1. ホーム
  2. 事業性ローン

【2026-2027年版】デジタル化・AI導入補助金2026はいくら?枠の選び方と10/30・12/1締切、ツール代の先払い資金計画

デジタル化・AI導入補助金2026は、中小企業や小規模事業者がITツールやAIを導入する費用の一部を補助する制度です。2026年10月8日時点の公式情報で確認すると、通常枠・インボイス枠・セキュリティ対策推進枠の残りの締切は第6次が10月30日、第7次が12月1日(いずれも17時)です。

通常枠の補助額は5万円から450万円以下で、補助率は原則1/2以内となっています。インボイス枠(インボイス対応類型)は会計・受発注・決済のソフトが対象で、補助率は3/4以内(小規模事業者は4/5以内)からです。どの枠でも、交付決定の前に契約・発注・支払いをすると補助を受けられません。ツール代はいったん事業者が支払い、実績報告と確定検査を経てから補助金が交付されます。申請前にこの立て替え資金を手当てしておく必要があります。

旧IT導入補助金との関係と対象者

そのローン、借りる前に比べよう。金利と期間を変えて月々の返済・総支払額を比較。無料・登録不要のシミュレーターを使う。

中小企業庁は、令和7年度補正予算事業から「デジタル化・AI導入補助金(旧:IT導入補助金)」へ名称を変更したと公表しています。申請先の事務局サイトも、IT導入補助金2025以前の案内を過年度分として分けて掲載しています。

対象は、日本国内で事業を営む中小企業・小規模事業者等です。製造業なら資本金3億円以下または従業員300人以下、小売業なら資本金5千万円以下または従業員50人以下など、業種ごとに基準があります。個人事業主も対象です。申請には次の準備が要件になっています。

  • GビズIDプライムの取得(発行までおおむね2週間)
  • IPAの「SECURITY ACTION」で一つ星か二つ星を宣言(アカウントID発行までおおむね2〜3日)
  • 事務局に登録されたIT導入支援事業者との共同での申請

申請者が自由に選んだ製品を後から申請することはできません。補助対象は、IT導入支援事業者が事前に登録したITツールに限られます。申請マイページへの招待もIT導入支援事業者から届きます。そのため、最初の一歩は支援事業者探しです。

枠ごとの補助額・補助率と選び方

4つの枠の違いを公募要領から整理すると、次のとおりです。

枠・類型補助額補助率主な対象経費
通常枠5万円〜150万円未満(1プロセス以上)
150万円〜450万円以下(4プロセス以上)
1/2以内(最低賃金近傍の従業員が一定割合いる場合は2/3以内)ソフトウェア購入費、クラウド利用費(最大2年分)、導入関連費
インボイス枠(インボイス対応類型)ソフト等は下限なし〜350万円(1機能なら上限50万円)
PC・タブレット等〜10万円、レジ・券売機〜20万円
補助額50万円以下の部分は3/4以内(小規模事業者4/5以内)、50万円超の部分は2/3以内。ハードウェアは1/2以内会計・受発注・決済ソフト、クラウド利用費(最大2年分)、ハードウェア、導入関連費
インボイス枠(電子取引類型)下限なし〜350万円中小企業・小規模事業者等は2/3以内、その他は1/2以内取引先に無償でアカウントを発行できる受発注システムのクラウド利用費(最大2年分)
セキュリティ対策推進枠5万円〜150万円中小企業1/2以内、小規模事業者2/3以内「サイバーセキュリティお助け隊サービス」の利用料(最大2年分)

選び方の軸は、導入したいソフトの機能です。会計・受発注・決済のいずれかが中心なら、補助率の高いインボイス対応類型が候補になります。表の4つの枠のうち、PCやPOSレジなどのハードウェアも対象になるのはこの類型です。顧客管理や勤怠、在庫など幅広い業務を効率化したい場合は通常枠です。通常枠でハードウェアは対象になっていません。

通常枠の申請は1事業者につき1回までです。ただし、インボイス枠やセキュリティ対策推進枠との併願はできます。IT導入補助金2025の通常枠で交付決定を受けた事業者は、その交付決定日から12か月以内は通常枠に申請できません。複数者連携デジタル化・AI導入枠は、商店街などの複数事業者がまとまって申請する枠で、第3次の締切が10月30日です。

補助金申請額が150万円以上の通常枠では、賃上げ計画の策定と従業員への表明が必須です。目標を達成できなかった場合は、補助金の返還を求められることがあります。過去にIT導入補助金の交付決定を受けた事業者は、150万円未満でも給与の伸び率要件が課されます。

10月30日と12月1日から逆算した準備

事務局が公表しているスケジュールは次のとおりです。第8次以降の日程は、10月8日時点では掲載されていません。

締切回締切日交付決定日事業実施・実績報告の期限
第6次(複数者連携枠は第3次)2026年10月30日(金)17時2026年12月10日(予定)2027年5月31日(予定)
第7次(通常枠・インボイス枠・セキュリティ枠)2026年12月1日(火)17時2027年1月19日(予定)2027年7月30日(予定)

10月8日の時点でGビズIDプライムを持っていない場合、発行に約2週間かかります。今日申請しても届くのは10月下旬の見込みです。そこから支援事業者と事業計画を固めて申請するので、第6次は余裕がありません。IDがまだない事業者は、第7次の12月1日を目標にするのが現実的です。

逆算の手順は次の順です。まずGビズIDプライムとSECURITY ACTIONの手続きを今週中に始めてください。並行して、ITツール検索で候補の支援事業者と製品を探し、見積もりを取ります。11月中旬までに申請マイページの招待を受け、必要書類をそろえます。法人なら履歴事項全部証明書(発行から3か月以内)、法人税の納税証明書、直近の決算書が必要です。締切当日はアクセスが集中するため、数日前の提出を目安にしてください。

交付決定後は、契約・発注、納品、請求・支払いの順に進めます。契約より先に納品や支払いがあると、補助金を受けられなくなる場合があります。実績報告の期限までに、すべてのツールの支払いと利用開始を終えておかなければなりません。

ツール代を先払いする資金計画

通常枠を例に、手元から出ていくお金を計算します。前提は仮定の数字です。

仮定として、クラウド型の販売管理ソフト2年分を160万円、導入設定・研修を40万円とします。補助対象経費は税抜200万円です。補助額は200万円×1/2=100万円で、1プロセス以上の区分の上限(150万円未満)に収まります。消費税は補助対象外なので、支払額は200万円+消費税20万円=220万円です。補助金100万円が入るまでは、220万円を全額立て替えることになります。補助金の入金後の実質負担は120万円です。

クラウド利用料を2年分補助の対象にするには、交付決定の時点で利用年数を2年としておく必要があります。2年分の代金は実績報告までに支払いを終えます。支払い方法は銀行振込かクレジットカードの1回払いに限られ、分割払いやリボ払いは認められません。支払元は補助事業者本人の口座である必要があり、現金払いも不可です。

補助金は、実績報告の後に事務局の確定検査と補助金確定内容の承認を経て交付されます。事務局のマニュアルでは、交付は補助金額確定から約1か月程度とされています。今回確認した公募要領では、概算払いの記載は見当たりませんでした。第7次で採択された場合、支払いは交付決定予定日の2027年1月19日以降になります。入金は早くても春以降と見込んで、資金計画を立ててください。

立て替え資金が足りない場合の選択肢は3つです。自己資金で賄えるか、支援事業者と請求時期を調整できるか、日本政策金融公庫や取引金融機関の事業性融資を使うかを比べます。補助金の採択は融資の審査結果を保証するものではありません。融資を使う場合は、交付決定通知や見積書をそろえて早めに相談してください。審査で見られる点は審査の準備と資金調達の比較方法で整理しています。複数の金融機関を比べたい場合は、Tasukariのようなマッチングサービスも選択肢になります。

不交付・返還につながりやすい点

交付決定前の契約や支払い、事業者名義以外の口座からの支払いは、補助金を受けられない典型例です。支援事業者からのキャッシュバックやポイント還元で実質負担を減らす行為は、不正として交付決定の取消し対象になります。請求書で合計額から一括値引きすることも認められていません。

導入後も3年間の効果報告があります。ツールを途中で解約すると辞退扱いになり、補助金の返還が必要になる場合があります。関係書類は、事業完了年度の終了後5年間保管してください。

2027年度の募集は確認待ち

表にある2027年の日付は、2026年度事業の実施期限と交付決定の予定です。2027年度の新しい公募要領や予算は、2026年10月8日時点で未公表です。来年も同じ枠や補助率で募集されるかは確認待ちなので、事務局サイトの公表を確認してください。今年度中に導入したい場合は、12月1日の第7次が判明している最後の締切です。

補助金の入金までのつなぎ資金を検討している方は、Tasukariで金融機関を比較する方法もあります。TasukariはCrowdLoanが運営する、法人・個人事業主向けの金融機関マッチングサービスです。売上500万〜3億円規模の小規模事業者を主な対象とし、複数の金融機関から届く提案を比較できます。事前審査で借りられる見込みもわかります。ただし、融資の可否や金利、提案の数を保証するものではありません。

出典・確認先


POINT

「どの銀行が融資をしてくれるか分からない」をクラウドローンが解決

クラウドローン(https://crowdloan.jp/)は、個人が銀行から低金利でマイカーローン、教育ローンなどの融資を受けられる国内唯一のプラットフォームです。
融資の目的や時期、金額などをクラウドローンに登録すると、各銀行が融資可能な金額や金利のプランの直接提案してくれます。時間と労力をかけずに複数の銀行からより条件のよい融資を見つけることができます。

詳しくはこちら

関連記事

事業性ローン
【2026-2027年版】省エネ補助金(省エネ・非化石転換補助金)はいつ?空調・照明更新で選ぶ型と補助率、4次公募10月30日締切
2026年10月8日時点の公式情報で確認。SIIの省エネ・非化石転換補助金は4次公募を10月30日17時必着で受付中です。空調・照明・冷凍冷蔵の更新で検討する設備単位型の補助率1/3、交付決定前の発注不可、精算払いまでの立替資金と計算例を解説します。
事業性ローン
【2026-2027年版】人材開発支援助成金の選び方|令和8年度の助成率・計画届の期限と計算例
人材開発支援助成金の令和8年度のコースの選び方、中小企業の助成率と上限、計画届と支給申請の期限、研修費と賃金助成の計算例、不支給になりやすい例を、2026年10月8日時点の厚生労働省の公式資料で整理します。2027年度の扱いも解説。
事業性ローン
【2026-2027年版】キャリアアップ助成金の正社員化コースはいくら・いつ入金?令和8年度の支給額と申請の流れ
キャリアアップ助成金の正社員化コースは中小企業で1人最大80万円(40万円×2期)。令和8年度の支給額、改正点、申請期間、入金までの人件費増の計算例を2026年10月8日時点の公式情報で確認しました。

クラウドローンとは

“借りたい”を登録して
お得な提案を待つだけ

融資をしたい銀行から、直接プラン提案を受けることで、
資金を必要としている一人でも多くの人に、融資の機会を提供します。

3分でお借り入れ額がわかる
無料診断してみる

OUR SERVICES

暮らしにも、事業にも。
あなたに合う資金の選択肢を。