囲に落雷・爆発・強風・雹・雪災による被害が含まれます。さらに補償範囲が広い「住宅総合保険」では、住宅火災保険の補償範囲以外にも、集中豪雨などによる水害や自動車などの衝突、盗難被害による外壁への損害も補償範囲になる場合もあります。
ただし、いずれの保険でも経年や老朽による劣化は適用されません。突発的な外壁の損傷を受けたときは、必ず加入している火災保険の証券で契約内容を確認しましょう。

外壁塗装の費用を安く抑えるポイント

外壁塗装には安くても数十万以上かかることがわかってきました。ここからは、できるだけ予算内で希望する工事を実施するために、費用を安く抑えるためのコツについて解説していきます。

外壁塗装費用を抑えるポイント①複数の業者に相見積もりをとる

複数の業者に見積もりを依頼することは、費用を節約するために大切なことです。複数の見積書を比較することで、提示された価格が適正かどうか判断することができるようになります。見積書には費用内訳が項目ごとに細かく記載されているかも確認しましょう。業者選びで最も注意すべきは、信頼性できる業者を選ぶことです。なかには、相場以上の価格を提示してくる悪徳な業者もいます。口コミや評価も確認しながら、見積書の内容確認、気になることは事前に相談して解決しておくことが重要ポイントです。複数の業者に見積もりを依頼するなかでコミュニケーションを重ね、安心して信頼できる業者を選定しましょう。

外壁塗装費用を抑えるポイント②冬や夏に塗装を依頼する

外壁塗装工事の費用を抑える方法として、閑散期に工事を行うのが効果的です。繁忙期に比べて職人の手が空いており、割引価格が設定されていることが多いため、費用を安く抑えられる可能性があります。塗装工事の繁忙期はやはり春と秋で、閑散期は夏と冬です。外壁塗装は気候に左右される作業ですが、近年の塗料の品質向上により、適切な気候条件が整っていればいつでも行えるようになりました。夏は作業時間が長く取れますが、塗料の匂いや夕立による中断のリスクがあります。冬は日の入りが早く作業時間が短縮されるうえ、地域によっては積雪で工事が難しいこともあります。しかし、天候の変化が少ないので作業スケジュールが組みやすく、湿度が低いので塗装が乾燥しやすいというメリットもあります。費用を抑えるには、業者と相談して最適な時期を選ぶことも大切です。

外壁塗装費用を抑えるポイント③劣化がひどくなる前に依頼する

外壁塗装工事は、10年を目安に行うべきと言われるのにも理由があり、劣化を放置しておくと、外壁の状況によってはかえって補修費用が増える可能性があるからです。塗膜には、雨や紫外線から住宅を守る役割があり、劣化を放置して防水性能が低下すれば、住宅そのものの寿命にも影響します。

塗装工事を検討すべきかどうかのチェック項目としては、チョーキング、クラック、カビの発生などで判断できます。チョーキングとは、塗料が粉状になり、外壁を指で触れたときに白い粉がつく状態のことです。クラックはひび割れのことで、ここから水が侵入して下地材の腐食を引き起こす可能性もあります。外壁のカビも水分を含み、外壁塗料の劣化を招くサインなので、早めの洗浄と塗装が必要です。このような劣化が見られる場合は、結果的に余計な負担をかけないためにも、早めの対応をおすすめします。

外壁塗装費用を抑えるポイント④屋根塗装と同時におこなう

実は、多くの人が外壁塗装と屋根塗装を同時にしています。一度にかかる金額は高くなるものの、別々に工事をする場合よりも安くなるメリットがあるからです。実際、外壁塗装を検討するタイミングで屋根塗装も必要な時期になっているケースは多いです。一度に両方塗装をすることで、現在の屋根の色に合うよう外壁の色を選ぶ必要がなく、色の選択肢が広がります。また、コスト面で大幅に節約できるのが足場代です。上記の費用内訳でも解説したとおり、足場代は工事費用の20%を占めます。この足場代は屋根塗装のみの工事でも必要になるため、兼用できる同時工事はコストを抑えることができるのです。

外壁塗装費用の支払方法

費用を安く抑えるポイントを押さえても、やはりまとまったお金が必要になる外壁塗装。一括払いでは準備できそうにない、という場合でもいくつかの支払方法があります。以下で、その費用の支払方法をみていきましょう。

外壁塗装費用の支払方法①現金

現金での支払い方法として最も一般的なのは、工事が完了した後に一括で代金を支払う方法です。依頼者は工事が終わってから支払うので、代金を持ち逃げされる心配がなく、安心して依頼できます。別の方法として、工事の前と後で2回に分けて支払うケースや、工事前、途中、後の3回に分けて支払うケースもありますが、3回払いは通常、大規模な工事で費用が高額になる場合に限られます。信頼のおける業者は、通常は着工前に一括請求をすることはありません。業者を選ぶ際には、支払方法にも十分な注意が必要です。

外壁塗装費用の支払方法②クレジットカード

近年ではクレジットカードの支払いに対応する業者も増えています。しかし、全ての業者が対応している訳ではないので、希望があれば見積もりの時に伝えておきましょう。クレジットカードを利用するメリットとしては、決済が簡単なことや、カード会社からポイントが付与されることなどが挙げられます。また、支払金額が高額になるため、カードの限度額を超えてしまう場合は、一時的に限度額を上げる必要があります。

外壁塗装費用の支払方法③リフォームローン

まとまったお金が用意できない場合、リフォームローンを組むことができます。リフォームローンとは用途をリフォームに特化したローンで、外壁塗装費用でも組むことができます。フリーローンやカードローンなどに比べて金利は低めに設定されています。住宅ローンとの違いは、借入限度額が低く、借入期間も短いこと、そして無担保でも利用できる場合がある点です。

リフォームローンには、銀行が提供するものと、リフォーム業者が提携する信販会社が提供するものがあります。銀行のローンは自分で借入先を見つける必要があり、審査は比較的厳しいものの金利は低めに設定されています。信販会社のリフォームローンはリフォーム業者を窓口にして利用できるため、手続きが簡単というメリットがあります。審査は比較的通りやすいですが、金利は銀行よりも高めです。

外壁塗装費用のリフォームローンはクラウドローンで探そう

まとまったお金が必要な外壁塗装。お金が溜まってからと後回しにしたばかりに、かえって修理代がかさむなどといったことのないよう、工事が必要と分かった時点でローンを組んで実施するのも長い目でみたら効率のよい方法です。自分に合ったより低金利なリフォームローンを探すなら、複数のプランを比較することが大切です。そこでおすすめなのが、クラウドローン。クラウドローンはお金を借りたい人と融資したい金融機関をつなぐ日本初の金融プラットフォームです。希望の借入条件を登録するだけで融資可能な金融機関のみを一覧化し、使えるリフォームローンを効率的に探せます。さらには、金融機関から直接プランの提案を受けることも可能です。全ての手続きがオンラインで完結するので、忙しくて来店の時間が作れない、という方にもおすすめです。

外壁塗装は費用相場を把握して信頼できる業者に依頼しよう

住宅の美観をとりもどし、建物の寿命を延ばしてくれる外壁塗装。塗料によっては、断熱・遮熱効果も期待できるなど日々の生活の質を向上させてくれます。同じ塗料だとしても依頼する業者によって見積もり金額も上下することが予想されます。かかる費用を大まかに知ったうえで、複数の業者から見積もりを取ることが大事なポイントです。自分に合った工事内容を吟味した結果、予算を超えてしまいそうなときは、リフォームローンも検討しながら、納得のいく工事にしましょう。


POINT

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